夏に向けて、今年こそキャンプデビューを考えている家庭も多いのではないでしょうか。初めて尽くしのキャンプでは、慣れないことが多く、子どもが飽きてしまったり、思っていたより楽しめないこともあります。ですが、遊園地や遊べるスポットが併設・隣接しているキャンプ場であれば、万が一の際にも十分楽しめるはずです。
そこで今回は、関東近郊でプレイスポット併設&隣接のキャンプ場を6カ所紹介します。まずは、気軽にキャンプを楽しんでみましょう!
遊び併設&隣接キャンプ場の4つのおすすめポイント!
初めてのファミリーキャンプを計画している家族に向けて、遊び併設&隣接キャンプ場のおすすめポイントを4つ紹介します。過ごし方のバリエーションが増えたり、金額的な割引が受けられたりとお得がいっぱいです。
(1)プレイスポットの入園割引が受けられてお得!
プレイスポット併設のキャンプ場は、遊園地などの入園割引が受けられることが多いです。神奈川県の遊園地「さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト」内にあるキャンプ場「パディントン ベア・キャンプグラウンド」では、遊園地の入園券&乗り物フリーパス、夕・朝食などが付いた「遊園地パック」で宿泊すると、最大で3,300円お得になります。
プレイスポット近隣のキャンプ場でもお得に利用できる場合があります。群馬県にあるキャンプ場「北軽井沢スウィートグラス」は、キャンプ場近くのアウトドアパーク「スウィートグラス・アドベンチャー」の入場料金が10%オフになります。
(2)キャンプに慣れていない子どもも飽きずに楽しめる!
キャンプなどのアウトドアにあまり慣れていない親子だと、キャンプ場で何をして遊んでいいのかわからないことも。ですが、遊園地などのプレイスポットがあれば、ビギナー家族でも安心ですよね。
プレイスポット併設のキャンプ場でアウトドアを体験して、次第に本格的なアウトドアに慣れていくのもおすすめです。
(3)手ぶらでキャンプできる施設が多い
一般的なキャンプ場より規模が大きいことが多く、コテージのような宿泊施設が充実していたり、手ぶらでBBQができたり、初キャンプでも気軽に過ごせますね。
(4)電車やバスでも行ける施設も
キャンプ=車というイメージが強いですが、大きなプレイスポットが併設・隣接しているキャンプ場の中には、電車やバスなどの公共交通機関を利用して行ける施設も。宿泊施設や設備、レンタル用品が充実していれば、車不要で手軽にキャンプが楽しめます。
千葉県の「成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場」では、無料送迎バスを運行しているほか、静岡県の「富士山こどもの国」では、公共のバスが1日1本往復しています(土日祝日・夏休み・年末年始のみ、JR富士駅から)。
それでは、実際に関東エリアのおすすめキャンプ場を紹介します! 時期によっては混雑が予想されるので、早めに予約するのがベターです。
ツインリンクもてぎ 森と星空のキャンプヴィレッジ(栃木県)
オープンしたばかりの「森感覚アスレチックDOKIDOKI」をはじめ、5階建ての立体迷路や日本最大級のジップライン、本格的なバイクアトラクションなど、さまざまな遊びが詰まった「ツインリンクもてぎ」内のキャンプ場です。
ちょっと豪華なアウトドア料理が味わえる人気のグランピングも楽しめて、キャンプ初心者でも安心です。JR宇都宮駅、JR水戸駅、真岡鐡道茂木駅からバスでのアクセスも可能です。
■ツインリンクもてぎ 森と星空のキャンプヴィレッジ
住所:栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1
定休日:通年営業
※12〜2月は火・水曜定休
※6月下旬、1月下旬〜2月上旬に一斉休園あり
北軽井沢スウィートグラス(群馬県)
さまざまなコテージのほか、テントをはじめとした用品レンタル、BBQ食材の販売もあるキャンプ場です。
場内には多目的広場や子ども向けの遊び場もあり、キャンプ場近くには「スウィートグラス・アドベンチャー」もあります。浅間高原の原生林の樹上に作られたハラハラ・ドキドキの冒険施設で、未就学児ならアスレチックが無料で楽しめます。
■北軽井沢スウィートグラス
住所:群馬県吾妻郡長野原町大字北軽井沢1990-579
定休日:通年営業
※冬期メンテナンス休業あり
成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場(千葉)
牛の乳しぼり教室や乗馬体験など、動物とのふれあいが楽しめる観光牧場「成田ゆめ牧場」に隣接したキャンプ場です。無料で楽しめるアスレチックや芝すべりも人気です。
コテージなどの宿泊施設はありませんが、テントなどの用品レンタル、BBQ食材の購入ができるので、気軽にキャンプを体験できます。JR滑河駅から無料で送迎バス運行があり、車を使わずにキャンプに行けます。
また、キャンプ場利用者限定で、チェックアウト日まで牧場に何度でも出入りできる「キャンパー優待券」を販売しています。通常、牧場入場料は1日あたり大人1,400円、子ども700円ですが、優待券では大人900円、子ども500円になります。
■成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場
住所:千葉県成田市名木730
定休日:通年営業
パディントン ベア・キャンプグラウンド(神奈川県)
アジア初上陸の巨大クライミングアトラクション「マッスルモンスター」をはじめ、遊園地やアスレチックも楽しめる「さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト」内にあるキャンプ場です。
トレーラーやログキャビン、常設テントに宿泊できるほか、遊園地フリーパス、夕食・朝食なども付く「遊園地パック」も便利でお得です。JR相模湖駅発のバスも利用できます。
■パディントン ベア・キャンプグラウンド
住所:神奈川県相模原市緑区若柳1634
定休日:水・木曜
※オートキャンプ場は冬季クローズ
富士山こどもの国(静岡県)
「富士山こどもの国」は、富士山の裾野に広がる94.5ヘクタールの自然豊かな公園で、パークゴルフやカヌーニジマス釣りなどが楽しめます。
園内にあるキャンプ場では、レンタルテントのほか、パオ型の宿泊施設も利用できます。BBQコンロのレンタル&食材販売もあり、初心者でも安心して楽しめます。
車以外のアクセスは、JR富士駅からバスがありますが、運行は土・日曜、祝日、7月14日〜8月31日、12月29日〜1月3日のみで1日往復1本です。利用時は運行時間の確認をお忘れなく。
■富士山こどもの国
住所:静岡県富士市桑崎1015
定休日:火曜
※5月〜10月、冬休み、年末年始、春休み、GW、祝日は無休
キャンピカ富士ぐりんぱ(静岡県)
常設テントやトレーラーのほか、シルバニアファミリーの等身大コテージに宿泊できると話題のキャンプ場です。公共交通機関ではアクセスできないので、車で出かけることが基本ですが、BBQ食材の購入も可能で、手ぶらでキャンプが楽しめます。
キャンプ場は遊園地「ぐりんぱ」に隣接していて、水上アスレチック「カッパ大作戦」やウルトラマンをコンセプトにした「M78ウルトラマンパーク」など、さまざまなアトラクションが楽しめます。キャンプ場宿泊者優待として、ワンデークーポンが大人3500円のところ2,800円、子ども2,600円のところ2,200円に割引されます。
■キャンピカ富士ぐりんぱ
住所:静岡県裾野市須山2427
定休日:水・木曜
※夏季、GWは無休
キャンプ初心者のファミリーにおすすめのキャンプ場ばかり。キャンプ本来の楽しさを体験しつつ、別の遊びプランも立てられるのでおすすめです!