鳥取・若桜鉄道でピンクSLが復活走行！　鉄道芸人との車両見学も

鳥取県を走る若桜（わかさ）鉄道で、2016〜2019年の4年間、「恋の日」（5月1日）を中心に展示・走行していた「ピンクSL」（C12 167号機）が、2023年10月21日（土）〜29日（日）の期間限定で復活！

これを記念して、10月21日（土）・22日（日）にお披露目式やトークショーが開催されます。

若桜鉄道の「ピンクSL」とは？

ピンク色に塗装されるのは、若桜鉄道が保有するC12 167号機。普段はSLらしい黒色に塗装されていますが、2023年10月21日（土）〜29日（日）の期間、ピンク色に塗装されて若桜駅構内に展示されます。

ピンクSL誕生のきっかけは、2016年3月12日（土）に鳥取県・倉吉未来中心で開催された「鳥取県鉄道フォーラム」。

数々の鉄道番組に出演している南田裕介さん（ホリプロマネジャー）が「ピンク色に塗って走らせてみては」と発言したことから企画がスタートしました。

ピンク色なのには理由があります。鳥取県には、日本に4つしかない、名称に「恋」がつく駅のひとつ「恋山形駅」（智頭急行線）があり、2013年に駅舎やベンチなどをピンク色に塗装されると大人気に！

その流れを受けて、鳥取県内ではピンク色のカレーや醤油、マヨネーズなどが発売されたり、タクシーや郵便ポストまでピンク色になったりと、ピンクが地域活性化のキーカラーとなっているのです。

10月21日・22日に記念イベントが開催！

ピンクSLの展示初日である10月21日（土）と翌日の22日（日）の2日間は、鉄道好きの有名人をゲストに迎えてのお披露目式とトークイベントが開催！

鉄道写真家の中井精也（なかいせいや）、ダーリンハニーの吉川正洋（よしかわまさひろ）、ななめ45°の岡安章介（おかやすあきよし）、ホリプロマネージャーの南田裕介（みなみだゆうすけ）の4人が、ピンク色の衣装を身にまとって登場します。

【10月21日（土）】お披露目式

10月21日（土）は若桜駅構内でお披露目式を実施。ピンクSLに加えて、南田さんがデザインした公式キャラクターがお披露目されます。また、ピンクSLの走行（若狭駅構内を単機で2往復）や、ゲストの4人と間近でピンクSLを見学する企画も実施。夜間はライトアップも行われますよ。

イベントは3部構成で、第1・2部は入場無料。第3部は若桜駅構内への立ち入りに300円の入構券が必要です。

【10月22日（日）】記念トークイベント

10月22日（日）には、八頭町立 八東体育文化センター（丹比駅より徒歩4分）にて、トークイベントが開催されます。中井精也さんによる鉄道写真講座や吉川正洋さん＆岡安章介さんのお笑いライブも！　入場無料で楽しめます。

「ゆる鉄画廊NOMAD」が山陰エリア初出店！

イベントが開催される2日間、鉄道写真家・中井精也さんの作品専門ギャラリー＆ショップ「ゆる鉄画廊NOMAD」が若桜駅に出店！　中井さんの作品をさまざまな種類の額に入れて販売するほか、ポストカードやグッズなど、ここでしか買えないアイテムがそろいます。

10月22日（日）の14:00〜17:00には、ゲスト4人による販売会を実施！　中井さんは「ゆる鉄画廊NOMAD」のアイテムを、吉川さん・岡安さん・南田さんはオリジナルグッズを販売します。

※イベント出演時は不在。また適宜休憩のため不在の場合あり
※若桜駅構内への立入りは300円の入構券が必要

4年ぶりに復活した若桜鉄道のピンクSL。ほかでは見ることができないインパクト抜群のカラーリングは、写真映え間違いなし！　イベントでは間近で車両を見学できるのもうれしいですね。ぜひ家族でおでかけしてみてくださいね！