"芸術の秋"は、子供の感性を刺激する美術館にのおでかけしませんか?
今回は、「いこーよ」に登録されている97,000件以上のスポットのなかから、親子におすすめの「関東の人気美術館ランキングTOP10」をご紹介します。
見て、ふれて、遊べる体験型アートが充実した施設や、広大な敷地で自然とアートを一緒に楽しめるスポットなどバラエティ豊か♪ 2025年11月の三連休や雨の日のおでかけ先選びの参考にしてみてくださいね。
※ランキング集計:2025年10月20日〜10月26日(いこーよ調べ)
10位:横浜美術館【神奈川県横浜市】
みなとみらい線「みなとみらい駅」から徒歩約3分の場所にある「横浜美術館」は、3年間の大規模改修を経て、2025年2月に全館リニューアルオープンしました。
リニューアル後は、子供連れに優しい工夫が満載。特に注目なのは、入場無料の「じゆうエリア」です。ここでは、靴を脱いでくつろげる「くつぬぎスポット」が用意され、座って本を読むこともできます。
さらに、小学生以下の子供を対象とした「子どものアトリエ」では、特定日限定で絵の具や粘土などを使ったダイナミックな造形プログラムを定期的に開催(ひとり400円・先着順)。
館内には、「馬車道十番館 横浜美術館 喫茶室」もあり、美術鑑賞の合間にゆったりと過ごせますよ。
9位:PLAY! MUSEUM【東京都立川市】
「PLAY! MUSEUM」(プレイミュージアム)は、JR立川駅から徒歩約10分の場所にある複合施設「GREEN SPRINGS」の2階にある美術館です。
絵とことばをテーマにした展示を特徴とし、国内外の絵本や漫画、イラストレーションなど、多様な作品を紹介しています。
3階には、屋内遊び場「PLAY! PARK」もあり、思い切り体を動かしたり、ワークショップに参加したりと、アートと遊びを同時に楽しめますよ。
開催中の展覧会:鈴木のりたけ「大ピンチ展!プラス」
「PLAY! MUSEUM」では、2025年12月7日(日)まで「鈴木のりたけ『大ピンチ展!プラス』」が開催されています。
シリーズ累計250万部突破のミリオンセラー絵本「大ピンチずかん」の著者・鈴木のりたけ自らが考案し、制作した「ピンチ・エンタテインメント」で、来場者が絵本の世界で遊べる体験型の展覧会です。
ミュージアム内では、デビュー作の絵本原画や『大ピンチずかん』のラフスケッチなどの特別展示のほか、絵本や展示から着想を得たコラボメニューが楽しめるカフェもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
8位:GREEN SPRINGS【東京都立川市】
JR「立川駅」から徒歩約10分の場所にある「GREEN SPRINGS(グリーンスプリングス)」は、都市空間と自然が調和した複合施設です。
広大な芝生エリアや水と音楽の噴水ショーが楽しめる屋外空間が魅力で、ベビーカーでも移動しやすいようフラットな通路が整備されています。
施設内の、複合文化施設「PLAY!」には、絵とことばがテーマの美術館「PLAY! MUSEUM」(有料)と、子供が自由な発想で遊べる屋内キッズパーク「PLAY! PARK」があります。
「PLAY! PARK」は、遊び方が決められていないユニークな大型遊具やワークショップが充実しており、雨の日でも思い切り体を動かし、創造性を育むことができます。
ショッピングやグルメ、散策など、家族で一日中過ごせるスポットです。
7位:那須とりっくあーとぴあ【栃木県那須町】
東北自動車道「那須IC」から車で約8分の場所にある「那須とりっくあーとぴあ」は、テーマの異なる3つの美術館があるトリックアートミュージアムです。
「トリックアートの館」ではおとぎ話の世界を、「トリックアート迷宮?館」ではファンタジーとマジックの世界を、そして「ミケランジェロ館」では世界の名画にトリックアートを融合させた芸術作品が楽しめます。
全ての館で写真撮影が自由なため、親子でユニークなポーズを考えながら撮影でき、天候に左右されず一日中快適に遊べます。
また、「ミケランジェロ館」のアトリエでは制作中の様子を無料で見学できるのも、ここだけの魅力です。
6位:那須ステンドグラス美術館【栃木県那須町】
「那須ステンドグラス美術館」は、イギリスの中世の貴族の館(マナーハウス)が残るコッツウォルズ地方の農村風景をモチーフに、本場の建材や工法にこだわって建てられた美術館です。
館内には、1800年代を中心にヨーロッパ各地から集められたアンティークステンドグラスが飾られ、光を通して柔和な輝きを放ちます。
この美術館の最大の魅力は、五感で楽しめることです。
館内では、アンティークパイプオルガンや、約110年前のアンティークオルゴールの演奏が毎日開催され、荘厳な音色が礼拝堂全体に響き渡ります。
また、ステンドグラス製作の体験教室も開催されており、光、香り、音色に包まれながら、歴史ある芸術に親子でふれることができます。
週末には、礼拝堂にてさまざまな楽器の音色が楽しめるコンサートも開催されているのでお見逃しなく!
5位:川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム【神奈川県川崎市】
「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」は、藤子・F・不二雄氏の作品世界を感じられるミュージアムです。
館内2階にある「みんなのひろば」には、未就学児専用のキッズスペースが設置されており、「ぞうくんとりすちゃん」の世界観をモチーフにしたスペースで、休憩をしたり、絵本を読んだりと親子でゆったりと過ごせます。
屋外の「はらっぱ」には、土管の空き地やどこでもドアなど、おなじみの場所が再現されており、記念撮影スポットとして大人気です
また、ミュージアム限定のオリジナルショートムービーが楽しめる「Fシアター」や、作品の原画や貴重な資料を展示するホール、キャラクターをモチーフにしたユニークなメニューがそろうカフェもあり、一日中作品の世界に浸れますよ。
4位:東京おもちゃ美術館【東京都新宿区】
「東京おもちゃ美術館」は、元小学校の校舎を利用した体験型のミュージアムです。
日本の郷土玩具から、木製を中心とした世界中の良質なグッド・トイまで、約1万点のおもちゃを展示・収蔵し、子供からシニアまで実際に手に取って遊ぶことができます。
0歳から2歳児専用の「赤ちゃん木育(もくいく)ひろば」は、床暖房いらずの温かな無垢材のフローリングの上で木の温もりや、美しさにふれられるのが魅力。
靴を脱いで遊べる「おもちゃのもり」や、リサイクル素材で工作ができる「おもちゃこうぼう」もあり、親子で遊びと創造力を育めます。
3位:角川武蔵野ミュージアム【埼玉県所沢市】
「角川武蔵野ミュージアム」は、JR武蔵野線「東所沢駅」から徒歩約10分の「ところざわサクラタウン」内にある、図書館・博物館・美術館が融合した文化複合施設です。
館内には、独自の配架をした「ブックストリート」や360度の巨大本棚がある「本棚劇場」、マンガやライトノベルが並ぶ「マンガ・ラノベ図書館」など、親子で想像力を刺激する体験ができる、ユニークなミュージアムです。
開催中の展覧会:体感型デジタルアート劇場 浮世絵 RE:BORN
ミュージアム1階の「グランドギャラリー」では、2026年1月18日(日)まで「体感型デジタルアート劇場 浮世絵 RE:BORN」が開催されています。
クリエイティブディレクターのジャンフランコ・イアヌッツィとタッグを組み、喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳ら名だたる浮世絵師の作品世界を映像化。「竜馬四重奏」の竜馬による書き下ろし音楽とともに、江戸時代の名所や歌舞伎、妖怪などを体感できます。
この機会に親子で浮世絵の世界に没入し、江戸時代へタイムスリップしませんか?
2位:ふなばしアンデルセン公園「子ども美術館」【千葉県船橋市】
「ふなばしアンデルセン公園」内にある「子ども美術館」は、「作る」「演じる」「楽しむ」など、子供たちが自由な発想で創作活動に挑戦できる美術館です。
館内には、版画、陶芸、食、織り、染めなど、8つの専門アトリエが集まっており、自然に囲まれたなか、親子でさまざまな体験が楽しめます。
「アンデルセンスタジオ」では、アンデルセン童話「親指姫」と「しっかり者のすずの兵隊」の世界を再現した舞台で、本格的な衣装を着てお芝居体験が楽しめます。
ほかにも、本格的な機織り体験ができる「織のアトリエ」や、スイーツなどを作れる「食のアトリエ」などもあり、材料や道具はすべて用意されているので、手ぶらで創作体験に参加できますよ。
1位:彫刻の森美術館【神奈川県箱根町】
「彫刻の森美術館」は、1969年に開館した野外美術館です。
箱根の雄大な自然を背景に、広大な敷地内にロダンやムーアなどの近現代彫刻が常設展示されています。
美術館の最大の魅力は、ただ鑑賞するだけでなく、「アートで遊ぶ」体験ができる点です。小学生以下が遊べる巨大なネット遊具「ネットの森」は、作品の中に入って登ったり、跳ねたり、ボール部分に乗ってみたりしながら、色彩感覚と造形感覚をからだ全体で造形美を感じられますよ。
また、「幸せをよぶシンフォニー彫刻」は、美しいステンドグラスの塔で、登りながら箱根の山々を眺められるフォトスポット。
園内には天然温泉「森の足湯」もあり、散策の疲れを癒せますよ。





















