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絶対行きたい!「新江ノ島水族館」を徹底レポ イルカショー&ふれあい&深海生物も

「新江ノ島水族館」は、「えのすい」の通称で知られる湘南を代表する観光スポット。多彩なショーや個性的な水槽展示が魅力で、親子のおでかけ先としても人気があります。

今回は、「新江ノ島水族館」の見どころをわかりやすく紹介します!

※新型コロナウイルスの影響で、一部エリアやイベントが休止中の場合があります。また、急遽営業中止になったり、料金体系や営業時間、利用エリアなどを変更・制限される場合があります。必ず公式サイトを確認してからおでかけしましょう

もくじ

「新江ノ島水族館」とは?

新江ノ島水族館は、世界的にも有数の海洋生物が暮らす相模湾沿いにある水族館です。100種2万匹の魚たちが泳ぐ大水槽をはじめ、アシカやイルカのショー、館内で繁殖したクラゲが舞うクラゲファンタジーホールなど、さまざまな見どころがあります。

最寄りの小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」から、子供連れでも徒歩10分弱でアクセスできる立地も魅力です。

イルカからクラゲまで、多彩なショーに驚き!

「えのすい」のショーは、入場者はすべて無料で見られます。どれも10〜15分ほどの短時間なので、小さな子供でもグズらずに楽しめますよ。

「えのすいトリーター(treater)」と呼ばれる飼育担当者が、生き物たちと仲良くふれあったり、自然での行動を解説してくれたりして、魅力を伝えてくれるのも特徴です。

イルカショー「きずな/kizuna」

江の島と富士山をバックに繰り広げられるイルカショー「きずな/kizuna」。トリーターを吻(ふん。目より前の部分のこと)先に乗せてジャンプしたり、複数のイルカが同時にジャンプしたりと大迫力のショーが展開! 世界でも希少な飼育下4世代目や5世代目のバンドウイルカも登場します。

プールと観客の距離が近いのも魅力で、最前列から4列目までの席は濡れる可能性大。ポンチョなどを忘れずに着て観覧しましょう。


ペンギンショー「ペングィーン!」

「ペングィーン!」は、フンボルトペンギンの生き生きとした姿が見られる約15分のショーです。ペンギンたちはトリーターを見ると一緒について回ったり、エサを見たら動き出したり、自由に遊んでいたり、ひたすら寝ていたりと個性豊か!

ペンギンたちは、普段プールでのんびり過ごしているので、トリーターがショーでペンギンと散歩したりエサをあげたりして、運動不足にならないようにしているそうですよ。

トリーターが装着しているカメラのライブ映像がモニターに表示されます。ペンギンがよちよち歩くかわいい姿に注目です。

写真は、エサの入ったボールをプールの中に入れたところです。ボールについているヒモをひっぱるとボールが2つに割れてエサが出る仕組み。ヒモを引っ張るペンギンと、ボールが割れてエサが出てくる瞬間を狙うペンギンの二手に分かれているのがわかります。

ペンギンたちの個性豊かな行動に、ショーが終わる頃にはファンになること間違いなしです。親子でお気に入りの1羽をぜひ見つけてください。

「うおゴコロ」

海洋生物の宝庫として世界的に知られる相模湾。その岩場や海底が再現したのが高さ9mの相模湾大水槽。約100種2万匹の魚が泳ぎ、約半数にあたる約8,000匹のマイワシの群れは圧巻です。

この相模湾大水槽で行われるダイビングショーの1つが「うおゴコロ」です。

「うおゴコロ」では、トリーターがネコザメ(愛称タマ)やイシガキダイ(愛称モノドン)などの魚とふれあいながら、それぞれの生態や性格まで詳しく教えてくれます。ちなみにマイワシは数が多すぎて、さすがのトリーターも「顔を見分けることができない」とのこと。

愛称がついている魚たちもトリーターになついているので、トリーターの動きに合わせて一緒に水中をくるくる回ります。

巨大な口と、よく見ると意外にかわいらしい目を持つウツボを抱っこして頬ずり…! トリーターの魚への愛情がよく伝わるショーです。

「フィンズ」

「フィンズ」は、相模湾大水槽で行われるもう1つのショー。水槽内のトリーターが、水中カメラを通して魚たちを紹介してくれます。

ライブ映像を見ながら子供たちの「小さくて細長い魚をよく見たい」「マイワシの群れに入ってみて!」といったリクエストに応えてくれるのもうれしいポイントです。

マイワシの群れに向かうダイバーのトリーター。ライブカメラの映像を見ていると自分も魚たちと泳いでいる気持ちになれます。

モニター上に映し出されるマイワシの群れは、水槽越しに見るのとまた違った迫力! 魚が食事するときの音が聞けるのも注目のポイントなので、ぜひ耳をすませて聞いてみてください。

「海月の宇宙(そら)」

クラゲファンタジーホールで開催されるショーが「海月の宇宙」です。ホール全体に3Dプロジェクションマッピングを使った映像が投影され、潜水艇で海を探検している気分が味わえるほか、クラゲの生態や飼育の歴史がわかる内容になっています。

ドーム状の天井部分もプロジェクションマッピングで映像が変化。水中に潜っていくにつれて、マイワシの群れやカメ、クラゲが泳ぐ様子が描かれます。

上映時間は10分ほど。夏は花火が上がるなど、季節に応じて内容が変わるので、何度見ても発見がありますよ。


イルカや海の生き物とふれあえる!

イルカをはじめとする海の生き物とのふれあいプログラムも多数用意されています。小さな子供が楽しめるものもあるので、ぜひ親子でチャレンジを! 有料のものと無料のものがあります。

イルカと握手

「イルカと握手」は、イルカがプールで横向きになって胸ビレを出してくれるので、プールの仕切り越しに握手できます。参加は4歳からOK。

近くで見るとイルカの意外な大きさに驚くことも。また、胸ビレの中の骨の感触やイルカの体温もじっくり感じてほしいポイントです。

参加費は1人500円で、各回先着30人。平日はイルカショースタジアムの売店、土日祝日は入場口を通って2Fに上がったウェルカムラウンジで参加チケットを購入できます。来場者が多い土日祝日は、入場したら最初に購入しておくのがおすすめです。

■イルカと握手
料金/1人500円
条件/4歳以上(8歳までは高校生以上の保護者が付添必須)
人数/各回先着30名
チケット販売/【平日】イルカショースタジアム最上段、【土日祝日】ウェルカムラウンジ

タッチプール

イルカショースタジアムの地下にあるタッチプールでは、ナマコやヒトデ、ヤドカリ、ネコザメなど、江の島の磯や相模湾の浅瀬に生息する生き物にさわれます。

写真の海藻のような物体は、ネコザメの卵。昆布やゴムに似た手触りで、この卵の中で約1年かけて成長していきます。らせん状の形になっているのは、海藻や岩の間に入って卵を固定するためだと考えられています。

低い位置にプールがあるので、子供でもタッチしやすくなっています。親子で一緒にさわって、感想を話すのもいいですね。

■タッチプール
料金/無料
条件/なし

ウミガメにタッチ

相模湾に回遊するアカウミガメやアオウミガメがのびのび泳ぐ「ウミガメの浜辺」では、土日祝日にウミガメにおやつをあげたり、甲羅にさわったりできる「ウミガメにタッチ」が楽しめます。トリーターによるわかりやすい解説が聞けるのも魅力で、所要時間は30分ほど。

4歳から体験でき、参加費は1人500円。各回先着20人まで参加できます。参加チケットはウェルカムラウンジで購入できます。

■ウミガメにタッチ
料金/1人500円
条件/4歳以上(8歳までは高校生以上の保護者が付添必須)
人数/各回先着20名
チケット販売/ウェルカムラウンジ
※土日祝日のみ開催

カピバラにごはん/さかなにごはん

「カピバラ 〜陽だまりの草原〜」エリアでは、「カピバラにごはん」と「さかなにごはん」という2つのエサやり体験が楽しめます。

カピバラへのエサやりは、トングでエサをあげるのでかまれる心配もなく、食べる様子をじっくり観察できますよ。参加費は1人300円です。10時と14時にエサを販売しています。

魚へのエサやりは、プールに撒くほか、エサを乗せた手をプールに入れる方法もあり、食べに寄ってくる魚とのふれあいが楽しめますよ(魚をつかまえるのはNG)。参加費は1人200円です。

■カピバラにごはん
料金:1人300円
条件:なし
※エサは10:00と14:00に販売。なくなり次第終了

■さかなにごはん
料金/1人200円
条件/なし
※エサがなくなり次第終了


シラスから深海魚まで、多彩な水槽展示!

相模湾の生態系を再現したユニークな展示が多い「相模湾ゾーン」や、癒されると人気の「クラゲファンタジーホール」、未知の世界に興味がわく「深海」など、親子で回るのにピッタリなおすすめ展示を紹介!

相模湾ゾーン

世界でも屈指の生物多様性を誇る相模湾をテーマにしたエリア。メインの相模湾大水槽以外にも、岩場や潮溜まり、干潟など、さまざまな環境を再現した展示が楽しめます。

低めに設置された水槽が多く、子供でも魚を観察しやすいのがうれしいポイント。入ってすぐのところには、ウツボや魚たちが寝床にいる様子が見られます。

なぜか1つの寝床に違う種類の魚(キヘリモンガラとゴンズイ)が同居…。こうした小さな発見が見つかるのも「えのすい」の魅力です。

相模湾大水槽にいるマイワシの群れをイメージしたフォトスポットもあります。ここでは「はい! イワシ!」の掛け声で撮影するのがルール。スタッフが撮った写真を購入できるほか、手持ちのカメラやスマホでも撮影してくれます。

多くの海藻がゆらゆらと揺れる岩礁水槽は、子供に人気の水槽です。海藻をすみ家とする魚などが見え、大人もその幻想的な風景にうっとりできますよ。

干潟の展示は、子供とじっくり観察するのが楽しむコツ。小さな魚やカニを見つけて教えあうと楽しいですよ。

変わった形の水槽も子供に人気です。水槽の中に入り込んだような写真が撮れます。

潜水船の窓のような水槽も。奥に向かって手を伸ばしてみると、不思議な感覚を味わえます。

相模湾ゾーンには、世界でここだけのシラスの生体展示があります。シラスは、さまざまな魚の子供の総称ですが、「えのすい」のシラスは相模湾で獲れるカタクチイワシです。

シラスは非常に弱く、自然のものを海から運んでもすぐ死んでしまうため、展示水槽で卵の状態から孵化(ふか)させ、飼育しながら展示しています。シラスの期間は50日ほどで、それ以降は透明な体が銀色になり、体が丈夫になったところで別の水槽に移動します。

「相模湾キッズ水槽」は、子供の目線の高さで小さなサイズのユニークな生き物たちを観察できる水槽です。

丸い窓のなかに生き物が入っていて、子供が見つけやすいのが特徴。

イルカショーの時間帯は、比較的空いていてのんびり見られることも。足元まで水槽になっているので、底にいるウツボなどもよく見えます。


クラゲファンタジーホール

「えのすい」のクラゲ飼育歴は、なんと60年以上。その集大成を楽しめるのが「クラゲファンタジーホール」です。

天井にはミズクラゲをデザイン。青い照明をバックに常時14種類のクラゲが漂う幻想的な空間が広がります。

水槽の見やすい場所にクラゲが来るように、クラゲの生態を考えて水流も作られているそうです。球体の水槽は、飼育水が球体の外側に流れ、循環するようになっています。

クラゲの水槽は「癒される」と大人にも人気です。柱のまわりには座れるところがあるので、ボーっと眺めるのもおすすめ。

ゆったりと泳ぐクラゲの動きは、魚とは違った不思議さがあり、子供にとっても新鮮な驚きがありそうです。

クラゲサイエンス

隣の「クラゲサイエンス」では、クラゲの生態や飼育の歴史について詳しく学べます。

クラゲを1年中展示するために、水族館内で飼育・繁殖をしていて、館内のクラゲはほとんどが「えのすい」で育てられたものです。

太平洋

相模湾は太平洋に面し、日本列島に沿って北からの流れてくる親潮と南からの黒潮がぶつかる位置にあります。「太平洋」エリアでは、寒い北の海から暖かい南のサンゴ礁の海まで、太平洋で暮らす多様な生き物を展示しています。フウセンウオ(写真)のようなキュートな魚も!

ディズニー映画「ファインディング・ニモ」で有名になった魚・カクレクマノミをはじめ、ナンヨウハギなども見られます。


深海I/深海II

子供から大人まで人気の深海をテーマにしたエリアです。深海生物は、近隣の漁師さんの協力のほか、JAMSTEC(国立研究開発法人海洋研究開発機構)と共同で、潜水調査船などで採集した生体を長期飼育技術の研究をしながら展示しています。

館内の「深海I」ゾーンでは、巨大なダンゴムシの仲間「ダイオウグソクムシ」や、海底から熱水が噴出している場所に住む「ゴエモンコシオリエビ」など、貴重な生き物たちが展示されています。

深海魚は、赤い光を感じる能力がないと考えられており、展示には赤いライトを使用。実際に、普通のライトと比べて「赤いライトにいた生物の方が長生きした」という実験結果もあります。深海魚に赤い色をした魚が多いのも、外敵から身を隠しやすいという理由があるそうです。

このエリアのおすすめは、深海の環境を再現した「化学合成生態系水槽」。一見地味ですが、深海底で見られる生態系が表現されている世界でも非常に珍しい水槽です。

展示内容は少し難しいですが、ボランティアスタッフがいることもあるので、近くにスタッフがいたら、ぜひ声をかけてみましょう。

深海好きなら、「ペンギン・アザラシプール」を出て、左手の階段を降りたところにある「深海II」エリアも見逃せません。ここでは、JAMSTECが運用した日本初の本格的な有人潜水調査船「しんかい2000」を間近で見られます。

7月と12月の年2回、元「しんかい2000」の運航チームの方たちによる公開整備イベントを開催していて、興味深い話が聞けます。

生物を採取するためのスラープガンや、マニピュレーターなど、深海生物調査時の仕様になっています。

「しんかい2000」の周りに展示されているさまざまなカニ類は、模型ではなく脱皮した本物の抜け殻です。「しんかい2000が本物なのだから、その周囲にあるものも本物であるべき」という担当トリーターの思いから設置されたそうです。愛のあるこだわりをぜひチェックしてみましょう。

「しんかい2000」は、1982年から2002年まで20年以上に渡り、日本の深海研究の飛躍的な発展に貢献した船です。2017年には、一般社団法人日本機械学会より「機械遺産」に認定されています。

コクピットの様子も展示されています。「しんかい2000」は3人乗り。操縦士と搭乗者(主に研究者)が寝そべる形で下の窓を見て、副操縦士がイスに座って計器を動かしていたそうです。

調査をしていくうちに、イスが邪魔ということになり、イスを撤去した状態で使用されました。


カワウソ 〜木漏れ日のオアシス〜/カピバラ 〜陽だまりの草原〜

「えのすい」には、水辺に生活するカワウソやカピバラが展示されたエリアもあります。カワウソは食事の様子や寝ている姿がかわいいと大人気! カピバラはエサやり体験も楽しめます。

なぎさの体験学習館

「なぎさの体験学習館」は、体験しながら学べる展示が楽しめる入館無料の学習施設。「えのすい」に隣接していて、直接行き来できます(体験学習館から「えのすい」への入場は入場券が必要)。

館内では、湘南の岩場で棲む生物を顕微鏡で見たり、砂よけの砂防林の威力を体験できたり、さまざまな展示でなぎさについて学べます。

そのほか、海に流れ着く貝殻や流木を使った工作体験や、海岸などに出て海の環境について学ぶものなど、体験学習プログラムを数多く開催しています。なかにはえのすいトリーターと一緒に釣りや地引網、磯での観察などが体験できるものも!

プログラムによって無料と有料があり、公式サイトからの予約が必要なものもあります。

子供連れお役立ちQ&A!

Q:場内でベビーカーは使えますか?
A:使えます。館内はバリアフリー化されていて、階段がある場所にはエレベーターが設置されているので、車イスやベビーカーでも楽に回れます。イルカショースタジアムにはベビーカー置き場があります。

Q:授乳室やおむつ替え設備はありますか?
A:授乳室は2カ所あり、お湯が出る蛇口もあるのでミルクも作れます。おむつ替え台は、トイレ(館内4カ所、なぎさの体験学習館1カ所)にあります。女性トイレには子供用便座付きの個室が4カ所あります。

Q:無料の休憩場所はありますか?
A:館内に休憩用のベンチが点在しています。また、オーシャンデッキ(屋外)やオーシャンカフェ(屋内)のイスや、イルカショースタジアムの観覧席でも休憩できます。

Q:飲食物の持ち込みはできますか?
A:持ち込み可能です。オーシャンデッキやオーシャンカフェのイス、イルカショースタジアムの観覧席で食べられます。水槽展示エリアでの飲食はNGです。なお、場内には飲食物を販売するカフェが3カ所あります。

料金&割引情報!

「新江ノ島水族館」の入場料金は、大人2,500円、高校生1,700円、小中学生1,200円、幼児(3歳以上)800円、2歳以下は無料です。高校生は生徒手帳や学生証の提示が必要。再入場は当日に限り可能です。

最大120円割引で購入できる前売り券がコンビニで販売されています。また、湘南モノレールの「1日フリーきっぷ」を提示すると入場料金が10%割引になります。

「いこーよ」でお得&便利な前売りチケット販売中!

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もっと詳しい情報を見る
「新江ノ島水族館」料金・割引・クーポン情報まとめ

専用駐車場はなく、周辺に有料駐車場があります。

都内からもアクセスしやすく、イルカショーやマイワシの大群など、見どころもいっぱいの「新江ノ島水族館」。ぜひ親子でおでかけしてくださいね。

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カズくん
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