親子で特別な思い出を！　日本三大＆東京近郊の七夕まつり！

7月7日は、五節句の一つにも数えられる「七夕」。短冊に願い事を書いて飾るなどの風習になぞらえて、全国各地ではさまざまな七夕まつりが開催されます。そこで今回は、日本三大七夕まつりに加えて、東京近郊の親子で楽しめる七夕まつりを6つ紹介します。

日本三大七夕まつり

【神奈川県】湘南ひらつか七夕まつり

神奈川県平塚市で開催される「湘南ひらつか七夕まつり」は、日本三大七夕まつりのひとつで今年で67回目を迎えます。日本一と称される豪華絢爛な七夕飾りは必見！　JR平塚駅北口の商店街を中心に、約500本の飾りが通りを埋め尽くします。

期間中は、七夕飾りのコンクールをはじめ、ライブやダンスショー、七夕ウエディングなど楽しいイベントが目白押し。なかでも、地元市民団体や企業などが色とりどりの衣装を着てパレードする「七夕おどり千人パレード」（7日開催）は迫力満点です！

【宮城県】仙台七夕まつり

仙台七夕まつり協賛会

日本三大七夕まつりで二つ目に紹介するのは「仙台七夕まつり」。伊達政宗の時代から続く歴史ある伝統的なお祭りで、仙台市内中心部や周辺商店街をはじめ、街中が色鮮やかな七夕飾りで染まります。毎年約200万人以上が訪れる夏の一大イベントです。

勾当台公園市民広場に設置された「おまつり広場」では、歴史やグルメ、ステージイベントなど、仙台七夕まつりの魅力を存分に満喫できるさまざまな催しが用意されています。祭り前夜（2017年は8月5日）に開催される花火大会もお見逃しなく！

【愛知県】安城七夕まつり

日本三大七夕まつり、最後に紹介するのは愛知県安城市で開催される「安城七夕まつり」です。今年で64回目となる同祭りは、竹飾りが彩る通りの長さが日本一とされており今年も1,000本もの竹飾りが飾られます。竹短冊の数や願い事に関するイベントの数も日本一！　2013年には「1本の笹につるされた短冊数」で、ギネス世界記録にも認定されました。

また、願い事を書いた約3,000個の風船が空高く舞い上がる「願いごとふうせん一斉飛ばし」は必見！　感動的でフォトジェニックな光景が見られます。大人も子どもも踊って楽しめる「大盆踊り大会」やステージイベントなどもあるので、ぜひ家族みんなで参加してみてくださいね。

東京近郊の七夕まつり

【東京都】福生七夕まつり

すっかり福生の夏の風物詩として定着したのは、今年で67回目となる「福生七夕まつり」。商店街の人々が丹精込めて作り上げた色とりどりの七夕飾りが、訪れる人たちを迎えます。

期間中は、「七夕飾り付けコンクール」や「七夕織姫コンテスト」などのイベントも多数予定されています。なかでも注目は、5・6日に開催される「市民模擬店」。新奥多摩街道に約100店舗の模擬店が並び、普段はなかなかお目にかかれない多国籍料理が味わえます。

【東京都】阿佐谷七夕まつり

東京都杉並区の阿佐谷で開催される「阿佐谷七夕まつり」は、今年で64回目を迎えます。昭和29年の第一回目の開催から続く伝統「ハリボテ七夕飾り」が所狭しと飾られ、JR阿佐ケ谷駅から青梅街道へと続く商店街は多くの人で賑わいます。さまざまなキャラクターが並ぶ七夕飾りを眺めていると、その年の流行がわかって楽しいですよ。

七夕まつり期間限定の露店や商店街の店舗によるセール、各種イベントも開催されるので、ぜひ親子でおでかけしてみましょう。

【東京都】増上寺七夕まつり

東京・芝公園にある浄土宗大本山増上寺では、7月7日の夜に「七夕まつり」が開催されます。境内に設置された「願事書き所」で参拝者が願いを込めて書いた短冊を祈願する「七夕祈願会」や安国殿によるご朱印・お守りの授与（雨天時中止）が行われます。

また、境内では18時から21時まで、多摩大学の学生による「和紙キャンドルナイト2017」も開催されます（雨天時は規模縮小）。和紙のキャンドルによる美しい天の川が展示され、幻想的な七夕の夜を過ごせます。

今回ご紹介したほかにも、全国ではたくさんの七夕まつりが開催されています。思い思いの願いごとを短冊に託して飾ったり、楽しいイベントに参加したりと、年に一度の七夕まつりを家族で楽しみましょう！

※記事内でご紹介した情報は、2017年7月2日現在のものです