長崎県佐世保市にあるテーマパーク「ハウステンボス」に、親子向けの屋内アスレチック「〜キッズワールド〜 ファンタジーフォレスト」(以下、ファンタジーフォレスト)が、2022年7月16日(土)にオープンしました。
名前のとおり、まるで絵本の中に入り込んだようなファンタジックな世界が広がる屋内遊び場で、思い切り体を動かして遊べる新アトラクションです。
そこで今回は、オープン前に行われた内覧会を取材。「ファンタジーフォレスト」の見どころを詳しく紹介します!
取材日:2022年7月14日(木)
「ハウステンボス」は日本最大の広さを誇るテーマパーク!
テーマパークとしては日本最大の面積を誇るハウステンボス。美しいヨーロッパの街並みが再現されたパーク内で、季節の花や通年で楽しめるイルミネーション、約50のアトラクションや美術館、ショーなどが楽しめます。
1年中楽しめるイルミネーションは、1,300万球のライトが輝く世界最大級の規模!
ヨーロッパの街並みが広がり、落ち着いた雰囲気のハウステンボスですが、意外にもデジタルアートやプロジェクションマッピング、VRゴーグルといった最新技術を駆使した屋内アトラクションが充実。美しい映像美を見て楽しむものからスリリングなVRジェットコースターまでバラエティ豊かで、子供も大人も楽しめます。
木々の間を駆け抜けるぶら下がり式レールコースター「天空レールコースター〜疾風〜」をはじめ、全長300mのジップラインや空中アスレチック、巨大立体迷路など、屋外アトラクションもたっぷり! 親子で元気いっぱい遊べます。
夏季には屋内・屋外プールもオープン! 季節に応じてさまざまなイベントも開催されます。
待望の屋内アスレチックが「アトラクションタウン」にオープン!
今回、「ファンタジーフォレスト」がオープンしたのは、ハウステンボスの「アトラクションタウン」エリア。ハウステンボスらしいおしゃれな建物の中にあります。壁に描かれたロゴマークが目印。
すぐ手前はベンチなどがある広場で、本格的なエンタテイメントショーが見られる「MUSE HALL」(写真左)が隣にあります。
「ファンタジーフォレスト」のマスコットキャラクター、ルークとルーナがお出迎え。記念写真にぴったりです。
パスポート対象なので追加料金なしで楽しめる!
「ファンタジーフォレスト」は、パスポート(入場&アトラクション乗り放題)の対象なので、遊ぶ際に追加の料金はかかりません。
推奨年齢は4歳〜小学3年生となっていますが、年齢制限はありません。乳幼児から遊べるエリアも用意されていて、家族みんなで楽しめますよ。
完全入れ替え制&予約制で安心&快適!
「ファンタジーフォレスト」は1回25分間の完全入れ替え制です。各回終了後に換気を行うほか、密にならないよう入場人数を制限しているので、新型コロナ対策もばっちり! また、事前予約ができるので、順番待ちも不要なのがうれしいポイントです。
25分間で、遊び場の周囲に映る風景が朝から昼、そして夜へと変化。25分間遊ぶと「ファンタジーフォレスト」の世界の1日が終わる演出が施されています。
「ファンタジーフォレスト」の事前予約はこちら「ファンタジーフォレスト」の遊具を紹介!
はじまりの木 〜ジャイアントツリー〜
遊び場の中央にドーンとそびえる、「ファンタジーフォレスト」のシンボルともいえる巨大な木。中にはさまざまな遊具があって、秘密基地気分で楽しめます。
正面の入口なら中に入ると、ネット遊具があって、中央の柱の部分と右手のスロープから上の階に上がれます。床はやわらか素材なので、転んでも安心です。
ロープとボールがつながった遊具もあります。ボールの上に登ることで、腕の力やバランス感覚を養えそうですね。
木の2階部分もネットになっています。下が透けて見えるのがドキドキ感あり!
ツタのぐるぐるスライダー
2回からは、「ツタのぐるぐるスライダー」(スパイラル滑り台)で1階に下りられます。着地地点にはやわらかいマットが設置されているので安心です。
クモの巣クライミング
木の裏側には「クモの巣クライミング」というネット遊具があって、ここからも2回部分に行けます。なかなか傾斜がありますが、グングン上っていく子供たちが頼もしい! ママパパは子供が落ちないように見守ってあげましょう。
森のスライダー
遊び場に入って右手にあるのが「森のスライダー」。温かみのあるデザインで、小さな子供も怖がらずに楽しめるのが魅力です。
おさるのロープ
「森のスライダー」の滑り口へは、滑り台横にある階段のほか、裏側の「おさるのロープ」(ロープクライミング)を登っても行けます。
森のつり橋
「おさるのロープ」で登った先から、「森のつり橋」で「はじまりの木」の2階部分にも行けます。ネットが張られているので落ちる心配はありませんが、足元は1階部分が透けて見えるので、小さな子供はドキドキ!
クマのほらあな
「森のスライダー」の下には「クマのほらあな」があります。
水辺のとびいし
「森のスライダー」の着地点付近から広がるのが「水辺のとびいし」。森のなかの池をイメージしたようなデザインで、青い半球の上を飛び移って遊びます。体を上手に使って思い切りジャンプできるかな?
すずらん池の木道
「水辺のとびいし」から続く「すずらん池の木道」は、一本橋を渡っていく遊具。平らな橋が渡れたら、次は丸太の橋に挑戦!
森の木の葉ホッピング
「すずらん池の木道」を渡り切った先にあるのが「森の木の葉ホッピング」。たくさんのボールで作られたトランポリンで、ぴょんぴょんジャンプするのはもちろん、まだジャンプが難しい小さな子供も寝っ転がるだけで楽しめます。
ほかの子供をぶつかりやすいので、ゆずりあって遊ぶことで社会性も身につきそうですね。
木の根のトンネル
「木の根のトンネル」はトンネル型のネット遊具。とくに仕掛けはないので、小さな子供からチャレンジできますよ。
ことりの巣【推奨年齢:1歳〜3歳】
「ことりの巣」は1歳〜3歳向けの遊び場。床はクッション素材で、靴を脱いで遊ぶエリア。大型のやわらかいブロック遊具などがあり、自由に積み上げたりして遊べます。
ここでは、水分補給のほか、子供に離乳食をあげたり授乳もできます。
かぼちゃのおうち【推奨年齢:0歳〜1歳】
「かぼちゃのおうち」は推奨年齢1歳以下に設定されたエリアで、大きなかぼちゃのおうちで靴を脱いで遊びます。「ことりの巣」と同じく、こちらも床がクッション素材になっているので、まだ上手に歩けない赤ちゃんも安心です。
ここでも、水分補給のほか、子供に離乳食をあげたり授乳もできます。また、かぼちゃのおうち内にはおむつ替え用ベッドも!
夏の暑い日や雨の日でも快適に遊べる!
約50のアトラクションがそろうハウステンボスは、屋内で楽しむアトラクションも豊富。ただ、小さな子供から体を動かして遊べる屋内アトラクションとなると限られるため、今回の「ファンタジーフォレスト」がオープンしたことで、幅広いファミリーがより楽しめるようになりました。
東京からハウステンボスまで、飛行機を利用して3時間ほどで行けるので、移動時間はマイカーで遠出するのとそれほど変わらない場合も。夏休みなどの長期休暇はもちろん、長めの連休に家族旅行で訪れてみるのもおすすめですよ!
■「〜キッズワールド〜 ファンタジーフォレスト」詳細
・オープン日:2022年7月16日(土)
・エリア:アトラクションタウン
・パスポート対象
・年齢制限:なし(推奨年齢4歳〜小学3年生)
・完全入れ替え制(1回25分)
・事前予約可能(公式サイトより予約)
※各回開始時間の10分前までに集合
「ハウステンボス」の料金・営業時間・アクセス情報
所在地:長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1
営業時間:9:00〜21:00(最終入場20:00)
※土日祝日・夏休み等は22:00(最終入場21:00)まで営業
定休日:年中無休
料金:1DAYパスポート(入場+アトラクション乗り放題)/大人7,000円、中学・高校生6,000円、小学生4,600円、未就学児3,500円、3歳以下無料
※早期購入で割引あり
アクセス:
・JR大村線「ハウステンボス駅」から徒歩で約7分
・西九州自動車道「佐世保大塔IC」から車で約10分