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東京近郊のサイエンスショーが楽しめるスポット6選 入場無料も

営業日時や料金などが変更になっている場合がございます。
最新の情報は公式HPなどでご確認ください。

普段何気なく使っているテクノロジーの仕組みを知れたり、最先端の技術を体験できる科学館は子供だけでなく大人もワクワクする場所です。多くの科学館で開催されている「サイエンスショー」は、さまざまな科学実験を間近で見られるチャンス! 展示だけではわかりにくい科学の不思議を、ショーや実験を通して理解できます。

そこで今回は、東京近郊の「サイエンスショー」が楽しめる科学館をまとめてご紹介します。

定番の液体窒素を使った実験からひかりのショーまで、さまざまなサイエンスショーが開催されているので、ぜひおでかけの参考にしてください。

もくじ

【東京近郊】2023年5月の親子向けおでかけ先まとめ!

科学技術館【東京都千代田区】

最新の科学の話題を紹介する科学ショー「ユニバース」が見どころ!

「科学技術館」は、見たり触ったり、楽しみながら科学技術への興味や関心を深められる参加体験型の科学館です。2階から5階まである展示室では、フロアごとにテーマの異なる展示が楽しめます。

4階では展示のほかに、実験ショーやライブショーも。「シンラドーム」では科学ライブショー「ユニバース」が毎月第2、第4土曜の14:00からと15:30からの2回に分けて上映されます。また、「実験スタジアム」では、毎日さまざまな実験ショーを開催。カメラやプリンターの技術の元になる色の仕組みを学べる「光と色のじっけん室」や、人の生活と密接に関わる「ろ過」について学ぶプログラムなどを楽しめます。

実験ショーやライブショーは開催当日の10:00から整理券が配布されます。目当てのショーがある場合は、早めに整理券を取っておきましょう。

フロアごとにテーマの異なる展示も魅力

体験型の展示は2階が車や乗り物に関するもの、3階は電気や原子力、エネルギーに関するものなどテーマごとに分かれています。ガイドツアーなどはないため、1階のチケット売り場で配布されるリーフレットを見ながら興味のある展示を自由に回れます。

車で来館する際は「北の丸公園」内の駐車場を利用しますが、公園行事などがある場合は、利用可能台数が大幅に変更となる場合があるので注意してくださいね。

「科学技術館」の料金・アクセス情報

場所:東京都千代田区北の丸公園2-1
営業時間:9:30〜16:50(入館16:00まで)
定休日:水曜、年末年始
料金:大人950円、中高生600円、4歳以上500円
※ショーは観覧無料、要整理券
アクセス:
【電車】東京メトロ東西線「竹橋駅」から徒歩約8分
【車】首都高速都心環状線(外回り)「代官町出口」からすぐ
駐車場:専用駐車場はなし(「北の丸公園」内の駐車場を利用。1時間400円)

板橋区立教育科学館【東京都板橋区】

科学の不思議を体験できるサイエンスショーは誰でも参加可能

プラネタリウムや展示、さまざまな教室を通じて科学に親しめる「板橋区立教育科学館」。東武東上線「上板橋駅」から徒歩5分と、アクセスの良い場所にあります。

毎週日曜に開催されているサイエンスショーは、予約不要で誰でも参加可能です。毎月テーマが変わり、過去には「音の不思議」や「空気について」「スライム」などのショーも。9:30〜10:00と13:00〜13:30の2回おこなわれていて、定員もありません。地下1階での開催となるので、気になる人は時間までに足を運びましょう。

20個以上のアトラクションで科学にふれられる

サイエンスショーが開かれる1階にはプラネタリウムも。空を360度見渡せる水平形プラネタリウムを採用し、その日の星空の解説や天文と宇宙に関するトピックを投影しています。

ほかにも地下科学展示室には、見て触って体験できる展示が盛りだくさん。光を操ってソーラーカーを動かしたり、小さな竜巻ができていく様子を観察したりと、20個以上のアトラクションで楽しく科学の不思議を発見できます。

「板橋区立教育科学館」の料金・アクセス情報

場所:東京都板橋区常盤台4-14-1
営業時間:9:00〜16:30(夏休み期間中は9:00〜17:00)
定休日:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始 
※そのほか臨時休館日あり
料金:無料
※サイエンスショーは観覧料無料、予約不要
アクセス:東武東上線「上板橋駅」から徒歩約5分
駐車場:なし

はまぎん こども宇宙科学館【神奈川県横浜市】

自由に参加できる「サイエンス・ショウ」で自然の不思議を体感

「はまぎん こども宇宙科学館」は宇宙船をモチーフにした館内で、楽しく遊びながら宇宙や科学にふれられる体験型の科学館です。地下2階から地上5階までそれぞれのフロアにコンセプトがあり、「月面ジャンプ」や「空間移動ユニット」などの体験型展示が豊富に用意されています。

5階のキャプテンシアターや2階のスペースラボでは、土日祝日をメインに「サイエンス・ショウ」を開催。シャボン玉を使った実験や、空の色が変わる原理がわかるショーなどさまざまな不思議を体感できます。ほとんどのショーが当日自由参加可能。開催時間はショーによって異なるので、気になるショーがある場合は公式サイトをチェックしておきましょう。

サイエンスショー以外の楽しみも満載!

プラネタリウムでは、世界最多の星を投影できる「MEGASTAR-II A」による迫力の星空を堪能できます。ほかにも思いきり体を動かして遊べる「惑星ジム」や、プラズマボールなどの魅力的な展示が満載の「はまぎん こども宇宙科学館」。未就学児から小学校低学年向けの展示スペースもあるため、小さな子供も楽しめます。

「はまぎん こども宇宙科学館」の料金・アクセス情報

場所:神奈川県横浜市磯子区洋光台5-2-1
営業時間:9:30〜17:00(最終入館16:00まで)
定休日:第1・3火曜、年末年始
※臨時休館日あり
料金:
【入館料】大人400円、小中学生200円
【プラネタリウム入場料】大人600円、小中学生300円、4歳以上300円
※小学生未満は入館料無料
※3歳以下はプラネタリウム入場料無料
※サイエンス・ショウは参加料無料、当日自由参加(ショーによっては整理券配布の場合あり)
アクセス:
【電車】JR京浜東北・根岸線「洋光台駅」から徒歩約3分
【車】横浜横須賀道路「港南台IC」から約5分
駐車場:700円/約70台収容

東芝未来科学館【神奈川県川崎市】

サイエンスショーで毎月新鮮な発見ができる!

「東芝未来科学館」は日本初の総合電機メーカー・東芝が運営する、人々の暮らしを支えてきたこれまでの技術を学び、夢に描いた未来を体験できる科学館です。川崎ラゾーナ地区にあるため、羽田空港や東京駅からのアクセスは抜群。川崎駅からも徒歩3分と近く、小さな子供がいても来館しやすいのが魅力です。

毎週土曜にはサイエンスショーを開催。月ごとに「磁石」や「光」などテーマが変わります。開催は1日4回。各回約15分なので、気軽に参加できます。ショーの開始30分前から整理券が配られるため、忘れずにゲットしましょう。開館直後の9:40からのショーだけは「朝トク! サイエンスショー」として整理券不要で観覧可能です。

最先端の技術を体験しよう!

館内は東芝の歩みが見られる「ヒストリーゾーン」と未来を体験できる「フューチャーゾーン」、超電導の実演や静電気体験などができる「サイエンスゾーン」に分かれています。フューチャーゾーンやサイエンスゾーンで最先端の技術が体験できるほか、ヒストリーゾーンではからくり人形の実演を見ることができます。

来館はすべて予約制。公式サイトから入館予約が可能です。当日でも空きがあれば入館できることもあるので、気になる人は電話で問い合わせてみましょう。

「東芝未来科学館」の料金・アクセス情報

場所:神奈川県川崎市幸区堀川町72-34 スマートコミュニティセンター(ラゾーナ川崎東芝ビル)2F
営業時間:9:30〜17:00
定休日:日曜、祝日、月曜、特定休館日
料金:無料
※公式サイトから事前予約が必要
※サイエンスショー無料、開始30分前から整理券を配布
アクセス:
【電車】JR「川崎駅」から徒歩約3分
【電車】京浜急行「京急川崎駅」から徒歩約8分
駐車場:なし

千葉県立現代産業科学館【千葉県市川市】

実験を通して科学の不思議や楽しさを体験できる

総合ショッピングモール「ニッケコルトンプラザ」のすぐ近くにある「千葉県立現代産業科学館」は、産業の歴史や最先端のテクノロジーを楽しく学べる科学館です。常設展示にはT型フォードや火力発電所のタービン、製鉄高炉など電力や鉄鋼産業についての貴重な展示が閲覧できます。

1階ではマイナス196度の液体窒素を使った冷凍実験と超電導の実験をおこなう「実験シアター」や、約100万ボルトの雷を再現した放電実験などが見学できます。どちらも1日3〜4回開催されていますが、スケジュールや上演内容は変更となる場合があるので確認が必要です。

参加体験型の展示や夏季限定のプラネタリウムも人気

日曜や祝日を中心に、サイエンスステージでは人形劇を上演。世界を変えた歴史的な発見や発明を、実験とともに楽しく演じます。実験や人形劇は予約不要ですが、座席数が限られているため見たい場合は早めに会場へ向かいましょう。

館内には、ほかにも科学の不思議や原理を学べる参加体験型の「創造の広場」や、夏季限定のプラネタリウムなど人気の展示がたくさん。また、週末には「科学館わくわく教室」で、さまざまなイベントが開催されています。科学館わくわく教室のイベントは事前にネット予約が必要なため、公式サイトから申し込みましょう。

「千葉県立現代産業科学館」の料金・アクセス情報

場所:千葉県市川市鬼高1-1-3
営業時間:9:00〜16:30(入館は16:00まで)
定休日:月曜(月曜が祝日の場合は翌日休館)、年末年始
料金:
【通常入場料】大人300円、高校・大学生150円
【プラネタリウム・企画展開催期間】大人500円、高校・大学生250円
※小中学生、65歳以上は入場無料
※実験・人形劇は予約不要(混雑時は先着順)
アクセス:
【電車】JR総武線「下総中山駅」および「本八幡駅」から徒歩約15分
【車】京葉道路「京葉市川IC」」から約5分
駐車場:1時間30分まで無料、その後30分ごとに100円/80台収容

川口市立科学館【埼玉県川口市】

日によってテーマが変わる、子供も大人も楽しいサイエンスショー!

「川口市立科学館」は実験装置や天文台、プラネタリウムなどあらゆる角度から科学の不思議に迫っていける体験型科学館です。科学展示室はメインテーマの太陽からイメージされたサブテーマ「力」「光」「水」「大気」「生命」ごとにカテゴライズされ、さまざまな現象を観察したり実験できるのが特徴です。

日曜や祝日には科学展示室内のサイエンスステージで、大人も子供も楽しめるサイエンスショーを開催。日によってテーマが異なり、過去には「酸素の七変化」や「ふしぎ しゃぼん玉」「おもしろふりこ」などのショーが開催されました。所要時間は約20分、1日2回おこなわれます。公式サイトから開催日とテーマが確認できるので、気になる人はチェックしておきましょう。予約や観覧料は必要ありません。

プラネタリウムでは小さな子供も楽しめる「キッズアワー」を開催

科学展示室には、約40種類の実験装置があります。それぞれの装置には詳しい説明書きがついていません。自分で考えながら装置を触って動かしていくため、新しい発見や創意工夫が生まれます。もし困ったことがあればインストラクターが一緒に考えてくれるので、「わからないまま」にはなりません。

プラネタリウムでは一般投影のほかに日曜・祝日の10:00から「キッズアワー」を設けています。小学生低学年向けに分かりやすく解説してくれるので、初めてプラネタリウムを体験する子供も安心です。プラネタリウムを観覧するには「観覧券」が必要なため、1階受付で購入しましょう。

「川口市立科学館」の料金・アクセス情報

場所:埼玉県川口市上青木3-12-18(SKIPシティ内)
営業時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
定休日:月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始、館内整理日、特別整理期間(年4回)
料金:
【科学展示入場料】大人(高校生以上)210円、小中学生100円
※未就学児は無料
【プラネタリウム観覧料】大人(高校生以上)410円、中学生以下210円
※未就学児で席を使わない場合は無料
※サイエンスショーは予約・観覧料ともに不要
アクセス:
【電車】JR京浜東北線「川口駅」から国際興業バス乗車約13分、「川口市立高校」下車徒歩約5分
駐車場:1時間200円(SKIPシティ駐車場を利用)

シアター形式や参加型など、科学館によってサイエンスショーの特徴はさまざま。共通するのは「科学への興味をかき立てられる」体験ができることです。子供も大人も夢中になるサイエンスショーで、未知の科学体験を楽しみましょう。

かわいい動物がいっぱい! 「牧場特集」
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