楽しみながら学べる工場見学は、子どもはもちろん大人にも人気のスポットです。普段は見られない工場内部を見学できるほか、体験イベントや試食などの催しも多く、親子でワクワクできること間違いなし。夏休みには自由研究の題材としても人気です。
今回は、そんな工場見学スポットから、関東の人気トップ5を紹介! 事前予約が必要な場所が多いので、早めにお出かけの予定を組んで申し込みましょう(※ランキング集計:2016年12月1日〜2017年11月30日、いこーよ調べ)。
1位 三富今昔村(埼玉県)
「三富今昔村」は、里山の豊かな自然を体感しながら、自然と人の共生を学ぶ環境教育フィールド。ここでは体験プログラムのひとつとしてリサイクル工場見学を実施していて、重機を使ったごみの分別から資源として生まれ変わるまでを間近でじっくり観察することができます。
工場見学はプログラムによって、ゴミの選別体験ができたり廃材を使ったクラフト体験ができたりとさまざま。いずれも事前予約制で、参加料金はプログラムによって異なります。
工場見学以外にも、植物&生き物の観察ツアー、農作物の収穫体験など、年間50以上の体験プログラムを実施しています。そのほか、子どもに人気のミニ鉄道も運行。
2位 イワコー 工場見学(埼玉県)
動物や食べ物をかたどったカラフルな「おもしろ消しゴム」を製造する「イワコー」では工場見学を実施していて、消しゴムの製造現場を見ながら消しゴムの仕組みが学べます。実施日は毎週土曜日のみで、電話による事前予約制。見学料金は無料です。小学生以上から見学できます。
見学の途中には、消しゴム製造マシンから生まれた色とりどりのパーツを実際に自分で組み立てる体験コーナーもあり、できあがった消しゴムは持って帰ることができます。売店もあり、おもしろ消しゴムを購入可能です(売店は平日も利用可能)。
3位 グリコピア・イースト(埼玉県)
お菓子メーカー「グリコ」の工場を見学できるのが「グリコピア・イースト」。こちらではポッキーとプリッツの製造工程を見ることができ、なかでも全長100mにも及ぶ生産ラインは圧巻です。工場見学は無料ですが、完全予約制なので事前に申し込みが必要。毎週金曜日は定休日となっています。
施設の見学以外にも、クイズチャレンジツアーや、巨大な「ゴールインマーク」での記念撮影、ジャイアントポッキーのデコレーション(有料)などが楽しめます。また、1,500点に及ぶグリコのおもちゃが展示された「おもちゃ展示ミュージアム」も人気です。
見学後にはお菓子のお土産もあります!
4位 クリクラミュージアム&本庄工場(埼玉県)
日本最大級の宅配水工場を見学できるスポット。こちらでは、原水がボトリングされるまでの製造工程を見ることができます。いくつもの大型ロボットが縦横無尽に働く様子はかなりの迫力。ちょっとした水の実験も楽しめます。
見学は無料で、開催日は水曜・土曜。事前予約制になっています。
世界49カ国の水を集めた「水ギャラリー」では2,000本以上のミネラルウォーターや50台以上のウォーターサーバーを展示。デザインの多彩さに注目です。
見学後には、工場見学限定のミネラルウォーターなどお土産がもらえます。
5位 キッコーマン もの知りしょうゆ館(千葉県)
「キッコーマン」の工場内にある「もの知りしょうゆ館」は、しょうゆのすべてがわかるミュージアム。しょうゆ作りの工程を見学できるほか、熟成具合によってしょうゆの色、味、香りがどう変化するのかを実際に体験したり、クイズを楽しんだりできます。
見学終了後には、来館記念のしょうゆプレゼントも♪
入館は無料で、定休日は毎月第4月曜日。予約不要の自由見学と、電話での事前予約が必要なガイド付きツアーがあります。
併設のカフェでは、「豆乳しょうゆソフトクリーム」(280円/ハーフ180円)、「せんべい焼き体験」(3枚250円)など、ここでしか味わえないメニューが楽しめるほか、「しょうゆのきき味体験」(味比べ用の豆腐50円)もできます。
キッコーマンしょうゆを使用した羊かんやカステラ、売店オリジナルのストラップやTシャツなどを購入できる売店もあります。
食品から文房具、リサイクルまで、多彩な工場見学がそろっています。大人も楽しめる施設ばかりなので、ぜひ親子でお出かけしてみてください。