札幌市の水族館に北海道の海の化石が大集合　恐竜の専門家による特別体験プログラムも

札幌市中央区の都市型水族館「AOAO SAPPORO（アオアオ サッポロ）」で、2024年10月1日（火）〜12月8日（日）まで、特別企画展「はっけん！恐竜・化石大陸ほっかいどう 海の化石ミュージアム」が開催されます。

道内10カ所のミュージアムから集めた海の化石を展示

【全長 約2 mのヌマタネズミイルカ全身復元骨格標本と現在のネズミイルカ ※本特別企画展でネズミイルカの展示はありません】

本特別企画展では、道内のミュージアムから集められた、海にまつわる化石10点が展示されます。

【ヌマタネズミイルカ全身復元骨格標本】

全身の骨がほとんど残る「デスモスチルス歌登第1標本」や、現代のイルカの祖先の「ヌマタネズミイルカ全身復元骨格標本」など、北海道ならではの貴重な海の化石を間近で見ることができます。

恐竜の専門家による特別体験プログラム

【海の化石ミュージアムトーク イメージ】

期間中の土曜日には、日本の恐竜研究の第一人者である小林快次先生をはじめとする5人の専門家による特別体験プログラムも開催。

【小林先生による過去の特別体験プログラムの様子】

「ヌマタネズミイルカ」や「サッポロカイギュウ」など、展示されている化石について詳しい解説が聞けます。

関連グッズの販売やコラボメニューも

館内では、むかわ町の恐竜や化石グッズの販売も。普段あまり見かけないレアなグッズが並びます。

飲食では、北海道素材にこだわったクラフトアイス「大地のアイス」が出店。穂別産のカンロを使ったアイスや、化石の形をしたオリジナルクッキーも販売されます。

北海道にかつて雄大な海が広がっていたことを証明する「海の生物の化石」の観察を通して、古代の北海道の多種多様な生命の不思議を発見できる企画展です。親子で古代の海の世界を体感してみませんか。