東京・日本橋に、工夫を凝らした金魚の展示で幻想的な世界観が楽しめる「アートアクアリウム美術館」が、2020年8月28日(金)にオープンします! 日本橋の夏の風物詩イベントが常設施設として誕生します。
※新型コロナウイルスの影響で、急遽営業日時や入場方法などが変更になる可能性があります。必ず公式サイトなどで最新情報を確認してからおでかけしてください(2020年8月27日時点)
「アートアクアリウム」とは
「アートアクアリウム」は、お祭りなどで目にする一般的な金魚から見る機会の少ない貴重な品種まで、さまざまな金魚が一同に集結するアートイベント。夏イベントとして毎回人気で、累計来場者数1,000万人を超えています。
今回、「生きる美術館」として専用施設がオープン! 夏だけはなく、年間を通して四季折々の空間を演出する大型常設展示が楽しめます。延床面積は約2,321平方メートルで、従来の日本橋会場と比較すると約3倍の広さです。金魚以外の作品も登場します。
新エリア&新作も
アートアクアリウム史上最大の30,000匹を超える金魚が展示されます。日本伝統文化と最先端のテクノロジーが融合され、「命」「光」「音」「香」「味」の五感をフル活用して鑑賞できる仕掛けが施されています。
金魚の杜
数多の金魚が泳ぐ「金魚の杜」では、大人の身長を超える水柱が森のように立ち並びます。水の中の世界と外の世界の境界線が曖昧になり、浮遊感に包まれる不思議な感覚が楽しめます。
花魁道中
江戸時代にあった「花魁道中」、豪華絢爛な世界観をアートアクアリムで表現したきらびやかなエリア。花街の入口にあったとされる大門を「金魚大門」として制作した新作も登場します。
インフィニトリアム
40個の三角柱アクアリウムが合体した高さ2.4m・幅4mの大型新作。アクアリウムの中を覗くと、金魚が幾重にも重なり、永遠に連なっているかのように見える神秘的な作品です。
アースアクアリウムジャポニズム
地球をイメージした直径1.5mの巨大な球体水槽の中で、優雅に錦鯉が泳いでいる作品。球体表面に流れる水と作品自体が回転する仕掛けで、「水の惑星」「自転する惑星」を表現しています。
床掛け金魚飾り
プロジェクションマッピングによる映像と、本物の金魚によって生まれた影が交わる「リアルとバーチャルの融合」をテーマにした作品。日本家屋の床の間に飾られた水墨画の掛け軸の中で、生きた金魚が泳ぎ回ります。
ロータスリウム
夏の季語でもある「蓮」をモチーフにした約4m四方の作品。美しくも切ない命の象徴である蓮と金魚でつくりあげられた優美な雰囲気が漂うアクアリウムです。
当面は小学生以下無料に
入場は、日時指定の事前チケット購入制です。また、新型コロナウイルス禍における「家族の絆プロジェクト」が実施され、当面の間は大人1人につき小学生以下2人まで入場無料になります。
行くたびに新しい発見ができる新感覚の美術館。親子で五感が研ぎ澄まされる体験ができそうです。
■アートアクアリウム美術館
オープン:2020年8月28日(金)
時間:10:00〜22:00
場所:東京都中央区日本橋本町1-3
休館日:なし
※メンテナンスなど不定期休館あり
料金:大人2,300円、小学生以下無料
※大人1人につき小学生以下2人無料入場可
※音声ガイド600円