凧あげ大会は、親子で思いっきり楽しめる冬のおすすめのお出かけ!
子どもと青空に向かって思いっきり走り回って凧あげ! 今回ご提案するのは、そんな楽しい親子時間の過ごし方です。
1月には、全国で続々開催される凧作りや凧あげイベント。こういったイベントでは、凧名人から凧のつくり方を習えたり、凧名人や凧ファンが持ち寄る大凧、連凧、仕掛け凧などを見たりすることができます。
その楽しさを、まずは、「武蔵野中央公園」で行われた、大人気のイベント・新春子ども凧あげ大会からご紹介します。
子どもが自分で作った凧をあげる楽しさ!
武蔵野中央公園の新春子ども凧あげ大会で子どもたちが一番集まっていたのが、自分で凧を作ることができるコーナー。
好きな絵柄を描き、自分の名前や願い事を書いて仕上げていきます。パパと合作で大好きなうさぎを描いた3歳の女の子も、思いっきり走り回って凧を飛ばしていました。
1日でこんなに見られる! 凧揚げ大会で出会ったおもしろ凧10選!
1日で沢山の凧に出会えるのも凧あげイベントの楽しさです。武蔵野中央公園のイベントで出会ったおもしろ凧をご紹介します。
【おもしろ凧(1)】江戸凧(江戸角凧)
江戸時代から伝わる東京地方の伝統的な凧。長方形が特徴で、上の辺に「うなり」と呼ばれる弓のようなものがついています。弓の弦に当たる部分には、藤が張られ、この藤の部分が風を受けて震え、ベンベンと音をたてて飛ぶ勇壮な凧です。
地域により、藤ではなく、鯨の髭を張る場所もあるようです。大人の背丈ほどもあるこの大凧には、約50メートルの糸目がつけられていて、あげる時には、一方で凧を掲げて糸目を張り、糸目の先で風を見ながら、息を合わせてあげていました。
その様子に子どもたちからは「あんなに大きいのに、私たちみたいにいっぱい走らなくてもあげられているよ!」と、驚きの声があがっていました。
絵柄も武者や七福神といった勇壮なものが多く、空にあがると太陽の光を通して絵柄がさらに美しく映えていました。
角凧を探す(外部リンク:楽天)【おもしろ凧(2)】サッカーボール型
子どもたちに大人気だったのがこの凧。大きなサッカーボール型のもの。
これだけで飛ばすのではなく、まず先に高く別の凧を1つあげ、先にあげた凧が貼った糸を伝って、サッカーボール型のものが少しずつ空へ上がっていきました。
【おもしろ凧(3)】鳥型の凧
風がそれほどない日でも飛ぶように試作を重ねているという鳥型の手作り凧。
鳥型の凧を探す(外部リンク:楽天)【おもしろ凧(4)】回転凧
風をうけて回転することで生み出される揚力の力を使った凧。
【おもしろ凧(5)】釣竿の先につけた回転凧
釣竿に2つの回転凧がついていて、ルアーで糸の長さを調整していました。
遠くからみると回転する様子が、釣竿の先で2羽の小鳥が羽ばたいているように見えました。
【おもしろ凧(6)】国旗の連凧
【おもしろ凧(7)】色合いが美しい連凧
どちらの連凧も総枚数はおよそ200枚。その日の風や場所の様子をみながら、連凧の凧の数を調整するんだとか。
連凧を探す(外部リンク:楽天)【おもしろ凧(8)】ダルマ型の凧
【おもしろ凧(9)】くまモン型の凧
【おもしろ凧(10)】大型の凧
一日で沢山の凧に出会い、凧の構造の違いなどに触れられるのも凧あげ大会の楽しさです。また、自作の凧をあげている人も多く、子どもたちには、作るのが難しかった点など、教えてくれることも多く、子どもたちの好奇心を刺激する機会にもなります。
まとめ 凧あげで、親子で思いっきり走り回ろう!
凧が空にあがる! もうそれだけで楽しい凧あげ! 寒い冬だからこそ、親子で思いきっきり走って挑戦してみてください。
また、5月の子ども日前後も凧のイベントのピークです。関東近郊では相模原で、14.5メートル四方、950kgものサイズの、毎年あげているものとしては日本一の大きさを誇る大凧があがります。こういったイベントへ出かけてみるものおすすめです。
相模の大凧まつり(相模原)取材をお願いしたイベント
新春 子ども凧あげ大会
武蔵野中央公園
住所 :武蔵野市八幡町2-24-22
TEL :0422−54−1884