オリエンタルランドが運営する千葉県浦安市の「東京ディズニーシー」(以下、TDS)に、「魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界」をテーマとした8番目のテーマポートが誕生することが発表されました。人気ディズニー映画をテーマとした3つのエリアとディズニーホテルで構成される同エリアは、2022年度中の開業を目指します。
35周年&新サービス TDRの最新情報を一気にチェック!開業以来最大の面積拡張!
新テーマポートは、TDSの敷地を拡張して作られます。東京ディズニーランド(以下、TDL)とTDSに隣接する駐車場を転用する今回の計画では、約14万平方メートルを拡張。これは同パーク開業以来、最大の面積拡張となり、過去最高となる2,500億円を投じる予定です。
魔法の世界が広がる3つの新エリア
新テーマポートには、幅広い世代に愛されているディズニー映画『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ピーター・パン』をテーマとした3つのエリアが登場します。
『アナと雪の女王』をテーマとしたエリア
ディズニー映画『アナと雪の女王』を舞台とするエリアには、アレンデール王国をイメージした世界が広がります。同エリアには、ボートに乗ってアナとエルサの心温まるストーリーをめぐるアトラクションが登場するほか、雪山のふもとにあるアレンデール城の中にはレストランが導入される予定です。
『塔の上のラプンツェル』をテーマとしたエリア
『塔の上のラプンツェル』をテーマとしたエリアは、森の奥深くにそびえるラプンツェルの塔が再現されます。同エリアには、ゴンドラに乗って進むアトラクションが登場! ラプンツェルがランタンフェスティバルに向かうまでの道のりを体験する同アトラクションのフィナーレには、数えきれないほどの美しいランタンに包まれるあの名シーンも!?
また、映画に登場する"愉快な荒くれ者たちの隠れ家"をテーマにしたレストランも登場する予定です。
『ピーター・パン』をテーマとしたエリア
『ピーター・パン』をテーマにしたエリアは、ピーターパンやティンカーベルが住む「ネバーランド」が舞台。同エリアには、2つのアトラクションが登場します。
ひとつは、海賊にさらわれたウェンディの弟ジョンを救うためボートに乗り込んで、ネバーランドのジャングルを飛び立って海賊たちと戦う大型アトラクション。そしてもうひとつは、ティンカーベルと妖精たちが住むピクシー・ホロウを訪れるかわいらしいアトラクションです。
さらに、ネバーランドの景色を眺めながら食事できるレストランも導入される予定です。
最上級の宿泊体験ができるホテルも誕生!
また、新テーマポートにはディズニーファンタジーをテーマとしたホテルも誕生します。壮大で美しい新エリアの全景を眺めることができる同ホテルには、デラックスタイプの客室に加えて、東京ディズニーリゾートで最上級の宿泊体験を提供するラグジュアリータイプの客室も用意されます。
新テーマポートに関する現時点での情報は以上ですが、完成すれば世界のディズニーテーマパークで唯一の「海にまつわる物語や伝説」をテーマとするエリアとなるようです。大規模拡張を続けるTDSから今後も目が離せませんね。