文京区「ホテル椿山荘東京」で新演出！　雲海に浮かぶ中秋の名月

東京都文京区の「ホテル椿山荘東京」で、2023年9月19日（火）〜 11月8日（水）の期間、絶景でお月見体験ができる新たな庭園演出「TOKYO MOON 〜雲と月〜」が開催されます。

池の上に霧状に作り出す「雲海スクリーン」に大きな満月が映し出され、幻想的な風景が生まれます。中秋の名月当日は、音楽演奏の特別演出も！　また、イベントに合わせた特別スイーツやレストランのお月見特別メニューも登場します。庭園に入れるのはホテル利用客だけなので、ゆったりと楽しめますよ。

東京雲海をスクリーンにした新たな秋の庭園演出

2021年に開始したホテル椿山荘東京が誇る「東京雲海」は、歴史ある庭園の自然を雲海のような霧で包む国内最大級の霧の庭園演出。特殊なノズルで雲と同じぐらいの細かい水粒を発生させて霧を造ります。この「東京雲海」と7 つの季節の美しい情景とを連動させた庭園デザインは、世界三大デザインアワード「iF DESIGN AWARD2023」ほか数々の賞を受賞しました。

新たな演出「TOKYO MOON 〜雲と月〜」は、期間中の1日に4回、東京雲海の霧のノズルを空に向かって噴射し、幽翠池の上に霧状の「雲海スクリーン」を作りだし、そこにホテル屋上から撮影した「東京の月」の映像を投影します。

直径約3mに映し出された月はクレーターまでしっかりと見えるそうですよ！　東京で一番近く月を見られるお月見スポットと言えるかもしれませんね♪

人工的な霧の演出でありながら、気温や湿度、風など気象条件によって「雲海スクリーン」の形状も変わり、投影される月も日々異なります。そんな新しい自然の楽しみ方も本イベントの魅力の1つです。

中秋の名月は二胡やクリスタルボウルの特別演出も

中秋の名月の9月29日（金）と30日（土）は、庭園で月の演出と一緒に中国楽器の二胡の演奏も楽しめます。秋の夜月の演出を見ながら、二胡の優しい音色で素敵な時間が過ごせますよ。

また、9月30日（土）は、月の演出後に、庭園の緑と滝に囲まれたチャペル「ルミエール」で、神秘的な音色が魅力のクリスタルボウルの演奏会が3回開催されます。

それぞれの楽器が奏でる音色で感覚を開き、月を愛でる楽しみをより一層豊かに、霧に包まれるように音に包まれるひとときをぜひ体験してみてくださいね。

家でもお月見を楽しめるテイクアウトスイーツも！

ホテルショップ「セレクションズ」では、9月1日（金）〜10月31日（火）の期間、「TOKYO MOON」お披露目記念として、期間限定のテイクアウトスイーツ「スイートポテトあんバター」を販売。黒蜜入りの羊羹と、カスタードクリームとバターを混ぜ合わせたクリームを黒ごま香るスイートポテトで挟んだ、和と洋がコラボレーションしたスイーツです。

9月中はまんまるの月をうさぎが散歩しているように見立てたお月見イメージでトッピング♪　10月以降はトッピングを変更して販売されます。

ラウンジでの優雅な時間「お月見イブニングハイティー」

ロビーラウンジ「ル・ジャルダン」では、9月19日（火）〜11月8日（水）の期間、特別プラン「お月見イブニングハイティー」が登場！　三段のオードブルスタンドは、月をイメージしたオードブルをはじめ、秋に旬を迎えるさつまいもやカボチャ、茸などを使用したこの季節ならではの内容です。このほか、グラスシャンパン、ローストビーフ、デザートが付いています。

ホテル椿山荘東京では、特別宿泊プランなど、ほかにもお月見を楽しむさまざまなイベントが用意されています。そちらもぜひチェックしてみてくださいね。

「東京雲海」では、条件によって周囲が真っ白になる雲の中のような状態になる場合があります。その際は、少し立ち止まり1〜3分程度待てば霧の状況が変化するので、周囲の安全を確認して楽しんでください。特に、早朝や深夜は、雲海出現エリアが滑りやすくなります。走ったり転んだりしないよう、親子で手をつなぎ、足元には十分に気をつけてゆっくりと散策してくださいね。

2022年に開業70年を迎えたホテル椿山荘東京。都心にありながら森のような庭園は、かつて山縣有朋が庭と邸宅をつくり「椿山荘」と命名した歴史ある場所です。今回のイベントで月が映し出される幽翠池は庭園造営当初からある池。ほかにも国の有形文化財の三重塔などの史跡もあります。歴史や季節の風情を感じながら、親子で特別なひとときを過ごしてくださいね。