岡山県内各地で、2023年7月〜9月の期間、鉄道イベント「おか鉄フェス2023」が開催されます。岡山エリアでは20年ぶりとなる新型車両の登場や特別な観光列車の運行、鉄道体験イベントなど、鉄道ファン必見のコンテンツが盛りだくさんです！
中国・四国のおすすめ鉄道博物館5選 入館無料＆貴重体験も満載新型車両デビュー＆特別運行が決定！
「おか鉄フェス2023」は、2022年夏に開催された国内最大級の観光キャンペーン「岡山デスティネーションキャンペーン」のアフターキャンペーンにあわせて実施されるイベントです。
新型車両「Urara」が運行開始！
国鉄時代に岡山鉄道管理局が置かれるなど、交通の要衝として栄えてた岡山県。なかでも「鉄道の聖地 」として多くの鉄道ファンから親しまれている岡山・備後エリアでは、7月22日（土）より新型車両「Urara（うらら）」がデビューします！
デザインコンセプトは「豊穏の彩（ほうおんのいろどり）」。「豊穏」とは豊穣と穏和からの造語で、岡山の桃・福山のバラ・尾道の桜をイメージしたピンク色をシンボルカラーに、太陽の恵みや穏やかさが暖色のグラデーションで表現されています。
車両の愛称は、公募により約1,200件の応募の中から選定されたそうですよ。
■Urara（227系）の運行情報
運行開始日：2023年7月22日（土）
当初導入線区：山陽本線（岡山-三原）、宇野みなと線（岡山-宇野）、瀬戸大橋線（茶屋町-児島）、伯備線（倉敷-総社）
※区間・線区は、順次拡大予定
観光列車「La Malle de Bois 」が笠岡駅に停車
開幕日にあたる7月1日（土）から日にち限定で、観光列車「La Malle de Bois（ラ・マル・ド・ボァ）」が、「ラ・マル しまなみ」として岡山駅〜三原駅間を運行します。
ホテルのような高級感あるフローリングデッキが広がる車内には、現代アート作家の作品展示スペース、自転車を折りたたまずに積み込めるサイクルスペース（要予約）、ご当地の品々がそろう車内販売カウンターなど、列車の旅を楽しむ工夫がいっぱい！
さらに期間中は、停車駅に笠岡駅も仲間入りします。笠岡駅より徒歩5分のところに住吉港、15分のところに伏越港があるので、フェリーや旅客船、海上タクシーへの乗り継ぎもスムーズにできますよ。
観光ナビアプリ「tabiwa by WESTER」では、笠岡駅発着でフェリーを乗り継いで北木島の名所や絶景スポットをめぐる直行タクシープランも発売しています。
■観光列車「La Malle de Bois」運行情報
運行日：
7月1日（土）、2日（日）、15日（土）、16日（日）、29日（土）、30日（日）
8月12日（土）、13日（日）、26日（土）、27日（日）
9月2日（土）、3日（日）、16日（土）、17日（日）
区間：岡山〜三原駅間
観光列車「あめつち」が因美線を運行
今年で運行5周年を迎える観光列車「あめつち」が、日にち限定で鳥取駅〜津山駅間を運行します。
団体旅行専用での利用となりますが、岡山駅〜津山駅間を走る観光列車「SAKU美SAKU楽（さくびさくら）」と乗り継ぐことができる旅行商品も販売されるそうなので、こちらも要チェックです！
■観光列車「あめつち」運行情報
運行日：2023年７月29日(土)、30日(日)、８月５日(土)、６日(日)
区間：鳥取駅〜津山駅間
本物の車両を使った鉄道体験イベントも！
昨年大好評だった鉄道体験イベント「おか鉄！ザ・鉄道体験in和気訓練線」が「みんなDE運転体験inわけくん」と名前を変えて2023年も再登場！
JR西日本の現役運転士や現役車掌が訓練で使用している「岡山総合実設訓練センター訓練線（和気訓練線）」で、本物の車両を使った運転操縦や車内アナウンス体験など貴重な体験が楽しめます。詳細は公式サイトを確認してくださいね。
姫新線津山駅〜美作追分駅間が開業100周年を迎えるなど、鉄道のメモリアルイヤーとなる2023年。ぜひこの機会に、家族みんなで鉄道の旅を楽しんでみてはいかがでしょう♪
■「おか鉄フェス2023」概要
開催期間：2023年7月1日（土）〜9月30日（土）
場所：岡山県内各地
料金：イベントによって異なります
