「TOKYO DESIGN WEEK」を親子で楽しもう

ロボット、アート、体を動かせる遊具…それらが雑多に集まったイベントが「TOKYO DESIGN WEEK(以下、TDW)」です。実は、30年も続いてきたクリエイティブの“フェス”。デザインやアートというと難しいと思いがちですが、親子でも楽しめるコンテンツがたくさん! 親子での楽しみ方や、今年の見所をTOKYO DESIGN WEEK株式会社の白井優花さんと植田悠希さんに聞きました。

一言では言い表せない、TOKYO DESIGN WEEKの魅力

TDWのホームページを見ると、いろいろな情報が入り交じり、全体像をつかみにくい感じも受けますが、いったいどんなイベントなのでしょうか?

「もともとは企業向けでしたが、今では『クリエイティブフェス』として一般の方にも楽しんでいただけるイベントになっています。会場は、明治神宮の野球場を借りていて、とても広い敷地にたくさんのコンテンツが集まるので、全体として『こんなイベント』と言いにくいんですね。また、『TDWって何々のイベント』と宣言して型にはめないようにしている面もあります」(白井さん)

出品されているコンテンツは、アート作品の展示、体験できるワークショップや音楽ライブ、手作り作品の販売など多岐にわたります。出展者も、有名なアーティストから、学生や企業までさまざま。それぞれの共通項は「クリエイティブ」ということくらいかもしれません。

「その中で、2015年のテーマは『インタラクティブ』。『相互作用的』と訳したりしますが、見るだけではなく、近づいたり触れたりすることで、反応したり違う体験ができるような作品が集まっています。また、ここ数年の傾向として、デジタルなものが増えています」(植田さん)


親子には「チームラボアイランド」や学校作品展が◎

TDWには親子にお勧めのコンテンツもたくさんあるそうです。まず筆頭は、お台場の日本科学未来館で48万人を動員し、大成功を収めたチームラボの「チームラボアイランド -学ぶ!未来の遊園地-」。大人気だったこのイベントが、再びこの会場で体験できます。

「自分で描いて色を塗ったクルマやビルが巨大なディスプレイ上で街をつくる『お絵かきタウン』や、その絵からペーパークラフトが作れる『お絵かきタウンペーパークラフト』、ケンケンパが上手にできると音や映像が反応する『天才ケンケンパ』などが登場します。」(植田さん)

これは楽しみですね。また、学生による『インタラクティブな遊具』が展示される学校作品展も楽しそうです。

「室内と屋外の両方に設置します。どんなものが出てくるかわかりませんが、昨年は数多くの遊具が登場し、パネルの付いたジャングルジムや、変わった形のシーソーのようなもの、大量のボールが入れられたスペースなど、たくさんの子どもたちが楽しんでいました。」(白井さん)

「Creative Life展」では展示やワークショップも開催

最も大きなスペースを占める『Creative Life展』も是非楽しんで欲しいです。出展者がブースに別れて作品を展示したり販売したりしていますが、あえてジャンルなどを分けずに混ぜこぜに配置していて、自分で発見した喜びを持ってもらえるようにしています。」(白井さん)

今年はテーマの「インタラクティブ」に合わせて、見たり買ったりするだけでなく、体験できる作品も多数ありそうとのこと。

また、出展者としてさまざまなジャンルのクリエーターが参加するので、普段は会うことができないようなクリエーターと交流を持つ機会にもなります。私が昨年訪れたときには、運良くくじが当たり、著名な漫画家さんが無料で似顔絵を描いてくださいました。

さらに、Creative Life展のステージでは、子どもも参加できるワークショップも開催。プログラムで日程や時間をチェックしておきましょう。


自分なりの楽しさを見つけるお手伝いを

壮大なイベントだけに、子どもを連れて行く際に、上手に楽しむポイントを知っておきたいもの。

後半の土日は混雑が予想されますから、できれば早めの日程に来ていただいた方がよいと思います。ご両親そろって来るのでしたら、お父さんに並んでもらっている間にお母さんと子どもは遊具を楽しむなど、上手に時間を使ってもらえれば。」(白井さん)

また、チケットには親子で訪れるとお得になる「親子割」が用意されています

「小学生以下は無料ですが、親御さんが小学生以下のお子さんを連れてくると3,000円のチケットが2,000円になります。お子様が1人でも、お父さん、お母さんの両方がそれぞれ2,000円になるので、とてもお得です。」

敷地内にはカフェがあり、無料で休憩できるスペースや授乳室、おむつ替えスペースも設置されています。赤ちゃん連れでも安心ですね。

「デザインやアートには答えがない」という白井さん。TDWの回り方や楽しみ方もひとつではありません。様々なジャンルの作品を一緒に見ることで、子どもが興味を持てることが見つかるのではないでしょうか。親も一緒になって刺激を受けたり、忘れていたものを思い出すなど、素敵な体験になることでしょう。

「TOKYO DESIGN WEEK 2015」イベント概要

・開催日程
前半 10月24日(土)〜10月28日(水)
後半 10月30日(金)〜11月3日(火・祝)
※10月29日(木)は終日閉場

・時間
11:00〜21:00(※最終日は20時まで)

・会場
明治神宮外苑絵画館前(東京都新宿区霞ヶ丘町2-3)

・入場料
前売りチケット2,500円(当日券 3,000円)

「TOKYO DESIGN WEEK 2015」の詳細はこちら

お話しを聞いたのは・・

TOKYO DESIGN WEEK
今年で30周年を迎えるクリエイティブの祭典TOKYO DESIGN WEEKは、最先端のクリエイティブを体感できるイベント。現在世界90都市で同様のDESIGN WEEKが開催されている中、今年も世界のDESIGN WEEKをリードする様々なデザイン・アート・ミュージック・ファッションのクリエイティブコンテンツを発表予定。
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