岐阜県各務原市の世界淡水魚園水族館「アクア・トト ぎふ」で、企画展「毒の館へようこそ〜博士と学ぶ毒生物〜」が、2025年7月19日(土)〜12月7日(日)まで開催中です。
身近な生き物から世界各地の生き物まで、毒を持つ危険生物を楽しく学べる特別企画展で、夏休みの自由研究にもぴったりです。
博士と一緒に毒生物の世界を探検しよう
企画展では、「毒の館」に集められたさまざまな毒生物を舞台に、毒博士と助手がパーティーに参加し、いろいろな出来事に出会うという物語形式で進みます。
生き物や毒について、漫画を使ってわかりやすく紹介しているので、子供から大人まで楽しみながら知識を深めることができます。
陸や海、身近な場所に潜む毒生物
陸にすむ毒生物として、体表から勢いよく毒液を噴き出すファイヤーサラマンダーや、皮膚から乳状の毒液を出すジュウジメドクアマガエル、神経毒を持つアメリカドクトカゲなどが展示されています。
海にすむ毒生物のコーナーでは、強い刺胞毒を持つアカクラゲや、背ビレなどに毒棘があるハオコゼ、体内に毒を蓄積するアオブダイなどが紹介されています。
さらに、身近な毒生物として、年間3000例ほどの被害が発生しているニホンマムシや、海外からの荷物などについて日本に侵入したセアカゴケグモの標本も見ることができます。
関連イベントも盛りだくさん!
企画展の期間中は、関連イベントも楽しめます。平日には、おもちゃの毒生物を釣ったり捕まえたりするイベント「ドキドキ毒生物さがし!」が開催されます。
また、館内のレストランでは、ソフトクリームにブルーベリーソースなどで飾り付けをした限定スイーツ「食べると癖になるかもしれない中毒アイス(550円)」も販売されています。
危険だけど魅力的な毒生物の世界を、博士と一緒に安全に学んでみませんか。入館料だけで楽しめる企画展なので、この機会にぜひ「アクア・トト ぎふ」へ足を運んでみてください。
■企画展「毒の館へようこそ〜博士と学ぶ毒生物〜」概要
開催期間:2025年7月19日(土)〜12月7日(日)
場所:「アクア・トト ぎふ」1階 特別企画展示スペース
展示:28種約120点(うち、標本10種15点)
料金:入館料のみ