いよいよ春休み到来! まだ予定を立てていない親子におすすめなのが「予約不要」「入館無料」で楽しめる博物館・科学館。
そこで今回は、生活に密接する水道・ガス・お金をテーマにした博物館や、安全な暮らしを守る消防・警察の博物館、アニメーションミュージアムなど、子供から楽しめる博物館・科学館をご紹介します。
春休みに楽しめるイベントや特別展についての情報も掲載しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
【杉並区】未来をつくる杉並サイエンスラボ IMAGINUS
杉並区高円寺にある「未来をつくる杉並サイエンスラボ IMAGINUS(イマジナス)」は、科学を楽しみながら学べる科学体験施設です。
旧杉並第四小学校の跡地をリノベーションした館内では、ユニークなサイエンスショーや、親子で参加できる工作・実験教室など子供から大人まで、科学の面白さを体感できるコンテンツが盛りだくさん! 館内には、満足感のあるランチやスイーツ・ドリンクなどが味わえるカフェもあるので、ゆったりと過ごせますよ。
春休みイベント情報「スライムLAB」
春休み期間を含む、2025年3月20日(木・祝)〜4月6日(日)まで、春の特別企画展「スライムLAB」が開催されます。
4つのエリアでは、スライムの開発から実験、調査、解説とスライムについてとことん研究。カフェでは、スライムをモチーフにした「ゼリーソーダ」も提供されます。
さらに、ショップでは期間限定のスライムグッズを販売。春休みの思い出にもぴったりですよ。
■未来をつくる杉並サイエンスラボ IMAGINUS
住所:東京都杉並区高円寺北2-14-13
開館時間:9:00〜21:00
※部屋によって営業時間が異なります
休館日:毎週火曜、年末年始(12月30日〜1月3日)
※火曜が休日の場合は翌平日が休館
入館料:無料
【杉並区】杉並アニメーションミュージアム
JR中央線および東京メトロ丸の内線「荻窪駅」からバスで約5分の場所にある「杉並アニメーションミュージアム」は、日本のアニメーション作品の制作過程を楽しみながら学べるスポットです。
館内ではアフレコ体験や初級デジタルアニメ制作体験などを通して、映像技術の数々を体感できます。
また、ワークショップやイベント、企画展などさまざまな催しも開催されているので、親子で何度でも訪れたくなる魅力的な施設ですよ。
春のイベント情報「魔神創造伝 ワタル 動画トレースワークショップ」
杉並区内にある、アニメ制作会社「バンダイナムコフィルムワークス」特集の開催を記念して3月22日(土)・23日(日)に「魔神創造伝ワタル 動画トレースワークショップ」が行われます。
作中で使われた動画見本をトレースしてコマ撮りアニメを作成。どんな風にアニメの動きが作られているのかを体験できますよ。
参加費は無料、持ち物も不要で両日とも13時から17時(最終受付16時)まで実施しています。
■杉並アニメーションミュージアム
住所:東京都杉並区上荻3-29-5 杉並会館3階
開館時間:10:00〜18:00(最終入館17:30)
休館日:毎週月曜、年末年始(12月28日〜1月4日)
※月曜が休日の場合は翌平日が休館
入館料:無料
【港区】港区立みなと科学館
東京都港区の虎ノ門にある「港区立みなと科学館」は、ビル建設や免震、海流の原理など、身近にある科学体験が楽しめる施設です。
「しぜん」「まち」「うみ」「わたし」の4エリアで構成された常設展示コーナーでは、大型装置や映像を使った体験型展示を楽しめるのが魅力。実験室では、身の回りの不思議な現象を体験する実験教室や、ワークショップなど、好奇心や創造性を育む活動プログラムを実施しています。
また、800万個を超える美しい星空と臨場感あふれる映像が楽しめる「プラネタリウムホール」(有料)では、解説員による星空の楽しみ方や旬の話題を紹介。同階には、「気象科学館」もあるので、親子でさまざまな科学を体感できますよ。
春のイベント情報「2025 春の企画展『カガクノミカタ』−ディスカバー フシギの見つけ方!−」
2025年3月12日(水)から春の企画展として「『カガクノミカタ』ー ディスカバー フシギの見つけ方!ー」を開催中!
普段の暮らしのなかに潜むたくさんの「不思議」を見つけるための7つの方法を紹介しています。NHK Eテレ「カガクノミカタ」展に、みなと科学館オリジナル要素を加え、ヨシタケシンスケさんの親しみやすく可愛らしいイラストとともに解説。新たな科学の発見やその面白さ、不思議さを感じる体験が楽しめますよ。
■港区立みなと科学館
住所:東京都港区虎ノ門3-6-9
開館時間:9:00〜20:00
※プラネタリウムの最終投影は19時、入館は閉館の30分前まで
休館日:第二月曜、年末年始(12月29日〜1月3日)
※第二月曜が休日の場合は翌平日が休館
入館料:無料
【港区】NHK放送博物館
東京メトロ日比谷線「神谷町駅」から徒歩約8分の場所にある「NHK放送博物館」は、昭和31年に世界初の放送専門ミュージアムとして誕生しました。
館内では、ラジオ・テレビ放送のはじまりや、デジタル放送の仕組み、NHKの番組内で使用された衣装・小道具などを展示。「放送体験スタジオ」では、アナウンサー気分でニュースキャスター体験もできますよ。
また、「こども番組がいっぱい」エリアでは、歴代の懐かしい人形劇やこども番組を紹介。懐かしいキャラクターの人形や着ぐるみなども展示されているので、親子で楽しめます。
■NHK放送博物館
住所:東京都港区愛宕2-1-1
開館時間:9:30〜16:30
休館日:毎週月曜、年末年始
※月曜が休日の場合は翌平日が休館
入館料:無料
【港区】ヤマトグループ歴史館 クロネコヤマトミュージアム
「ヤマトグループ歴史館 クロネコヤマトミュージアム」は、ヤマトグループが創業100周年を記念して2019年に設立した歴史館です。
建物の6階からスタートする展示は、スロープを降りながら100年の歩みを追体験。創業当時の様子やネコマークの誕生秘話などの歴史を学べます。4階「宅配便体験コーナー」では、宅配便が届くまでの仕組みを紹介。セールスドライバーの制服の着用や「ウォークスルー車」の乗車体験が楽しめますよ。
■ヤマトグループ歴史館 クロネコヤマトミュージアム
住所:東京都港区港南2-13-26
開館時間:10:30〜17:00(最終入館16:30)
休館日:毎週月曜、夏季、年末年始
※月曜が休日の場合は翌平日が休館
入館料:無料
【文京区】東京都水道歴史館
「東京都水道歴史館」は、江戸時代からの日本の水道の歴史と、技術・設備に関する展示が楽しめる博物館です。
1階から3階までテーマごとに分かれており、「江戸上水」エリアでは、玉川上水にまつわる感動の物語を見られるほか、江戸時代の長屋を再現した「江戸の上水井戸端」で庶民の暮らしと上水のつながりを楽しく学べます。
週末を中心に、アテンダントによる「館内ガイドツアー」や子供向けの体験イベントも行われているので、おでかけ前に公式サイトからチェックしてみてくださいね。
春のイベント情報「【水の科学館コラボ】子どもサイエンスチャレンジ」
月に1度、東京都水の科学館スタッフが東京都水道歴史博物館に出張しイベントを開催! 水に関係する実験やショーを体験できます。
3月は「表面張力」がテーマ。3月20日(木・祝)の午前・午後の全2回行われ、開催時間30分前から会場前にて整理券を配布します。
■東京都水道歴史館
住所:東京都文京区本郷2-7-1
開館時間:9:30〜17:00(最終入館16:30)
休館日:第四月曜、年末年始
※第四月曜が休日の場合は翌平日が休館
入館料:無料
【中央区】日本銀行金融研究所貨幣博物館
東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前駅」から徒歩すぐの場所にある「日本銀行金融研究所貨幣博物館」には、古代から現代までの日本の貨幣や記念硬貨が展示されています。
貨幣とともに、使われていた時代背景や当時の物の値段をなどを通じて、生活のなかで使われていたお金についも学べます。
さらに、現在の日本銀行券の偽造防止技術についても体験できるので、子供から大人まで好奇心を刺激されますよ。
春のイベント情報「春爛漫!桜咲く錦絵 ー日本橋・江戸桜通りへようこそー 2025」
日本銀行貨幣博物館の前の通りは、2005年に江戸桜通りと命名されました。その名の通り、春になると桜が咲き誇り、桜並木が広がります。
桜の時期にあわせて、貨幣博物館では2025年3月11日(火)〜4月13日(日)に、「春爛漫!桜咲く錦絵 ー日本橋・江戸桜通りへようこそー 2025」を開催。明治期を中心に、桜の描かれた錦絵の展覧会が行われます。日本橋の桜とともに、春のひと時を過ごしてみませんか?
■日本銀行金融研究所貨幣博物館
住所:東京都中央区日本橋本石町1-3-1(日本銀行分館内)
開館時間:9:30〜16:30(最終入館16:00)
休館日:毎週月曜、年末年始(12月29日〜1月4日)
※月曜が休日の場合は開館
入館料:無料
【中央区】ポリスミュージアム(警察博物館)
東京メトロ銀座線「京橋駅」から徒歩約2分の場所にある「ポリスミュージアム」(警察博物館)では、日本警察の始まりから現代までの歴史的資料の展示や、警視庁の活動について紹介しています。
展示以外にも、交番や指紋採取、110番疑似体験ができる体験型コンテンツも多数あるので、子供も楽しみながら学べまるのが魅力。1階ピーポくんホールでは、警察車両の見学や、おまわりさんなりきり体験が楽しめ、警察官や白バイ隊員の制服を着て、展示物の白バイに乗車し記念撮影もできますよ。
■ポリスミュージアム(警察博物館)
住所:東京都中央区京橋3-5-1
開館時間:9:30〜16:00(最終入館15:30)
休館日:毎週月曜、年末年始(12月29日〜1月4日)
※月曜が休日の場合は翌平日が休館
入館料:無料
【江東区】東京都水の科学館
東京・お台場にある「東京都水の科学館」は、普段何気なく使っている“水”の不思議が学べる体験型ミュージアムです。
館内には、水性質や水道水として利用されるまでの過程を映像やクイズ、実験などを通して紹介しているので子供はもちろん、大人も水について再発見できますよ。1階の「アクア・パークみんなでハイ、チーズ!」では、水と遊ぶ楽しさを体感できるように水遊び用のおもちゃを用意。楽しい仕掛けもあるので子供たちに大人気のエリアです。
1階入口近くには、授乳室やベビーカー置き場などもあるので、小さな子供連れでも安心ですよ。
■東京都水の科学館
住所:東京都江東区有明3-1-8
開館時間:9:30〜17:00(最終入館16:30)
休館日:毎週月曜、年末年始(12月28日〜1月4日)
※月曜が休日の場合は翌平日が休館
入館料:無料
【江東区】がすてなーに ガスの科学館
ゆりかもめ「豊洲駅」から徒歩約6分の場所にある「がすてなーに ガスの科学館」は科学と暮らしの視点からエネルギーを学べるスポットです。
暮らしを支えるエネルギーであるガスの役割や特長、これからの暮らし・社会、SDGsや地球温暖化などの社会の課題について、体験しながら考え、楽しみながら学べます。
館内は、五感を駆使しながら楽しめる展示物が多く、サイエンスショーやクイズ大会、映像など、プログラムも多彩。土日や春・夏・冬休みには、エネルギーや環境・科学にまつわる体験プログラムや料理教室などを開催しています。
春休みイベント情報「きみが考える未来ってなーに?」
2025年3月20日(木・祝)〜30日(日)の火〜日曜には、がすてなーに春イベント「きみが考える未来ってなーに?」が行われます。
「未来をソウゾウ(想像・創造)しよう」をテーマに、館内ラリーやわくわーく工作、ウィンドウアートなど楽しいプログラムが盛りだくさん♪ 春イベントにあわせて新作クイズ大会やフォトスポットも登場するので、親子でおでかけしてみてはいかがでしょうか。
■がすてなーに ガスの科学館
住所:東京都江東区豊洲6-1-1
開館時間:9:30〜17:00(最終入館16:30)
休館日:毎週月曜、年末年始、施設点検日
※月曜が休日の場合は翌平日が休館
入館料:無料
【江東区】東京都虹の下水道館
東京・お台場に「有明水再生センター」5階にある「東京都虹の下水道館」は、下水道について学べる東京都下水道局の広報施設です。
土日や長期休みには、実物大の下水道館やポンプなどの設備を使い、下水道局員になりきって体験できるお仕事体験や、地下にある有明水再生センターの見学など、下水に関するプログラムを実施。
ほかにも、では常時3種類ほどの工作が体験できる「まいにち工作」や、展示を見ながら楽しめるクイズ形式の「ワークシート」などもあるので、親子で参加してみてくださいね。
春休みイベント情報「春休みスペシャルイベントデー」
2025年3月23日(日)には、「春休みスペシャルイベントデー」が開催されます。
春休みスペシャルサイエンスショー(予約制)や、普段小中学生しか体験できない「お仕事体験」が未就学児の子供でも体験できる「みんなで仕事体験」、好きな工作を選んで体験できる「春工作コレクション」など、さまざま催しがたくさん! 当日先着順にて受付のイベントもあるので、確認してからおでかけしましょう。
■東京都虹の下水道館
住所:東京都江東区有明2-3-5有明水再生センター5階
開館時間:9:30〜16:30(最終入館16:00)
休館日:毎週月曜、年末年始
※月曜が休日の場合は翌平日が休館
入館料:無料
【江東区】水素情報館 東京スイソミル
JR京葉線「潮見駅」から徒歩8分の場所にある、「水素情報館 東京スイソミル」は、次世代のエネルギー源として注目される水素について、体験しながら楽しく学べる学習施設です。
館内は6つのゾーンに分かれており、1階では「水素エネルギーの可能性」や「水素社会のしくみ」を、2階には水素エネルギーの歴史と未来を展示するゾーンなどがあります。
子供たちに人気なのが、自転車をこいで水素の製造・発電体験ができる自転車実験コーナー。作った水素でおもちゃを動かし、水素エネルギーの仕組みをわかりやすく学べますよ。
■水素情報館 東京スイソミル
住所:東京都江東区潮見1-3-2
開館時間:9:30〜17:00(最終入館16:30)
休館日:毎週月曜、年末年始(12月28日〜1月4日)
※月曜が休日の場合は翌平日が休館
入館料:無料
【新宿区】消防博物館

東京メトロ丸の内線「四谷三丁目駅」直結の「消防博物館」では、江戸時代からの消防の歴史や世界の消防車などを展示しています。
3月14日(金)には、3階フロアがリニューアル! 消防ヘリコプターの展示が新しく生まれ変わるほか、消防団クイズや、これまで大人気の「なあろうよ!消防士」などがパワーアップして登場します。実際に使われていたポンプ車やはしご車も間近で見学できるので、子供が大興奮すること間違いなしですよ。
映像室では東京消防庁オリジナルの映画を上映。親子で消防について楽しく学んでみませんか?
■消防博物館
住所:東京都新宿区四谷3-10
開館時間:9:30〜17:00(最終入館16:30)
休館日:毎週月曜、年末年始(12月29日〜1月3日)
※月曜が休日の場合は翌平日が休館
入館料:無料
【北区】お札と切手の博物館
JR京浜東北線「王子駅」から徒歩約3分の場所にある「お札と切手の博物館」は、国立印刷局が運営する博物館です。
館内では、お札と切手の歴史をはじめ、世界の珍しいお札や切手、旅券・官報・諸証券など、さまざまな資料を展示しています。
注目は、偽造防止技術を体験できるコーナー。高精細すき入れや3Dホログラムをはじめ、マイクロ文字や特殊発光インキの様子を見られますよ。お札にまつわるクイズもあるので、親子でチャレンジしてみてくださいね。
■お札と切手の博物館
住所:東京都北区王子1-6-1
開館時間:9:30〜17:00
休館日:毎週月曜
※月曜が休日の場合は翌平日が休館
入館料:無料
【練馬区】東映アニメーションミュージアム
「東映アニメーションミュージアム」は、アニメーション作品の企画から完成までの制作過程や、現在放送中の東映アニメーション作品の設置資料などを紹介するミュージアムです。
展示エリアには、画面に現れる作品の画像をタッチすると、作品の情報や映像を見られる「東映アニメーションワークス」があり、子供はもちろん、ママパパにもお馴染みの作品についても楽しめるのが魅力。座りながら作品関連の書籍を読める「本コーナー」や、キャラクターと一緒に写真撮影が楽しめるフォトスポット、休憩スペースもあるので、親子でゆっくりと過ごせますよ。
東映アニメーションの関連商品を取り扱うショップも併設されているので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
■東映アニメーションミュージアム
住所:東京都練馬区東大泉2-10-5
開館時間:11:00〜16:00(最終入館15:30)
休館日:毎週水曜
※その他、不定休
入館料:無料
【立川市】東京消防庁 立川防災館
立川消防署に隣接する「東京消防庁 立川防災館」は、楽しみながら防災体験ができる施設です。
煙が充満した部屋のなかで安全に避難する方法を学べる「煙体験室」や、大型スクリーンに映し出された火災映像を模擬消火器で消火する「消火訓練室」、VRを活用した防災コーナーなど、万一の場合に備えての体験が充実しています。
自由見学コーナーでは、消防士の衣装が着られるコーナーや、ゲーム・クイズを用いた展示、防災アクションなど、小さな子供でも気軽に楽しめる展示が多数。
なお、体験コーナーは年齢や身長制限が設定されているものもあるので、注意してくださいね。
■東京消防庁 立川防災館
住所:東京都立川市泉町1156-1
開館時間:9:00〜17:00
休館日:毎週木曜・第三金曜
※木曜・第三金曜が休日の場合は、その直後の平日が休館
入館料:無料
春休みに入館無料・予約不要で楽しめる東京都内の博物館・科学館をご紹介しました。
水道やガス、お金など生活に関わる機関について学べる博物館・科学館は、親子のおでかけにぴったり。春休み期間中には、親子で楽しめるイベントや特別展も開催されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。