六甲山で「ナイトミュージアム」　参加型アート・紅葉・焚火も！

兵庫県神戸市にある六甲山では、木々が色づき紅葉が見頃を迎えています。2021年11月1日（月）〜11月23日（火・祝）の期間には、「ROKKO森の音ミュージアム」と「六甲高山植物園」で夜間営業が行われ、紅葉やアート作品をライトアップする「ザ・ナイトミュージアム〜夜の芸術散歩〜」を開催。アーティスト高橋匡太氏による参加型のアート作品に音楽と光の演出が同期し、幻想的な空間が広がります。

※高橋匡太氏の「高」ははしごだかです

約250本の紅葉木が色づく「六甲高山植物園」

山頂付近にある植物園「六甲高山植物園」では、園内に約250本ある紅葉木が赤・黄・橙などさまざまに色づき、10月中旬〜11月中旬にかけて美しい秋の景色が楽しめます。

「六甲ミーツ・アート芸術散歩2021」で夜のアートイベント！

2021年9月11日（土）〜11月23日（火・祝）の期間、六甲山の観光・レジャー施設で「六甲ミーツ・アート芸術散歩」が開催されています。2010年から毎年恒例の現代アートイベントで、全34組のアーティストの作品が開催エリア内に展示されています。

さらに10月30日（土）〜11月23日（火・祝）の期間は、ROKKO森の音ミュージアム（旧六甲オルゴールミュージアム）と六甲高山植物園で夜間延長営業を実施。アーティスト高橋匡太氏の2大アートプロジェクトなどを展示する「ザ・ナイトミュージアム〜夜の芸術散歩〜」が開催されます。

夜間ならではの幻想的なアート作品と、ライトアップで昼間とは違った趣を見せる紅葉をセットで鑑賞できますよ。

LED提灯で作品との一体感が楽しめる「六甲高山植物園」

高橋匡太氏のアートプロジェクト作品「Glow with Night Garden Project in Rokko提灯行列ランドスケープ」

六甲高山植物園では、「Glow with Night Garden Project in Rokko提灯行列ランドスケープ」を展示。色が変化するLED提灯を持って会場内を移動すると、風景をライトアップする光の色に呼応して提灯の色が変わり、自分が作品の一部になったような気分で楽しめます。

約3,000個の「ひかりの実」が樹木を飾る「ROKKO森の音ミュージアム」

高橋匡太氏のアートプロジェクト作品「ひかりの実 in SIKIガーデン」

2021年7月にリニューアルした「ROKKO森の音ミュージアム」（旧六甲オルゴールミュージアム）では、高橋氏のもう1つのアート作品「ひかりの実in SIKIガーデン」が展示されます。

笑顔が描かれた果実袋の中に、LEDの小さな光を入れて膨らませる「ひかりの実」を作る参加型のアート作品で、地元の小・中学生をはじめ、事前に会場に訪れた方々が制作。さらにオンライン募集も行い、約3,000個の「ひかりの実」が樹木に飾られます。

エリア内では、音楽家mica bandoさんが手がけた音楽が流れ、光と温かな癒しの空間が広がります。

「六甲ガーデンテラス・自然体感展望台」でもアート作品がライトアップ！

六甲ガーデンテラス・自然体感展望台でも、11月30日（火）まで、敷地内に展示されているアート作品がライトアップ。さらに、アーティスト伏見雅之氏が手掛ける夜間限定の特別展示「六甲山光のアートLightscape in Rokko」が自然体感展望台 六甲枝垂れを彩ります。1,000万色以上の色彩表現が可能なLED照明器具を使い、限りなく自然光に近い光で、展望台全体を覆うフレームを内側から照らす光の作品です。

スペシャルイベント「焚火で夜市」も

「六甲高山植物園」「ROKKO森の音ミュージアム」「六甲ガーデンテラス」の3つの会場では、16:00〜19:00に焚き火を実施。映像作品の上映やライブ、グルメも楽しめます。

「ナイトミュージアム」と聞くと何だかワクワクしますよね。自然豊かな六甲山で紅葉とアート、焚火も満喫できる本イベント。ぜひ、親子でおでかけしてみてくださいね。