東京の地下40mに広がる巨大トンネルへ潜入「環七地下調節池インフラツアー」が開催中

東京都内の環状七号線地下にある「神田川・環状七号線地下調節池」で、2024年12月〜2025年2月までの土日に、親子で参加できる見学ツアー「環七地下調節池インフラツアー」が開催されています。

普段は立ち入ることのできない地下40mの巨大トンネルで、防災施設の仕組みを学べる貴重な機会です。

近年増加する水害から街を守る巨大施設

普段入ることができない、環七地下調節池本管

近年、ゲリラ豪雨や台風による水害が各地で発生していますが、そんな災害から街を守っているのが「神田川・環状七号線地下調節池」です。

環状七号線の地下約40mに位置するこの施設は、延長4.5km、内径12.5mという驚きの規模を誇ります。

神田川、善福寺川、妙正寺川の3つの河川から最大約54万立方メートルもの洪水を貯められる、東京都最大規模の防災施設なのです。

本ツアーでは、私たちの暮らしを守る、この巨大な防災施設の全貌を見ることができます。

楽しみながら学べる見学ツアー

幻想的な環七地下調節池の特別ライトアップ

見学会では、まず模型や操作室で施設の仕組みをわかりやすく解説。その後、いよいよ地下40mの巨大トンネルへと足を踏み入れます。

突如目の前に現れる巨大な地下空間は圧巻で、トンネル内の幻想的な光の演出も見どころの一つ。非日常的な体験を通して、水害対策の重要性を実感できます。

家族で楽しめる特別企画が盛りだくさん

1月26日（日）には、子供の参加限定企画として、トンネル内でやまびこ体験ができるガイド付き見学ツアーを開催。

都内人気スポット巡り

また2月には、トンネル内の通り抜け体験と、豊洲や麻布台ヒルズ、浅草といった都内の人気スポット巡りを組み合わせたバスツアーも実施されます。

地下トンネルでLEDキャンドルの灯の世界（イメージ）　

さらに、地下調節池見学とキャンドル観賞＆よみうりランドのイルミネーション、プラネタリウム体験、阿波踊り鑑賞などを組み合わせたさまざまなプランも用意されています。

※既に募集人数に達している又は、キャンセル待ちのツアーもあり

普段は見ることのできない都会の地下に広がる防災施設で、私たちの暮らしを守る技術と知恵を体感してみませんか？　冬休みや週末の家族のおでかけにぜひ計画してみてください。