親子で学べて楽しめる工場見学。実際に販売される商品の製造ラインが見学できるほか、体験イベント、試食・試飲、お土産を用意している工場もあり、お出かけ先としてはもちろん、夏休みの自由研究にもピッタリです。
今回は、「いこーよ」の全65,000件以上(2016年時点)のスポットから、関西で人気の工場見学TOP5を紹介。子どもの好奇心を育むおすすめのスポットばかりなので、ぜひチェックしてくださいね(※ランキング集計:2016年12月1日〜2017年11月30日、いこーよ調べ)。
1位 アサヒ飲料 明石工場(兵庫県明石市)
年間約5,000万ケースものアサヒ飲料の商品を製造する工場。広大な敷地内では、ガラス越しに「三ツ矢サイダー」「アサヒ 十六茶」などの製造工程が見られるほか、「WONDA」をはじめとする缶製品の工程も見学可能。原材料に触れることもできます。
また、「三ツ矢サイダー」の歴史が学べるミュージアムやギフトショップも併設。ゲストホールでは、工場で作られた飲料の試飲ができます。入場料は無料ですが、事前予約が必要なので、足を運ぶ際は忘れずに!
公式サイトではVR工場見学も実施しています。
■アサヒ飲料明石工場
住所:兵庫県明石市二見町南二見1-33
営業時間:9時30分〜15時
定休日:年末年始、その他指定休日
料金:無料
2位 明治なるほどファクトリー関西(大阪府)
ヨーグルトについて楽しみながら学べる貝塚市にある工場。エントランスでは「カールおじさん」などのオリジナルキャラクターが迎えてくれます。さらに、近未来的な空間でヨーグルトを紹介する演出も。来館者をワクワクさせるつくりになっています。
見学通路からは、明治のヨーグルトの製造工程を見ることができます。入館は無料で、事前予約が必要です。
大阪府には「明治なるほどファクトリー関西」と高槻市の「明治なるほどファクトリー大阪」の2カ所があります。後者ではチョコレート菓子の製造工程が見られますよ。
■明治なるほどファクトリー関西
住所:大阪府貝塚市二色南町16
見学時間:WEB予約ページ内の見学予約カレンダーを確認
定休日:日曜日、祝祭日、年末年始、その他指定休日
予約:完全予約制(公式サイト)
料金:無料
3位 ヤマサ蒲鉾 かまぼこ工房 夢鮮館(兵庫県姫路市)
大正5年に創業した老舗・ヤマサ蒲鉾の製品の製造工程が間近で見られる工房。第1工場(カニカマ製造ライン)と、第2工場(ちくわ・かまぼこ製造ライン)を係員がたっぷり案内してくれます。
参加費用は無料で、予約も不要。気軽に参加できるのが魅力です。施設内で講師と一緒にかまぼこやちくわが作れる体験教室も実施していますが、こちらは1人1,500円で事前予約が必要です。
■ヤマサ蒲鉾 かまぼこ工房 夢鮮館
住所:兵庫県姫路市夢前町置本327-16
営業時間:9:00〜17:00
定休日: 1月1日〜4日
4位 森永乳業 神戸工場(兵庫県)
「森永乳業 神戸工場」では、牛乳、カップ飲料、ヨーグルトなど約60種類の商品を製造しています。
新型コロナの影響で休止していた工場見学は、2024年3月にリニューアルオープン。さらに楽しみながら身近な牛乳・乳製品の製造工程を見学できるようになりました。
食の安全を守る工夫や環境に配慮した取り組みも学べるほか、エアシャワー(体についたゴミやほこりを取り除くための装置)の体験もできますよ。
見学の対象は小学生以上で完全予約制。見学希望日の2カ月前の同日10時から7日前までに専用サイトで予約が必要です。
■森永乳業 神戸工場
住所:兵庫県神戸市灘区摩耶埠頭3
実施日:月曜日〜木曜日(祝日、年末年始、工場休業日を除く)
見学時間:10:00〜、13:00〜 1日2回、所要時間約60分
予約:完全予約制
5位 コカ・コーラ ボトラーズジャパン京都工場(京都府)
のどかな田園風景が広がる京都府久世郡にある工場。コカ・コーラに関する歴史やエピソード、製造工程が立体映像で学べます。コカ・コーラグッズの購入や「ジョージア」製造風景の見学も可能です。
ドリンクコーナーで製品が無料で飲めるほか、炭酸の中にいるような体験ができる「バブルブース」、タブレットで挑戦できる「クイズステーション」など、楽しめるスポットが数多くあるのも魅力! 参加費は無料で、予約必須です。
■コカ・コーラ ボトラーズジャパン 京都工場
住所:京都府久世郡久御山町田井新荒見128
見学時間:月〜土で、曜日は変動(予約サイトのホームページには30日先までのスケジュール開示)
予約:完全予約制
定休日:年末年始
普段、なにげなく見ている製品がどのように作られるのかを学べるのはもちろん、無料で試食・試飲や体験などができる工場がズラリ。この夏、ぜひ親子でお出かけしてみてくださいね。