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赤ちゃん&子連れウェルカム!コテージキャンプのメリット 初めてのキャンプ体験にも

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日常とは異なる経験ができるキャンプは、子どももぜひ参加させたいもの。ですが、小さな子どもをキャンプに連れて行くのは設備や環境など、いろいろと不安ですよね。そんな不安を最小限にするためにおすすめしたいのが、コテージでのキャンプ。その魅力を快適生活研究家の田中ケンさんに伺いました。

子連れキャンプはそんなに難しくない!?

子連れキャンプに挑戦したいけれど「夜寝てくれなかったらどうしよう」「何歳くらいから連れて行けるんだろう」と疑問や不安は尽きません。キャンプ歴25年以上で、現在も年間200日をアウトドアフィールドで過ごすという田中ケンさんは、長女は2歳から、長男は生後半年でキャンプデビューしたというから驚きです。

「小さい子どもをキャンプに連れて行くことは、もちろん初めは不安がありました。テントで寝られるのか? 虫が多いのでは? とかですね。でも、実際に連れて行って気づかされたんです」と、田中さんは、乳幼児の順応性の高さに子連れキャンプのヒントを得たのだとか。

乳幼児は、生活経験が大人よりも少ないぶん、環境への順応が早いようで、乳児の息子が風や自然を感じながら気持ちよさそうに手足を動かし、夜になったら夜泣きもなく眠っている姿を見て安心したそうです。

すべての子どもに当てはまることではないかもしれませんが、想像もしなかった子どもの順応性に驚くのも子連れキャンプのおもしろさかもしれませんね。

「子連れキャンプは難しそう」というイメージがありましたが、実際にやってみると意外に小さい子どもでも大丈夫、ということが多いようです。それでは、乳幼児を連れてキャンプに行くときは、どのあたりに注意をしたらいいのでしょうか?

赤ちゃん&子連れなら、コテージキャンプがおすすめ

「乳幼児を連れてのキャンプはとくに敷居が高く感じるかもしれませんが、そこは考え方しだいです。大人だって初めてキャンプをしたときには設営に手間どったり、道具をうまく使えなかったりしたはず。赤ちゃんだって同じ、キャンプ初心者なのです。」

そう語る田中さんに、子ども連れのキャンプに行く際のポイントを教えていただきました。

子ども連れのキャンプで気をつけなければならないのは、「無理をしない」ということ。「大人も子どもも無理をするのがいちばんよくないです。そこで、乳幼児連れにおすすめなのがコテージキャンプです」と田中さん。

コテージを使うメリット

  • テントの設営撤収の時間がいらないので時間に余裕を持つことができる
  • テントを持っていかないことで、クルマの空いたスペースに赤ちゃんのものを積められる
  • 急な天気の変化や、気温の低下などにも安心

「キャンプやアウトドアは“こうしなければいけない”なんてものはありません、のんびりゆっくり楽しめばいいんです。テントで過ごすことにこだわらなくても、新しい家族と安心して楽しめることを大切に」と、田中さん。

乳幼児連れのキャンプは事前チェックが大切

さらに田中さんは「さらに“キャンプ場に事前のチェック”をしておけば、より安心できる」と語ります。

  • 季節による気温の確認
  • 最寄りの救急病院の確認
  • 食事のサービスの確認
  • エアコンの設置や入浴設備の確認

これらを確認しながら、洋服やブランケット、そのほかの準備も整えることが必要です。とくに、夏場であっても身体を温める衣類などは多めに持参したほうがいいとのこと。

「キャンプ当日の赤ちゃんの様子をしっかり確認して、少しでも調子が悪そうであれば中止する勇気も大事。キャンプは逃げません。赤ちゃんの様子が普段と違ったら、勇気を持って中止しましょう。」

自分も無理をせず、また子どもにも無理をさせず、万全の態勢でキャンプデビューに臨みましょう!


田中ケンさんおすすめキャンプ場5選

outsideBASE/群馬県吾妻郡長野原町

標高1100mにあり、真夏でも涼しく過ごせる林の中の隠れ家のようなキャンプ場。アウトドアのプロ集団が運営しているので、困ったことがあれば助けてくれます。レンタル道具は、コールマンを充実させているので、キャンプ道具に興味がある方にも好評です。

ファミリーパーク那須高原/栃木県那須郡那須町

コテージだけでなくキャンピングトレーラーハウスもあるので、リゾートとキャンプの雰囲気が両方味わえます。お風呂は、男女風呂のほか家族風呂も完備し、赤ちゃん連れでも安心。そばにはさまざまな遊び場やレストランなどもあるので、思いっきり遊べて便利というのも魅力です。

西湖キャンプ・ビレッジ「ノーム」/山梨県南都留郡富士河口湖町

世界遺産にもなった富士山がそばにある、自然たっぷりのキャンプ場。キャンプサイトから湖にアクセスできるので夏には水遊びもできます。キャンプ場の裏にあるホテルも運営しており、緊急の際には24時間対応してくれるのもうれしいところ。

初島アイランドリゾート/静岡県熱海市

島にあるキャンプ場ということで冒険心をくすぐられます。島でも最高のサービスが受けられる場所です。手ぶらで楽しめるので赤ちゃん連れでも安心。まさに「贅沢過ぎない」グランピングが楽しめます。

ライジングフィールド軽井沢/長野県北佐久郡軽井沢町

軽井沢の町中からすぐにあるキャンプ場。常設テントがあるので赤ちゃんと一緒のキャンプでも安心して体験できます。お子さま用トイレや授乳室、ランドリーも設置してあり、赤ちゃん連れにうってつけのキャンプ場です。

自然の中で子どもの成長を発見できることがキャンプの喜び

自然に囲まれたキャンプの中で子どもの成長を発見できることは、このうえない幸福だと田中さんはいいます。

「テントを張って、料理をして、何かをして遊ばなければキャンプではない…といった思い込みを捨てて、無理なく過ごす。そうすることで子どもの成長を一緒に喜ぶ。これが子連れキャンプの醍醐味ではないでしょうか。」

事前の準備やキャンプ場への確認、また、キャンプ場の選び方しだいで、小さな子どもとのキャンプは格段に過ごしやすく、楽しみも倍増しそうですね。今年はぜひ、子どもと一緒のキャンプに挑戦してみてください!

「いこーよ」のキャンプ場特集にも注目!

「いこーよ」のキャンプ場特集では、手ぶらOKのキャンプ場や川遊びができるキャンプ場など、さまざまなスポットを紹介しています。夏休みにキャンプに行く予定がある方は、こちらでも探してみてください!

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お話しを聞いたのは・・

快適生活研究家 田中ケンさん
高校卒業後「ポパイ」「メンズクラブ」などの男性雑誌を中心にファッションモデルとして活躍。25歳で父親になり、子供のころに体験したアウトドアに再会。「アウトドアを取り入れることで、生活はもっと快適になる」を信念に“快適生活研究家”として各メディアで活動。著書に「アウトドア達人パパの快適家族術」、「ダディーズハート」がある。群馬県にあるキャンプ場「outsideBASE」のオーナー。
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