「えのすい」の通称で知られる「新江ノ島水族館」は、湘南を代表する観光スポットです。なかでも人気なのがショーで、イルカやペンギンのほか、屋内でも生物の習性や生態がわかる催しが楽しめます。今回は、えのすいの親子におすすめのショーをまとめて紹介します。
より詳しく「えのすい」を知りたい人はこちら!イルカショー「きずな/kizuna」/イルカショースタジアム
イルカショー「きずな/kizuna」では、イルカの個性を大事にしていて、完璧に種目ができなくても、ありのままの姿をあえて見せています。イルカがトリーターを乗せて一緒に泳いだり、合図に合わせて複数のイルカが同時にジャンプしたりと大迫力です。
ショーと観客の距離が近いのも魅力で、最前列から4列目までの席は濡れる可能性大です。前方に座る際は、ポンチョなどを忘れずに着ましょう。
ペンギンショー「ペングィーン!」/2F ペンギン・アザラシ
「ペングィーン!」は、フンボルトペンギンのショー。トリーターと一緒に散歩をしたり、エサを食べるために動くなど、運動不足を解消する目的もあります。とはいえ、なかなか思い通りに動かない個性的で自由なペンギンたちの行動も見どころです。
トリーターが装着しているカメラのライブ映像をモニターに表示してくれるので、ペンギンがよちよち歩くかわいい姿が間近で見られます。ペンギンを見分けるポイントとなる、お腹の模様などがハッキリわかるのも魅力。
ガラスから隠れて見えないペンギンもライブ映像で見られます。ショー中にもかかわらず、のんびり寝ているペンギンも!
エサやりにも工夫があり、エサの入ったボールをプールの中に入れて、ペンギンがボールのヒモを引っ張ると、ボールが割れてエサが出る仕組みです。
ヒモを引っ張るペンギンと、ボールが割れてエサが出てくる瞬間を狙うペンギンの二手に分かれているのがわかります。ペンギンたちの個性も垣間見られますね。
「うおゴコロ」/相模湾ゾーン 相模湾大水槽
海洋生物の宝庫として世界的に知られる相模湾の岩場や海底が再現されたのが「相模湾大水槽」です。高さ9mの水槽内に100種2万匹の魚が泳いでおり、そのうち約半数にあたる約8,000匹のマイワシの群れは圧巻の迫力。この大水槽では「うおゴコロ」と「フィンズ」の2つのダイビングショーが行われます。
「うおゴコロ」は、トリーターが水槽内にいるネコザメ(愛称タマ)やイシガキダイ(愛称モノドン)などの魚とふれあいながら、それぞれの生態や性格まで詳しく教えてくれるショーです。ちなみにマイワシは数が多すぎてさすがのトリーターも「顔を見分けることができない」とのこと。
トリーターと魚の信頼関係がわかるショーでもあり、鋭い歯を持つウツボを抱っこして頬ずりするなど、ここならではのふれあいが見られます。
「フィンズ」/相模湾ゾーン 相模湾大水槽
トリーターが水中の様子をライブカメラで映してくれるショーです。見たい生きものをリクエストできるので、子供だけでなく大人にも人気です。
「マイワシの群れに近づいてほしい」も人気のリクエスト。ライブカメラの映像は水槽越しに見るよりも迫力があります。また、ショーの最後には「魚が食事するときの音」が聞けることも。
「海月の宇宙」/1F クラゲファンタジーホール
クラゲが漂う海の中にいるような「クラゲファンタジーホール」は、「見ているだけで癒される」とあってママに人気があります。柱のまわりには座れるところがあるので、休憩がてらのんびりとクラゲを鑑賞できます。
クラゲファンタジーホールでは「海月の宇宙」というショーを開催。潜水艇になって海を探検したり、クラゲの飼育の歴史がわかったりと、ホール全体に3Dプロジェクションマッピングを使ったダイナミックな映像でショーが彩られます。
ショーの間は球体の水槽の天井部分にも注目! マイワシの群れやカメ、クラゲが泳ぐなど映像が次々と展開します。
夏は花火が上がるなど、季節に応じてショーの内容が一部変わるのも楽しみなところ。上映時間は10分ほどです。
新江ノ島水族館の魅力をより詳しく解説!
新江ノ島水族館がもっと詳しくわかる徹底レポートもおすすめです! 今回紹介したショーはもちろん、おすすめの展示、赤ちゃん・幼児・小学生にわけておすすめの見どころを紹介しています。また、アクセスや営業時間、混雑情報、料金、割引、年間パス、誕生日特典など押さえておきたい情報も網羅。子連れに便利な施設情報もまとめています。