「仙台うみの杜水族館」や「仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール」などの子どもが喜ぶスポットが豊富で、親子のおでかけに人気の宮城県・仙台市。中心部はもちろん、郊外にも家族で楽しめる施設が多いので、旅行でたくさん楽しみたいファミリーも多いですよね。
そこで今回は、車を使わずに鉄道などの公共交通機関で仙台を満喫する親子におすすめの1泊2日モデルコースを紹介します。お土産選びやご当地グルメが楽しめるお店も厳選しています。
車不要で満喫! 仙台の1泊2日おすすめプラン
今回は、新幹線も発着する「JR仙台駅」を拠点に、地下鉄「東西線」「南北線」など公共交通機関を利用して周辺スポットをさまざま満喫するプランです。
1日目は、朝早くJR仙台駅に到着して、地下鉄東西線を利用して遊園地や動物園が多い「八木山動物公園駅周辺」の施設を中心に巡ります。2日目は「JR仙台駅周辺」で遊んだあと、地下鉄南北線で「泉エリア」に足を伸ばして、周辺施設を楽しんでから再び仙台駅に向かいます。
また、観光やおでかけで地下鉄を利用するなら、お得な「地下鉄一日乗車券」を活用するのがおすすめです。
おすすめプラン
【1日目】
9:00 八木山ベニーランドで乗り物を楽しむ!
13:00 セルコホーム ズーパラダイス八木山で動物とふれあい!
16:30 Merry Merry Christmaslandでお土産探し!
17:30 撰 利久 仙台パルコ2店で牛たんディナー!
【2日目】
10:00 仙台アンパンマンこどもミュージアム&モールで遊ぶ!
13:30 スリーエム仙台市科学館で実験に挑戦!
15:20 七北田公園で体を動かして遊ぶ!
17:00 地下鉄南北線でJR仙台駅へ!
【1日目】9:00「八木山ベニーランド」で乗り物を楽しむ!(約3時間50分滞在)
1日目は「八木山ベニーランド」からスタートです。JR仙台駅から地下鉄東西線で約12分の「八木山動物公園駅」で下車し、徒歩約2分で到着できます。
同園にはスリル満点のジェットコースター「八木山サイクロン」や、大きな気球で空中散歩できる「バルーンレース」など、約30のアトラクションが勢ぞろい! 「キッズトレイン東西線」はミニ電車で本格的な操作が体験できるので、子どもは夢中になるはずです。
お腹が空いたら園内の食堂やファストフードショップへ。お弁当や園内で購入した食べ物が持ち込めるレストハウスもあるので、ゆっくりとランチタイムも満喫できます。
【1日目】13:00「セルコホーム ズーパラダイス八木山」で動物とふれあい!(約3時間滞在)
「八木山ベニーランド」でたっぷり遊んだあとは、徒歩約3分の場所にある仙台市唯一の動物園「セルコホーム ズーパラダイス八木山」へ。
同園ではライオン、キリン、レッサーパンダなど約130種の動物が飼育されています。また、ウサギ、モルモット、ヤギ、ヒツジにタッチできる「ふれあいの丘」や、アフリカゾウやカバなどの大型動物へのエサやり体験もあるので、子どもが大はしゃぎすること間違いなし! 未就学児は入園料が無料なのもうれしいですね。
【1日目】16:30「Merry Merry Christmasland」でお土産探し!(約30分滞在)
「セルコホーム ズーパラダイス八木山」の最寄り駅「八木山動物公園駅」から地下鉄東西線で約10分の「大町西公園駅」に向かいます。仙台のシンボルロード「定禅寺通」を散策しながら約15分歩くと、雑貨店「Merry Merry Christmasland」に到着します。
店内にはオリジナル雑貨のほか、全国150人の作家による個性的なアート作品が目白押し。東北を代表する工芸品「こけし」をモチーフにした商品はお土産にぴったりですよ。
【1日目】17:30「撰 利久 仙台パルコ2店」で牛たんディナー!(約1時間30分滞在)
「Merry Merry Christmasland」でショッピングを楽しんだら、近くの停留所「春日町」から仙台市営バスの仙台駅前行きに乗車します。約17分で停留所「仙台駅前」に到着するので、商業施設「仙台パルコ2」に向かいましょう。同施設1階に「撰 利久 仙台パルコ2店」があります。
宮城県はもちろん、全国各地に多くの店舗をもつ牛タン専門店「利久」の系列店なので、牛タン定食などの定番のほか、牛タンカレーレイス定食や牛たんシチュー定食などのバラエティ豊富なメニューがそろっています。
そのなかでも一押しは、写真の「牛たんと牛ローストビーフ Wロースト相盛り丼」(昼1,674円、夜1,890円)。ローストビーフとローストした牛タンが一度に味わえる豪華な一品です。
また、徒歩5分ほどの場所には、子ども用イスが用意されている「牛たん炭焼 利久 西口本店」もあります。小さな子ども連れなどの状況に合わせて店舗を選ぶのがおすすめです。
仙台名物を満喫したらJR仙台駅周辺のホテルで宿泊しましょう。2日目は周辺の施設からスタートするので、朝もゆっくりと過ごせますよ。
【2日目】10:00「仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール」で遊ぶ!(約3時間滞在)
JR仙台駅から徒歩9分ほどの場所にある「仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール」の開館時間と同時に2日目のスタートです。
駅からミュージアムまでの間の「アンパンマンストリート」には、アンパンマンと仲間たちの石造やタイルが設置されているので要チェック! 写真撮影などを楽しみながら行けば、あっという間に到着しますよ。
2階のミュージアムエリアには、アンパンマンごうに乗れる「わんぱくランド」や、アンパンマンのミニステージが行なわれる「やなせたかし劇場」など、子どもがワクワクする遊びがいっぱい!
また、2019年1月には壁面のアンパンマンや仲間たちをタッチしながら楽しくつかまり立ちできる「あかちゃんまんテラス」が、同年3月にはSLマンに乗って汽笛を鳴らしたり体を使ってアクティブに遊べる「SLマンひろば」が登場。アンパンマンの世界がたっぷり満喫できますよ。
【2日目】13:30「スリーエム仙台市科学館」で実験に挑戦!(約1時間30分滞在)
「仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール」から歩いてJR仙台駅に戻り、地下鉄南北線に乗車して約10分の「旭ヶ丘駅」に向かいます。駅から5分ほど歩くと「スリーエム仙台市科学館」に到着します。
同館では、さまざまな体験型展示で科学の不思議を楽しく学べます。なかでも3階「生活系展示室」のチャレンジ・ラボコーナーでは、簡単な科学実験や工作に挑戦できるとあって子どもにも大人気。毎日10時30分からと14時から開催されています。
【2日目】15:20七北田公園で体を動かして遊ぶ!(約1時間30分滞在)
「スリーエム仙台市科学館」から「旭ヶ丘駅」まで戻り、地下鉄南北線で約5分の終点「泉中央駅」で下車すると、徒歩約5分の場所に「七北田公園」があります。
広々とした園内には芝生広場や大型遊具で遊べる「わんぱく大地」などがあるので、のびのびと外遊びするのにぴったり。フィンランドから寄贈されたムーミンがモチーフの遊具が並ぶ「キートス広場」は、小さな子どもの公園デビューにもおすすめです。
たっぷり楽しんだあとは新幹線などで帰るためにJR仙台駅に向かいましょう。「泉中央駅」から地下鉄南北線を利用すると25分ほどで到着します。
仙台には子どもが喜ぶレジャー施設が豊富なので、行きたい場所や宿泊地などのプランをじっくり練って満喫してくださいね。