カブトムシ＆クワガタが採れる！　関東近郊の人気キャンプ場4選

夏のキャンプ場には釣りやカヌー、川遊びや海水浴など、さまざまな自然体験が目白押し！　さらにキャンプ場によっては、昆虫採集が楽しめるので、子どもも大喜びです。そこで今回は、カブトムシやクワガタが捕れる関東近郊のキャンプ場を紹介します。

※2021年の最新情報に更新しています
※その年の気候や天候等によって捕れない場合もあります

カブトムシやクワガタが採集できる場所や時期

カブトムシやクワガタが生息するのは、クヌギやコナラなどの雑木林で、その樹液をエサにしています。ですので、いくら緑豊かな林の中のキャンプ場であっても、スギやヒノキ、マツなどの林では採れません。

クヌギの雑木林

コナラの雑木林

キャンプ場のWEBサイトや紹介サイトに「クヌギやナラの雑木林」という言葉を見つけたら、カブトムシやクワガタがいると予想できます。

カブトムシやクワガタが捕まえやすい時期は？

一般的にカブトムシやクワガタが捕れるのは6月中旬から8月下旬で、ベストシーズンは7月中旬から8月中旬とされています。地域や気候によっても捕れる期間が違うので、事前にキャンプ場に問い合わせて確認してみるといいでしょう。

また、カブトムシは夜行性で光に集まる性質があるので、キャンプサイトのランタンの光に向かって飛んでくる場合もあります。ランタンをめがけて飛んできた虫がいたら、確認してみましょう。

昆虫採集をする際の注意点

昆虫採集をする際に注意したいのは、危険な場所に入っていかないこと。管理されているキャンプ場といえども、立ち入り禁止の場所や崖に近い場所など、危険な場所はあります。くれぐれも子どもだけで行動させず、親も一緒にカブトムシ捕りを楽しみながら、危険がないように注意しましょう。

カブトムシやクワガタをむやみに捕りすぎないことも大切です。必要以上に捕ってしまうと来年以降、その場所に昆虫がいなくなってしまうこともあります。たくさんいても、持ち帰るのは自分で飼えるだけにして、あとは逃がしてあげましょう。

また、カブトムシやクワガタはクヌギやナラの樹液が出ているところに集まるため、わざと樹皮に傷をつけて樹液を出させる人がいるようですが、これは木を枯らしてしまう原因にもなります。決して木を傷つけないようにしましょう。そのほか、樹液にはスズメバチがいることもあるので、その場合は絶対近づかないようにしてください。

関東近郊のカブトムシ＆クワガタが採れるキャンプ場

キャンピングヒルズ鴨川／千葉県鴨川市

千葉県鴨川の高原にある、漢方薬風呂が人気のキャンプ場。場内にはたくさんのカブトムシやクワガタがおり、ランタンの明かりに誘われて飛んでくることもあるほど。鴨川シーワールドや海水浴場などへも近く、自然体験と合わせてレジャーも楽しめます。

モビリティーパーク／静岡県伊豆の国市

伊豆の自然に囲まれたキャンプ場ながら、展望風呂やコーヒーカウンター、パウダールームなどの充実した設備を備えています。全面芝生のオートキャンプサイトのほか、トレーラーハウスやコテージなどの宿泊施設も充実。場内の「昆虫の森」ではカブトムシやクワガタを捕まえることができ、大きな池ではカヌー体験も楽しめるので、子どもだけでなく大人もアウトドアライフを満喫できます。

ACN西富士オートキャンプ場／静岡県富士宮市

朝霧高原南端の10万坪にもおよぶ野鳥の森にある、自然豊かなキャンプ場。場内にある「カブト山」では自然のカブトムシをたくさん採ることができ、多くの子どもたちで賑わいます。昆虫採集のほか、川遊びや釣り大会、パン工房でのメロンパン作りなど、さまざまな遊びが楽しめます。24時間家族貸し切りで入れる無料の露天風呂も人気。

サンタヒルズ／栃木県那須郡那珂川町

その名の通り、一年を通してクリスマス気分が味わえるキャンプ場。北関東最大級のクリスマス雑貨専門店やギャラリーカフェを併設し、アウトドア派でなくても楽しめます。キャンプサイトのほか宿泊可能なコテージやツリーハウスが並び、子どもだけでなく大人にも人気です。

場内はコナラ・クヌギ林に囲まれ、カブトムシやミヤマクワガタ・ノコギリクワガタが採れます。また、夏期限定の子どもプールやさまざまなイベントも開催しています。

自然に生息するカブトムシやクワガタを捕まえるだけでなく、自分たちで育てた昆虫を放して気軽にふれあえるイベントを開催しているキャンプ場もあります。昆虫採集の経験がある人もない人も、ぜひ親子で昆虫採集を楽しんでみてください。きっと楽しい思い出になりますよ！