愛知県豊川市の豊川稲荷(圓福山 妙厳寺)の境内に、「豊川稲荷 西元祐貴美術館」が、2025年9月27日(土)にオープンします。
日本三大稲荷のひとつである豊川稲荷の境内(旧寺宝館)に誕生する世界最大級の墨絵ミュージアムで、親子で芸術と伝統文化に触れることができます。
五感で楽しむ没入型アート体験
館内では、墨絵作品をプロジェクションマッピングや音・光の演出で融合させた没入型アート体験を提供します。観るだけでなく、五感で感じることができるため、子供でも飽きることなく楽しめます。
親子で学べる多彩な作品展示
「守護の門」では阿吽の狐と龍の作品が、「信仰が結ぶ縁」では武士の誇りと精神を描いた侍の作品が展示されます。
「躍動の美学 挑戦する力」エリアでは、オリンピック特番で描かれた23競技のアスリート作品が並びます。筋肉の躍動や挑戦の瞬間を捉えた墨絵が並び、まるで競技場にいるような迫力を感じられます。
日本の伝統文化に触れる貴重な機会
作品を手がける西元祐貴さんは、1988年生まれの鹿児島県出身の墨絵アーティストで、2012年にアメリカで開催された国際芸術コンペティションでワールドベスト作品賞を受賞しました。大胆さと繊細さを持ち合わせた「躍動感」と「力強さ」が特徴で、国際的に活躍を続けています。
豊川稲荷の精神性と響き合う西元祐貴氏の作品を通じ、祈りやご縁の美しさにふれることができます。NHK「美の壺」で即興制作されたうさぎの作品や、龍や虎などの伝統的なモチーフ、さらには現代アスリートの絵まで、幅広い作品が一度に鑑賞できます。
記念すべき開館イベント
開館を祝う特別展示では、「時代」をテーマに西元祐貴氏の新たな作品が披露されます。また、72年ぶりとなる令和8年の「午年開帳」や、令和12年の本殿創建100年「大開帳」を記念した特別企画も予定されており、時代を超えた墨絵の魅力を体験できます。
中学生以下無料で気軽に楽しめる世界最大級の墨絵ミュージアム。家族みんなで新しいアート体験に出かけてみませんか。
■豊川稲荷 西元祐貴美術館
オープン日:2025年9月27日(土)
※2025年9月27日(土)のチケットは数量限定のため完売しています
開館日:土日祝日
時間:10:00〜16:00(最終受付)
場所:豊川稲荷境内(旧寺宝館)
料金:当日1,500円、中学生以下無料
所在地:愛知県豊川市豊川町1番地