関東のおすすめ無料キャンプ場7選　遊具・水遊び場・予約不要も

キャンプは、大人も子供も楽しめる人気レジャーのひとつ。全国にはたくさんのキャンプ場がありますが、なかには無料で利用できるキャンプ場もあります。

そこで今回は、関東エリアの無料キャンプ場を厳選して紹介します。有料スポットに比べると、設備が劣る部分も多いので、それでも楽しめるファミリーにおすすめです。キャンプデビューには向きませんが、コスパは抜群なので、興味のある人はぜひでかけてみてください。

かわせみ河原（埼玉県大里郡）

環境美化協力費を払えば車の乗り入れも可能

「かわせみ河原」は、タイミングによってはカワセミに出会えることからその名が付いた荒川の河川敷。釣りやカヌー、水遊びが楽しめます。キャンプやバーベキューをすることも可能で、環境美化協力費500円（1台／1日）を払えば、河川敷に車を乗り入れることもできます。

広い河川敷でキャンプを楽しむことができます

河川敷ながら温水便座付きトイレがあったり、近くに売店もあり、炭や氷、飲み物などが購入できます。キャンプにそこまで慣れていなくても行きやすいスポットです。

橘ふれあい公園 出会いの広場（千葉県香取市）

水辺にある芝生広場でキャンプが楽しめます

「橘ふれあい公園」は、展望台やアスレチックが楽しめる「憩いの森」や、全長約870mの遊歩道などがある自然豊かな公園。一角には「出会いの広場」があり、無料でキャンプが楽しめます。水辺に沿った芝生の広場ですが、除草剤を使わず手入れされているので安心です。

芝生には除草剤が使われていないので安心

キャンプをする場合は、1カ月〜3日前までに電話をして、使用許可を申請する必要があります。公式サイトで予約状況の確認もできるので、日にちが決まったらチェックしてみましょう。

四街道総合公園 キャンプ場（千葉県四街道市）

自由広場の木製遊具は子供に人気

「四街道総合公園」は、木製の複合遊具がある「自由広場」、バリアフリー遊具がある「幼児広場」、トリムコースで運動できる「わんぱく広場」など、園内に5つの広場がある19.3ヘクタールの広大な公園。一角には、夏休み期間のみ宿泊キャンプができるキャンプ場もあります。

テーブルやベンチなどの設備が整っているうえ、宿泊キャンプの利用者にはテントやランタンのレンタルも行っている充実ぶり。「社会教育活動及び生涯学習を目的とした団体または家族」という利用条件や、アルコール持ち込み禁止などの注意事項がありますが、快適なキャンプが楽しめます。

利用する場合は、前日の17:00までに総合公園管理事務所に申請書を提出しましょう。

田代運動公園 中津川河川敷（神奈川県愛甲郡）

「田代運動公園」は、野球場やソフトボール場、テニスコート、屋外プールなどの施設があるスポーツ公園。その脇を流れる中津川沿いに河川敷があり、そこでは無料でキャンプを楽しめます。

公園が管理しているわけではなく、河原なので、設備は何もありませんが、トイレは公園のものが利用できます。川遊びも楽しめるので、暑い日は特ににぎわうスポットです。

宇都宮市森林公園 キャンプ場（栃木県宇都宮市）

木陰が多く涼しい林間にあるキャンプサイト

「宇都宮市森林公園 キャンプ場」は、レンタル自転車でのサイクリングや古賀志山へのハイキングなどが楽しめる森林公園内にあるキャンプ場。赤川ダム湖畔の針葉樹に囲まれた林間にあり、炊事場や水洗トイレ、キャンプファイアー場など、設備も整っています。

第1キャンプ場と第2キャンプ場があり、どちらも無料で利用できますが、3日前までに電話での予約が必要となります。

小滝沢キャンプ場（茨城県高萩市）

水遊びが楽しめる川沿いのキャンプ場

「小滝沢キャンプ場」は、四季折々の自然が楽しめる茨城県の名所「花貫渓谷」（はなぬきけいこく）の上流にあるキャンプ場。すぐ横を流れる「花貫川」は、浅瀬が続いているので、小さな子供も安心して川遊びが楽しめます。

キャンプ場は予約不要で無料で利用できます。場内には、水洗トイレや屋根付きの炊事場、東屋があり、設備充実。ただし、ゴミは必ず持ち帰ってくださいね。

道の駅かつら ふれあい広場（茨城県東茨城郡）

「道の駅かつら」のそばを流れる那珂川

那珂川のほとりに広がる「道の駅かつら」の裏にある「ふれあい広場」にも、無料でキャンプを楽しむ人がたくさんいます。道の駅の管理ではなく、キャンプ場として開放されているわけでもありませんが、水場が2カ所あり、ロケーションもいいので、昔から人気のスポットです。

「道の駅かつら」では、野菜を中心とした特産品が購入できます

親水エリアでは川遊びが楽しめ、御前山ハイキングの拠点としても便利です。道の駅では地元の特産品（野菜）が購入できるので、手軽に食材を入手できるのもポイントです。職人による手打ちそばが食べられる食堂もあります。

無料キャンプ場は、有料施設のような充実したサービスや設備は期待できません。水道の水が飲み水ではない場合もあります。また、ゴミは持ち帰りがほとんどなので、ゴミ袋も準備しておきましょう。

さらに、地面が硬くてペグが刺さらない場合もあるので、鍛造ペグと金属ハンマーがあると安心です。街灯がない場合に備えてヘッドランプもあると便利。トイレは公園の公衆トイレのようなところが多いので、トイレットペーパーも用意しておくといいですね。

何もない中で工夫するのも、キャンプの楽しみのひとつ。ルールとマナーをしっかり守って楽しんでくださいね。