「スパリゾートハワイアンズ」(以下、ハワイアンズ)は、福島県いわき市にある常夏のハワイをイメージした複合リゾート施設。「いわき湯本温泉」の豊富な温泉を利用し、大型温水プールや温泉&スパ、ポリネシアンショーが楽しめるほか、ホテルも併設。日帰り&宿泊で一年中常夏気分が味わえます。
そんな「ハワイアンズ」の魅力を徹底紹介! 「ハワイアンズ」スタッフが答えるQ&Aもあるのでお出かけ前に要チェック♪
【アクセス】東京から約2時間! 栃木からも約1時間30分に!
「ハワイアンズ」は、常磐自動車道のいわきインターチェンジ(IC)から車で3分の距離にあります。駐車場は4,000台分を確保(日帰り:有料。宿泊:無料)。
東京方面からは三郷ICより約1時間50分、栃木方面からは北関東自動車道で宇都宮上三川ICより約1時間30分、仙台方面も東北自動車道の仙台宮城ICより約2時間10分でアクセス可能です。新潟方面も磐越自動車道の新潟中央ICより約2時間40分の距離にあり、ドライブ旅にピッタリな立地です。
また、常磐線の内郷駅と湯本駅から「ハワイアンズ」への無料送迎バスも利用可能です。
【料金】5つのエリアが1日遊び放題! 15時以降の入場で割引も
「ハワイアンズ」は、入場券1枚で5つのエリアが1日遊び放題。15時以降と18時以降限定で入場できる割安の入場券もあります。
【「スパリゾートハワイアンズ」の入場料】
通常 3歳以上:1,600円、小学生:2,200円、中学生以上:3,500円
15時以降 3歳以上:1,400円、小学生:1,900円、中学生以上:3,000円
18時以降 3歳以上:1,300円、小学生:1,800円、中学生以上:2,800円
平日ミドル(50歳以上 ※1):1,750円
障碍者割引(※2) 3歳以上:800円、小学生:1,100円、中学生以上:1,750円
団体(中学生以上が10名様以上) 3歳以上:1,200円、小学生:1,750円、中学生以上:2,800円
※1:入場券購入時に窓口で年齢がわかるものの提示が必要。特定日(GW、夏休み、冬休み、春休み)期間中の平日、祝日は除く。
※2:入場券購入時に窓口で障碍者手帳、療育手帳の提示が必要。
プール・スパ・温泉! 6つのエリアの特徴をチェック!
「ハワイアンズ」の大きな特徴が屋内施設(屋外施設もあり)で1年中季節や天候に左右されずに遊べること。6つのエリアは屋内通路でつながっていて、自由に行き来が可能です。
水着やバスタオルなどのアイテムはレンタル(有料。ビーチサンダルは無料)できるので、手ぶらで行ってもOK。レストランやショップなどもそろい、「ハワイアンズ」だけで1日過ごせます。
エリア1:ウォーターパーク
プール遊びをのんびりと楽しみたいなら「ハワイアンズ」のメインプール「ウォーターパーク」がおすすめです。大人はもちろん子どもが楽しめる仕掛けが用意されているので、家族連れも大満足!
とくに子ども連れに人気なのが太古のハワイをモチーフにしたゾーン「WaiWai OHANA」(ワイワイオハナ)。ハワイの入江や渓谷をイメージしたプールには、親子が一緒になって楽しめる遊びがいっぱい。子ども向けのスライダーもあり、冒険心をくすぐります。
南国の魚と海中散歩している気分を味わえる流れるアクアリウムプール「フィッシュゴーラウンド」も大人気です。流れに乗ってプールを進んでいくと、約1,300匹の熱帯魚やサメの泳ぐ水槽が出現! 頭上や自分の真横を泳ぐ魚を見ながら海中散歩気分で泳ぐことができます。
「ウォーターパーク」には3種類5コースの大型スライダーが用意されています。いずれも身長120cm以上で利用可能。また、入場料とは別に有料のチケットが必要です。
「ワンダーブラック」(写真)は高低差17.5m・全長131mのウォータースライダーで、1人乗りまたは2人乗りの浮き輪に乗って滑ります。名前のとおり光の入らない真っ暗なチューブで構成されていて、暗闇の中を滑り降りる恐怖はかなりのもの。
「ワンダーホルン」は先の読めない曲がりくねったコースが特徴のウォータースライダー。全3コースあり、高低差15m・全長110mの「ワンダーコース」、高低差15m・全長120mの「ホルンコース」、高低差8.6m・全長54mの「ラッココース」が用意されています。
1人乗りの浮き輪に乗って川下りのような体験ができる幅広のコースが特徴「ワンダーリバー」。高低差8.6m・全長100mのコースは、途中に滝つぼのような場所があり、着水するたびに水しぶきが! ラストに待つ大きな滑り台もドキドキです。
【ワンダーブラック/ワンダーホルン/ワンダーリバー利用料】
3種共通1日券:2,300円
3種共通6回券:1,050円
1種1日乗り放題券:1,300円
1回券:200円
15:00から3種共通1日券:1,300円
※宿泊者は3種共通1日券が1,300円で購入できます。
エリア2:ビッグアロハ
超大型のウォータースライダー「ビッグアロハ」が楽しめるエリア。のんびりくつろげるカフェや足湯、休憩ラウンジ、「ビッグアロハ」の中間にある見晴らし抜群の屋外テラス「天空テラス283」もあり、やすらげるエリアでもあります。
「ビッグアロハ」は高低差(40.5m)と全長(283m)を誇る日本最大級のボディスライダーです。コースは「ウェーブライン」と「スパイラルライン」の2種類あり、10階建てのビルに相当する高さから猛スピードで滑り降りるのはスリル満点!
コースのチューブにも工夫があり、滑り降りるにつれてさまざまな色の光が差し込み、異次元空間に突入したような気分が味わえます。身長120cm以上で利用可能。また、入場料とは別に有料のチケットが必要です。
【ビッグアロハ利用料】
ビッグアロハ6回券:2,800円
ビッグアロハ4回券:2,000円
ビッグアロハ1回券:500円
クイックパス1回券:800円
※クイックパスは1時間ごとに40枚限定で販売される優先利用券です。
エリア3:スプリングパーク
温泉浴が楽しめるエリアです。水着で男女一緒に入れる「スプリングタウン」と、裸で男女別々に入る「温泉大浴場パレス」があり、それぞれに多彩なお風呂を用意されています。
水着を来て男女一緒に入れる屋内スパ「スプリングタウン」。南欧風のおしゃれな内装で、リゾート気分が味わえます。ぬるめのお湯でじっくり入っていられる「室内温泉浴槽」を中心に、「打たせ湯」「オンドル」「ジャグジー」「ミストサウナ」など設備も充実。
「温泉大浴場パレス」は、男女合わせて12種24浴槽を用意。御影石作りの浴槽が自慢の「みかげ風呂」は、低・中・高と異なる湯温のお風呂を備えるほか、そのまま露天風呂にも出られます。
そのほか、樹齢1,000年の古代檜を使った「ヒノキ風呂」や「打たせ湯」「ジャグジー」「寝湯」「サウナ」なども完備しています。
エリア4:スパガーデン パレオ
水着で男女一緒に入れる開放的な屋外スパ。ジャグジーなどのボディマッサージでゆったりできるゾーンや仕掛けがいっぱいのプール遊びが楽しいゾーンなど、特色ある4つのゾーンで構成されたエリアです。
太陽の光が降り注ぐ屋外にあり、まるで美術館の庭園のようなアーティスティックなデザインが特徴です。浴槽も多彩で、泡の刺激が気持ちいい「マッサージリング」や「バブルシート」といったジャグジー系のお風呂のほか、足首までの浅いお湯に浸かりながら緑豊かな庭園内をゆったり散歩する「歩行浴」、心地よい環境音楽やバブルバスを楽しみながら熱いお湯に浸かる「高温浴槽」など、変化に富んだスパ体験ができます。
エリア5:ウイルポート
健康と美をテーマにしたエリアです。水中ウォーキングで健康的に運動できる「アクアエクササイズ」専用プールや、フラやタヒチアンダンスなどで楽しみながら体を動かせるスタジオ、エステサロン、フィットネスジムがあります。
また2018年7月には、科学的根拠・医学的要素嘘に基づいたトレーニングや測定ができる複合フィットネスジム「Spa & Wellnessfitness Re-Birth」がオープンしました。
エリア6:江戸情話 与市
浴槽面積が男女合わせて1,000平方メートルという世界最大級の露天風呂があり、じっくりと温泉を楽しめるのが魅力です。江戸時代の湯屋の風情を再現したエリアで、裸で男女別々に入ります。
昼は青空、夜は星空を見上げながらの入浴は格別! また、薬草による効能と季節の香りが楽しめる「薬草蒸し風呂」も一度は体験したいところ。ちなみに「江戸情話 与市」には洗い場がないので、先に「温泉浴場パレス」で体を洗ってから行くのがおすすめです。
フラやタヒチアンダンス、ファイヤーナイフダンスなど毎日開催!
「ウォーターパーク」内の「ビーチシアター」で行われる、専属のダンスチームたちによる本格的なポリネシアンショーも「ハワイアンズ」の大きな見どころ!
昼(13時30分〜)の「ポリネシアン・サンライトカーニバル」と夜(20時40分〜)の「ポリネシアン・グランドステージ」では、ハワイやニュージーランド、イースター島など、ポリネシアの島々に伝わる踊りが次々と展開する迫力のショーが楽しめます。
ポリネシアンショーを満喫したいなら予約席を利用!
ポリネシアンショーの観覧席は、有料の予約席と自由席があります。立ち見でも見られますが、ショーをゆったり見たいなら予約席を利用するのがおすすめです。
予約席は昼のショーが見られる昼の部(開館から15時まで)と、夜のショーが見られる夜の部(19時〜21時50分まで)の完全入れ替え制。料金は席によって異なり、ダンサーやフラガールと記念写真が撮れる特典も。また、どの席でもドリンク半額チケットがもらえます。
【昼の部(開館から15時)予約席利用料金】
プレミアムシート(1階最前列):1,350円(特典:当日のソロダンサー&シバオラメインダンサーとの記念撮影)
SS席(1階) 1,050円(特典:フラガールとの記念撮影)
S席(1階) 850円
A席(2階) 720円
B席(1〜2階) 720円
※全席、ドリンク半額チケット付き
【夜の部(19時〜21時50分)予約席利用料金】
プレミアムシート(1階最前列) 1,500円(特典:当日のソロダンサー&シバオラメインダンサーとの記念撮影)
SS席(1階) 1,200円(特典:フラガールとの記念撮影)
S席(1階) 1,000円
A席(2階) 1,000円
B席(1〜2階) 800円
※全席、ドリンク半額チケット付き
日本唯一の「ファイヤーナイフダンス」は迫力満点!
男性ダンサーが大きなナイフの両端に炎を付け、バトンのように振り回しながら踊る「ファイヤーナイフダンス」。腰布1枚で危険な火のナイフを自在に操る華麗なテクニックと肉体美には、惚れ惚れすること間違いなし!
「ファイヤーナイフダンス」は昼と夜のポリネシアンショーで見られるほか、単独のショーも毎日20時30分より開催中です。ゆったり見たいときは夜の部の予約席を利用するのがおすすめです。
毎日開催!人気のイベントのタイムスケジュール!
期間限定のものを含め、さまざまなイベントが開催されている「ハワイアンズ」。なかでも毎日開催されているイベントのスケジュールを紹介します。
【毎日開催イベントのスケジュール】
ポリネシアン・サンライトカーニバル
■時間/13:30〜(45分間)■場所/ウォーターパーク・ビーチシアター
陽光の下でダンサーたちがポリネシアの島々のダンスの披露するショー。
いっしょに南国体験タイム
■時間/15:45〜(30分間)■場所/ウォーターパーク・ビーチシアター
フラガールによるダンスのミニレッスンやナイフダンス体験。バンドメンバーによる楽器体験も。
きづなステージショー
■時間/16:30〜(15分間)■場所/ウォーターパーク・ビーチシアター
優雅なフラダンスが楽しめるショー。
ドームライティングショー
■時間/19:00〜(30分間)■場所/ウォーターパーク・ビーチシアター
「ウォーターパーク」のドーム天井を利用したライティングショー。
光のきづなメッセージショー「night rainbow」
■時間/20:15〜(10分間)■場所/ウォーターパーク・ビーチシアター
プロジェクションマッピングによる光と音のショー。1日4組限定で指定のメッセージを投映できるサービス(有料)も。
ファイヤーナイフダンス・シバオラショー 〜進化〜
■時間/20:30〜(10分間)■場所/ウォーターパーク・ビーチシアター
日本唯一のファイヤーナイフダンスチームによるショー。
ポリネシアン・グランドステージ「全力で、生きる。 〜55 years of Never Give Up」
■時間/20:40〜(約50分間)■場所/ウォーターパーク・ビーチシアター
常磐音楽舞踊学院創立55周年記念でリニューアル。これまでの感謝と決意の気持ちを込めたダンスショー。
影芝居
■時間/女湯22:00〜、男湯22:10〜(各10分間)■場所/江戸情話 与市・大露天風呂
露天風呂に入りながら見られる影絵のショー。
エテネタヒチアンズ・ライブ
■時間/12:30〜(30分間)■場所/ホテルハワイアンズ・ロビー
ポリネシアンショーを彩るバンドによる単独ライブ。
日帰り&宿泊それぞれの楽しみ方を紹介
「ハワイアンズ」はホテルが併設されているので、日帰りはもちろん宿泊して楽しむこともできます。それぞれどんな過ごし方ができるのかをチェック!
【日帰り】気軽に行って1日満喫! 時間を有効活用するプランも
日帰りの場合、宿の予約などは不要なので、行きたいと思ったときに行って楽しめるのがメリットです。
施設の営業時間は、平日は9時30分〜22時15分、土日祝は9時〜22時15分(時期や春休み期間で変動あり)と長いので、少し遅めに到着して空いてくる夕方以降まで楽しんでから帰るといったプランも可能。時間を有効活用できて、スケジュールの変更もしやすいのが大きな利点です。
【宿泊】1泊して「ハワイアンズ」遊び放題! 便利な送迎バスも!
「ハワイアンズ」のホテルは、屋内通路で直接行き来できる「ホテルハワイアンズ」「ウイルポート」「モノリスタワー」(写真)と、離れにあるリーズナブルな「クレスト館」の4つ。
ホテルに宿泊すると、宿泊前後の2日間「ハワイアンズ」が遊び放題に(一部プランは除く)。しかもホテルにチェックイン前&チェックアウト後でも遊べます。また、駐車場も無料です。
日帰り客が少ない開館直後や帰宅しはじめる夕方以降も遊べるので、人気のウォータースライダーなども比較的並ばずにすむのも魅力です。6つのエリアと昼と夜のポリネシアンショーを完全制覇したい人など、「ハワイアンズ」を満喫したいなら宿泊がおすすめです。
ちなみに宿泊者は、首都圏の各所から毎日運行している往復の無料送迎バスが利用可能! お得&アクセスもラクラクです。
【無料送迎バスの出発地・経由地】
東京、新宿、池袋、北千住、立川、横浜、さいたま新都心、千葉、西船橋、松戸、研究学園の各駅。
混雑時期は? おむつはOK? スタッフに聞く「スパリゾートハワイアンズ」攻略法!
「ハワイアンズ」を楽しむ上でのポイントをスタッフに聞きました。お出かけの際はぜひ参考にしてください。
「ハワイアンズ」が混雑する時期は?
「夏休みが最も人気のある季節となっております。そのほか、ゴールデンウィーク、シルバーウィーク、年末年始、春休みが人気となります。ゴールデンウィーク前後の平日が気温も上がってきておりおすすめです」
事前に用意すべきものは?
「館内にほぼほぼすべて揃っておりますので、手ぶらでお越しいただいてもお楽しみいただけます。電子マネーやクレジットカードがあると現金をお持ちいただかずに手軽にお買いものができます。公式ショッングモール『ハワイアンズモール』に登録(無料)すると利用できる『リストバンド決済』もオススメです」
子どもは何歳から楽しめる?
「オムツが外れていれば館内すべてのプールがご利用いただけるため、おおよそ3歳以上のお子様からだと十分お楽しみいただけます」
おむつをしている乳幼児もプールや温泉に入れますか?
「おむつがとれないお子様については、お子様向けのプールゾーン『ワイワイオハナ』」にある『天使の水場(ベビープール)」』で水遊びおむつを着用のうえご利用いただけます。また、裸で入る温泉(お風呂)も利用いただけます。それ以外のプールと水着で入るスパの利用はNGとさせていただいています」
子ども連れの家族におすすめのホテルは?
「段差が少なくプールに向かうことができる「ホテルハワイアンズ」がオススメです。最も客室の種類が多いホテルでもあるので、お子様連れグループや三世代旅行でもご利用いただけます」
いかがでしたか? 1年中プール遊びができて温泉でのんびり過ごせる「スパリゾートハワイアンズ」。親子三世代で楽しめるので、ぜひ家族でお出かけしてみてくださいね。