東京都江東区青海の「日本科学未来館」で、2025年3月14日(金)〜6月1日(日)まで、特別展「チ。—地球の運動について—地球(いわ)が動く」が開催されます。
人気アニメ「チ。」の世界観を通して、地動説の歴史的研究から最新の宇宙研究まで、親子で楽しく学べる体験型展覧会です。
アニメの世界で地動説を体験しよう
「チ。—地球の運動について—」は、15世紀のヨーロッパを舞台に、「地動説」を探究する人々を描いた人気漫画です。
2024年10月からはNHK総合でアニメも放送されており、科学の知識と冒険が融合した親子で楽しめる作品です。
本展では、会場入口で配られる「地動説研究ノート」を手に、展示を巡りながら「考える」ことと「知る」ことの楽しさを体感することができ、アニメの世界観の中で地動説について学べます。
アニメの名場面を忠実に再現した体験型展示や、迫力満点の映像演出などもあり、没入感たっぷりの内容となっています。
4つの章で学ぶ地動説の旅
会場は4つの章で構成され、地動説の歴史をストーリー仕立てで体験できます。
「第1章:地動説との出会い」では、古代の天体観測機器「アストロラーベ」にふれたり、満天の星空が広がる空間を通ったりして天文学を身近に感じられます。
「第2章:地動説の証明」では、実験を通じて地動説の証明を体験します。天動説では金星は満ちることはありませんが、地動説の考えでは満ちて見えるとされています。どちらが正しいでしょうか。
会場では金星の見え方を展示で体験することによって、「チ。」のキャラクターたちの感動を追体験できます。
「第3章:地動説の普及」では、世界を変えてきた三大発明の1つ「活版印刷」を実際に体験しながら、この技術が地動説をどのように社会に広めたかを学べます。
「第4章:地動説の過去〜現在〜未来」では、肉眼での星の観測から始まった宇宙研究が、現代の最新技術にどうつながっているかを知ることができます。
見どころいっぱいのフォトスポット
展示会場内には、アニメ「チ。」の名シーンを再現したフォトスポットも登場。
夜空に輝く星の道では、会場通路に広がる星空を体感できるなど、思い出に残る写真が撮影できます。
限定グッズも見逃せない
本展限定のオリジナルグッズも販売されます。「チ。」のキャラクターグッズに加え、普段使いもできるアイテムも予定されています。
また、グッズ付きチケットを購入すると、本展キービジュアルを使用した蓄光アクリルコースター(限定品)を手に入れることができます。
展覧会のチケットで常設展も見学できるので、親子で一日中科学の不思議を楽しむことができますよ。
春休みやゴールデンウィークのおでかけに、ぜひ日本科学未来館へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
※画像はイメージです。
(C)魚豊/小学館/チ。 —地球の運動について—製作委員会
■特別展「チ。—地球の運動について—地球(いわ)が動く」
会期:2025年3月14日(金)〜6月1日(日)
場所:日本科学未来館(東京都江東区青海2-3-6)
休館日:火曜日(ただし、3/25、4/1、4/29、5/6は開館)
主催:日本科学未来館、特別展「チ。 —地球の運動について—」製作委員会
入場料:
・大人(19歳以上)2,200円/ 前売2,000円
・18歳以下(小学生以上)1,500円/ 前売1,300円
・未就学児(4歳以上)500円 / 前売400円
・3歳以下無料
※ドームシアターは別料金(要予約)