札幌は北海道旅行で定番の人気観光都市。日本新三大夜景に認定された札幌の夜景を満喫できる展望台や、記念撮影に人気の歴史的建造物、動物や自然とふれあえる施設など、親子で出かけたい観光名所がたくさんあります。
そこで今回は、札幌を1日で満喫できるおすすめのモデルコースを紹介します。子どもが喜ぶ体験型の施設や札幌観光に必須の名所まで盛りだくさんです!
札幌のスポットを1日で満喫するには?
札幌市内中心部のスポットは、専用の駐車場がなかったり、混み合っていたりするので、地下鉄などの公共交通機関で巡るのがおすすめ。
一方、札幌の中心部から離れた場所にも魅力的な施設がたくさんあるので、車(レンタカー)などで巡るのもひとつの手です。
公共交通機関で巡る場合
家族連れでにぎわう動物園は、比較的空いていることが多い午前中に出かけるのがおすすめです。たっぷり遊んだ後は地下鉄で札幌市内中心部に移動し、食事と観光を楽しみます。午後は地下鉄駅から近くのゆったりと過ごせるスポットを選ぶと、子どもが疲れたりしても安心ですよ。
おすすめプラン
9:30 札幌市円山動物園は空いている開園直後に!
12:00 札幌ら〜めん共和国でご当地ランチを!
13:15 JRタワー展望室 T38(タワー・スリーエイト)で札幌を真上から!
14:30 札幌市時計台までのんびりお散歩!
15:30 大通公園でひと休み!
16:45 サッポロファクトリーでお土産選び!
9:30 「札幌市円山動物園」は空いている開園直後に! (約2時間滞在)
「札幌市円山動物園」の開園時間と同時に1日のスタートです。
自然の環境をできるだけ再現し、約170種類900点の動物が飼育されています。動物をガラス越しに間近で見られる展示が多く、子どもが体を動かせる遊具広場「まるっぱ」も人気です。2018年3月13日(火)には、「ホッキョクグマ館」が新しくオープンしました。
12:00 「札幌ら〜めん共和国」でご当地ランチを! (約1時間滞在)
「札幌市円山動物園」から徒歩で約15分の地下鉄円山公園駅から、東西線と南北線を乗り継いで地下鉄さっぽろ駅に向かいます。そこから徒歩で約5分のエスタ10階に「札幌ら〜めん共和国」があります。
札幌を中心に北海道各地の人気ラーメン店8軒が出店しています。すべてのお店でハーフサイズのミニラーメンが注文できるので、食べ比べや子ども連れのランチにもぴったり!
13:15 「JRタワー展望室 T38(タワー・スリーエイト)」で札幌を真上から! (約1時間滞在)
「札幌ら〜めん共和国」から地下に降りてJR札幌駅直結の札幌ステラプレイスへ移動し、センターエレベーターIIで6階に上がると「JRタワー展望室 T38」の入場受付にスムーズに到着します。
専用エレベーターで38階まで上がれば、展望室から360度の大パノラマが満喫できます。地上160mの高さから、市街地の向こうに山並みが広がる風景や線路を走る列車を見渡せますよ。
14:30 「札幌市時計台」までのんびりお散歩! (約1時間滞在)
「JRタワー展望室 T38」から歩いて「札幌市時計台」に。お散歩がてら15分ほど歩けば、白い壁と赤い屋根の札幌のシンボルが見えてきます。
歴史的建造物の館内には塔時計の機械などが展示され、2階のホールでは2017年に登場したクラーク博士像と一緒に記念撮影ができます。
※2018年6月1日〜10月31日は外部改修工事のため休館になります。
15:30 「大通公園」でひと休み! (約1時間滞在)
「札幌市時計台」からすぐの場所に市民の憩いの場「大通公園」があります。
東西約1.5km、面積約7.8ヘクタールの広大な公園に、花壇と樹木、噴水などが点在していて、西9丁目まで歩けば「プレイスロープ」「砂場」「遊水路」(6〜9月中旬に通水)で遊べます。
16:45 「サッポロファクトリー」でお土産選び! (約2時間30分滞在)
「大通公園」地下の地下鉄大通駅から地下鉄東西線に乗り、次のバスセンター前駅で下車します。8番出口から5分ほど歩けば、複合商業施設の「サッポロファクトリー」に到着します。
ガラス張りのアトリウムや赤レンガの建物に、約160ものショップや飲食店などが集まっているので、お土産ショッピングにもおすすめ! オムライスやハンバーグの専門店、カフェなどにキッズメニューもそろっています。
車(レンタカー)で巡る場合
午前中は緑でいっぱいの郊外の施設で雄大な自然を満喫し、午後は見学や体験も豊富な「白い恋人パーク」へ。夕方は藻岩山山頂で日没前後の美しい夜景を楽しんで。体験メニューがある施設は、開催時間に合わせてスケジュールを考えるとスムーズですよ。
おすすめプラン
10:00 サッポロさとらんどでバター作り体験!
12:15 モエレ沼公園でランチタイム!
14:45 白い恋人パークで工場見学!
17:15 札幌もいわ山ロープウェイで夜景を堪能!
10:00 「サッポロさとらんど」でバター作り体験! (約2時間滞在)
JR札幌駅の近くでレンタカーを借りたら、30分ほど車を走らせて農業体験交流施設の「サッポロさとらんど」へ。
74ヘクタール以上の広大な敷地に、花畑「さとらんどガーデン」「体験農園」「ふれあい牧場」、手作り体験ができる「さとらんどセンター」などが点在していて、夏期営業期間中はSLバスや馬車にも乗れます。午前中は11:00からバター作り体験(30分)ができますよ。
12:15 「モエレ沼公園」でランチタイム! (約2時間滞在)
「サッポロさとらんど」から車で5〜10分のところにある「モエレ沼公園」に向かいます。
世界的な彫刻家イサム・ノグチが基本設計を担当し、アートと自然が一体となった総合公園です。直径48mの巨大な「海の噴水」や、126基のカラフルなオリジナル遊具が並ぶ「サクラの森」に子どもは夢中!
園内のテイクアウトショップでランチボックスを買って、緑の中でランチを楽しむのもいいですね。
14:45 「白い恋人パーク」で工場見学! (約2時間滞在)
「モエレ沼公園」で遊んだ後は、車で約30分の「白い恋人パーク」へ。
白い恋人の製造ラインが見学でき、白い恋人と同じ材料でクッキー作りもできる子連れに人気のお菓子のテーマパークです。
飴作りの様子が見られる「キャンディ・ラボ」や、ミニチュアの家が並ぶ「ガリバータウン」、4月中旬〜11月末に運行するミニ鉄道「白い恋人鉄道」に子どもは大喜び!
17:15 「札幌もいわ山ロープウェイ」で夜景を堪能! (約1時間滞在)
夕方になったら夜景を満喫するために「札幌もいわ山ロープウェイ」に。「白い恋人パーク」からは車で約30分です。
山の中腹からはスイス製のミニケーブルカー「もーりすカー」に乗って山頂に向かうので、乗り物好きにはたまりません。標高531mの山頂展望台では、幸せの鐘のオブジェが設置された屋上や暖かな屋内の眺望ロビーから、夜景を楽しめますよ。
親子で札幌観光に出かけるなら、子どもの年齢や体力に合わせて予定を決めることも大切です。また、体を動かして思い切り遊べるスポットとのんびりできる施設を組み合わせつつ、時間にも余裕を持ったスケジュールを考えるといいですね。