東京都江東区豊洲の「ラムセス・ミュージアム at CREVIA BASE Tokyo」で、2025年3月8日(土)〜2025年9月7日(日)まで、「ACN ラムセス大王展 ファラオたちの黄金」が開催されています。
エジプト史上"最も偉大な王"と称されるラムセス大王(ラムセス2世)とその時代にまつわるエジプトの至宝約180点を展示する特別展です。
夏休み自由研究に最適!吉村作治氏監修の学習リーフレットを配布
8月28日(木)からは、来場する子供に学習用リーフレット「もっとラムセス大王を知ろう!」を配布します。このリーフレットは、エジプト考古学の権威であり、東日本国際大学総長・早稲田大学名誉教授・工学博士である吉村作治氏による監修です。
リーフレットには、エジプトの歴史やラムセス大王の基礎知識、本展のおすすめ展示品の解説などが盛り込まれており、夏休みの自由研究にも役立ちます。配布は高校生までが対象で、数に限りがありますのでご注意ください。
日本初公開!ラムセス2世の貴重な棺を展示
本展の最大の見どころの一つが、レバノン杉で作られた「ラムセス2世の棺」です。棺本体と蓋がそろった状態で展示されるのは極めて稀で、エジプト政府の特別な協力により、世界巡回の過程におけるパリ展(2023年)で47年ぶりにエジプト国外へ貸し出された貴重な至宝です。
そのほかにも、「ラムセス2世の巨像の上部」や「ラムセス2世の巨像の頭部」、「ひざまずき、自分の名前の判じ絵を捧げるラムセス像」など、エジプト国外で展示されるのは今回が初めてとなる作品が一堂に会しています。
日本でこれらの貴重な展示品を目にできる機会は、今回が最初で最後になる可能性もあり、必見です。
VRでアブ・シンベル神殿とネフェルタリの墓を体験
また、最新のVR技術とプロジェクションマッピングを使った体験型コンテンツも用意されています。特に注目なのは、ラムセス大王が建設に関わった「アブ・シンベル神殿」と、妻ネフェルタリの墓を巡るVR体験です。
独自のモーションチェアで神殿や砂嵐の中を飛び回り、最後にラムセス大王と対面するという特別な体験ができます(VR体験は入場料とは別途料金が必要です)。
親子で楽しめると来場者からも好評
来場者からは、「親子で楽しく学べました」「低学年の娘を連れて行ったが2人で楽しむことができました!」「大人はもちろん、子供たちも大興奮でした」といった声が寄せられています。
夏休みの自由研究に活用できる学習リーフレットの配布もあり、ゆりかもめ「市場前」駅から徒歩3分とアクセスも良好です。ぜひ親子でおでかけしてみてはいかがでしょうか。
■「ACN ラムセス大王展 ファラオたちの黄金」概要
開催期間:2025年3月8日(土)〜9月7日(日)
場所:ラムセス・ミュージアム at CREVIA BASE Tokyo(豊洲)
料金(前売り券):
[平日]大人(18歳以上)3,800円、中高生2,800円、小学生2,100円
[土日祝および特定日]大人(18歳以上)4,000円、中高生3,000円、小学生2,300円
※当日券、各種プレイガイド、窓口の料金は上記と異なります
※VR体験は別料金
所在地:東京都江東区豊洲6丁目4-25
交通:ゆりかもめ「市場前」駅徒歩3分