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小江戸・川越のおすすめ花見スポット5選! 中院・川越水上公園・喜多院など全網羅!

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昔ながらの風情を残し、「小江戸」と称される川越。都心から1時間程度で行けるアクセスの良さも魅力ですが、3月の終わりごろからは桜が見ごろを迎え、お花見スポットとしてもいい時期になります。今回は川越で桜が楽しめるおすすめのスポットと、人気のポイントを紹介します!

もくじ

天台宗別格本山 星野山 無量寿寺 中院

川越の桜の名所として名高いのが「天台宗別格本山 中院」。昭和の文化財・釈迦堂の脇にある竹林の中にある寒緋桜が3月に入ると見ごろを迎え、下旬からはシダレザクラやソメイヨシノが境内を彩ります。

中院の代名詞とも言えるシダレザクラはまさに圧巻の一言。毎年のように花見を楽しむ観光客でにぎわうのがわかります。

桜の木の下でお弁当を子どもたちと食べたり、お絵かきセットを持ってスケッチしてみたりしても楽しいですね。日中に見てもステキなシダレザクラですが、さらに輝きを増すのは日が暮れてから。桜をよりキレイに見せるためにライトアップが施されています。昼間とは違う姿に感動必至です。

期間限定の「サクラカフェ」に行ってみよう!

桜の開花とともに中院では、茶室を期間限定(2018年は3月31日〜4月1日予定)のカフェ「サクラカフェ」として提供。ここでは一杯ずつお点前をしてくれる抹茶とお菓子が楽しめます。お花見後にぜひ立ち寄ってみたいですね。


川越水上公園

お花見といえば、レジャーシートを敷いてお弁当をみんなで食べたいもの。そうしたピクニック感覚でお花見を楽しめるのが川越水上公園です。

園内を横断するように桜が連なって咲き、周囲は芝生になっているので、お花見にはピッタリです。毎年4月上旬ごろから見ごろを迎える川越水上公園の桜ですが、その種類も豊富。最初にソメイヨシノが満開になると、次にカンザンなどの八重桜が咲きだすというように、リレーのように桜が順々に咲いていくので、4月下旬になってもお花見が楽しめます

ゆっくりとお花見を楽しむのもいいですが、長い時間同じ場所にいるのは子どもにとっては退屈なもの。そんなときはスワンボートに乗ってのお花見がおすすめ。桜並木とはまた違う様子の桜が見られますよ。

アクティブ派にはピッタリなサクラコース

園内の並木道は「サクラコース」と呼ばれるジョギングコースとしての顔も持っています。そのため、散歩感覚でお花見を楽しむこともできます。コースではリードを付けていれば犬のお散歩もOKなので、ペットとともにお花見を楽しみたいという人にもピッタリです。

川越大師 喜多院

お花見スポットの中には露店が並び、お祭り感覚で楽しめるところもあります。川越でそうしたスタイルのお花見をするなら、喜多院がイチオシです。お彼岸を過ぎたころに境内に足を踏み入れると、満開の桜と多くの露店が目に飛び込んできます。

喜多院に咲く桜はソメイヨシノやシダレザクラ。なかでも注目したいのはシダレザクラで、とくに紅葉山庭園に咲くシダレザクラは喜多院の再建に着手した徳川家光が植えたとされており、「徳川家光お手植えの桜」として語り継がれ、現在咲いている桜もその末裔のものです。

紅葉山庭園以外にもシダレザクラは植えられているので、見比べてみるのも楽しいですね。ちなみに境内におよそ100本植えられているというソメイヨシノは多宝塔と一緒に撮るのがおすすめです。

合わせて見たい! もうひとつの桜の名所

徳川家光が植えたとされるシダレザクラのほかにも、喜多院には歴史上の偉人が植えたとされる桜がもうひとつあります。それは川越城主の松平信綱が植えたとされるエドヒガンザクラ。場所は喜多院に隣接している仙波東照宮なので、例年お彼岸のころに見ごろを迎えるので合わせて見に行ってみましょう。


伊佐沼公園

関東では2番目に広い自然沼として知られる伊佐沼。隣接する伊佐沼公園は毎年3月下旬から桜が満開に。200本を超えるソメイヨシノが伊佐沼を囲うように咲く姿はまさに壮観で、レジャーシートを広げてお花見をするには最適です。

沼の裏側にあたる遊歩道も桜は満開に。子どもたちに大人気のじゃぶじゃぶ池周辺も桜が咲くなど、公園のあらゆるところに桜が咲き乱れます。桜の花びらがじゃぶじゃぶ池の水面に浮かぶ様子もまたステキですよ。

お花見の後はフィールドアスレチック!

レジャーシートを敷いてお花見ができる公園にはあまり遊具がないというイメージがありますが、伊佐沼公園には「冒険の森」と呼ばれるフィールドアスレチックがあります。ロープスライダーや丸太の平均台など、小さな子どもでも楽しめるのでお花見帰りに立ち寄ってみるのもいいですね。

川越氷川神社裏

縁結びのご利益があることで有名な川越氷川神社。七夕ごろから行われる「縁結び風鈴」が有名ですが、春は氷川神社の裏手に注目を。桜が一斉に咲き乱れ、川越でも一二を争うお花見スポットに変身します。

別名「誉桜」と呼ばれる新河岸川の桜並木。そのルーツは、昭和32年に戦没者の慰霊のために約300本の苗を川越の和菓子店「亀屋栄泉」の当主が寄贈したことに始まります。約500mもの通りがソメイヨシノ一色で染まる景色は、まさに「美しい」の一言です

桜並木をただ眺めるのもいいですが、川面に映る桜もまた風情があります。通り沿いにはレトロな味がある川越のシンボル・田谷堰(たやぜき)という橋もあり、桜との組み合わせは思わず写真を撮りたくなりますよ。

おみやげにピッタリな「さくらさく守り」

縁結びのご利益で知られる川越氷川神社ですが、境内では「さくらさく守り」というお守りを販売。桜のように大切なご縁が花開くようにと祈念されたお守りで、デザインもとってもキュート。おみやげに買っていくのにオススメです。

■川越氷川神社裏
埼玉県川越市氷川町108付近

いろいろな桜が見られるのも川越の特徴の1つですね。花見はもちろん、あちこちの桜を見て歩くのも楽しそうです。桜が満開になるこの季節、ぜひ川越におでかけしてみてはいかがでしょうか?

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