「那須とりっくあーとぴあ」は、目の錯覚などを利用して不思議な体験が楽しめるトリックアートの美術館です。ここでは、全部で3つある館のうち、「トリックアートの館」の人気&おすすめ作品をまとめて紹介します。床や壁、ドア、窓の外まで、建物丸ごと作品として楽しめますよ。
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(2019年11月取材)
「トリックアートの館」は、ペンションを改装して作られており、館内は不思議な森に迷い込んだようなメルヘンなエリアや扉がたくさんある部屋など驚きの世界が広がります。
2019年8月にリニューアルし、新作が数多く展示されています。窓の外やドアの陰など、作品名がないトリックアートもあるので探してみましょう。外壁もトリックアートになっているので、入館前から楽しめます。
動物の森
スタッフから楽しみ方の説明を聞いたあとに最初に入るのが、「動物の森」エリア。壁はもちろん、床や天井にいたるまで部屋全体がトリックアートになった空間です。これは「那須とりっくあーとぴあ」の中でも最新の作品(2019年12月現在)。訪れていた親子連れも川で遊んだり、動物と写真を撮ったりしていました。
大きなクマと一緒に記念撮影!
グリフォンやウサギ、ユニコーンなど、さまざまな動物がいます。
元の絵はチョウですが、立つ位置によっては妖精になって絵の世界に溶け込むことも! 自由な発想で楽しめるのがトリックアートの魅力です。
回れ〜メリーゴーラウンド
メリーゴーラウンドの絵の中に入り込める作品です。黒い穴に片足を入れると白馬にまたがれます。
鞍の部分がしっかりしているので、小さな子供でもしっかり座れるのがポイントです。
とける名画!?
ヨハネス・フェルメールの名画「真珠の耳飾りの少女」がモチーフになったトリックアートで、絵の額縁が溶けています。垂れてくる絵の具を手ですくってみたり、絵の中の少女が持つ傘の中に入った写真が撮れます。
迷いの部屋
元ペンションの作りを生かした作品です。「迷いの部屋」では、その名の通り大人でも迷いそうになるほどたくさんのドアがあります。
壁に描かれた扉の絵で不思議な写真が撮れます。
流されちゃうよ
トイレの中から体を出しているような写真が撮れるトリックアートです。赤ちゃんをモデルに撮影するときは、ママパパが穴の下から持ち上げる工夫が必要です。
猫の食卓
かわいい猫の今夜のごちそうは…自分たち!? 逆さになったワイングラスに閉じ込められているところや、皿の上から逃げようとするポーズが人気です。
野外作品群
休憩エリアから外をよく見ると、本物の木にもトリックアートが! 屋外にも遊び心がある作品がたくさんあるので、窓の外も忘れずにチェックしてみてくださいね。
ブロックが絶妙なバランスで立っていますが、これもトリックアート! 作品名が書かれていないところにもトリックアートがちりばめられています。
樹に隠れた5頭の動物
隠し絵やだまし絵などの作品も充実しています。親より子供の方が早く謎を解いてしまうことも多いそうですよ。
トイレ
トイレにも、かわいいネズミのトリックアートが描かれています。
謎解きゲームは「トリック坊やの不思議な館」
入場料とは別料金を支払うことで挑戦できるようになる謎解きゲームは「トリック坊やの不思議な館」。館内にある宝箱や本の中に隠れたヒントを手掛かりに、4つの謎を解いていきます。すべての謎が解けたら、宝物が手に入ります。
トリック坊やの不思議な館
- 料金:600円
- 推奨難易度:小学校低学年以上
「那須とりっくあーとぴあ」には、ほかにも2つの館があります。それぞれの館のおすすめ作品などは以下をチェック!