さまざまなアトラクションがある遊園地やテーマパークは、家族そろって楽しめるおでかけ先の代表格。全国には、格安でお得に遊べるスポットも数多くあります。
今回は、九州&沖縄エリアで1日楽しめる無料・格安の遊園地とテーマパークを紹介します。歴史ある老舗遊園地や、高原リゾート地内の遊園地、亜熱帯の森に作られたレジャー施設もあり、どこに行こうか迷ってしまうかも!?
だざいふ遊園地【福岡県】
1957年に開園した歴史ある遊園地。「太宰府天満宮」に隣接していて、入園料は大人(中学生以上)500円、子ども(3歳〜小学生)400円、2歳以下は無料です。近くには「九州国立博物館」もあります。
園内には、小さな子ども向けのアトラクションが20種類以上あります。特に、ゆっくり回る乗り物「てんとうむし」や、上下にピョンピョン動く「ハッピーカンガルー」、ゴーカートのように車に乗ってコースを走る「F1カー」など、3歳から1人で楽しめるアトラクションが充実していて、子どもの遊園地デビューにおすすめのスポットです。
ボールプールやふわふわ遊具などがそろった「あそばな館」、無料で遊べるおもちゃコーナーなど、室内で楽しめるアトラクションも人気です。
そのほか、60年以上の歴史をもつ「こども汽車」や、少しスリリングな「トレインコースター」「水上コースター」、高さ8mの空中散歩が楽しめる「スカイシップ」などもあります。
園内には無料で登れる「もみじ山」もあり、紅葉のスポットとしても知られているので、ぜひ訪れてみてくださいね。
かしいかえん シルバニアガーデン【福岡県】
さまざまなアトラクションと、子どもに人気のおもちゃ「シルバニアファミリー」をテーマにした施設がそろった遊園地です。世界的ガーデンデザイナーの石原和幸氏がプロデュースしたフラワーガーデンもあり、夏季にオープンするレジャープールも大人気!
入園料は、大人(中学生以上)1,000円、子ども(3歳〜小学生)600円、2歳以下は無料です。
園内のアトラクションは、「ジェットコースターペガサス」や観覧車、ゴーカートなどの定番を含め、20種類以上。「ブンブンコースター」や、ゾウの背中に乗って空を飛ぶ「ふわふわぞうさん」、森の中を周遊する「森の鉄道」など、保護者同伴なら0歳から乗れるアトラクションも多く、幅広い年齢の子どもが楽しめます。
日本初となるスロープ式の立体迷路「ターバンメイズ」も人気です。
「シルバニアファミリー」の世界を体感できるエリア「シルバニアガーデン」も外せません。くるみリスファミリーが暮らす仕掛けいっぱいの「あかりの灯る大きなお家」、ドレスに着替えて記念写真が撮れる「森の洋服屋さん」、シフォンイヌのお母さんが先生の手作り教室「森のようちえん」など、見どころ満載です。「森のマーケット」には、ここでしか売っていないオリジナルグッズも!
そのほか、さまざまな遊具で思い切り体を動かせる「コロン☆ブース道場」と「スーパーコロン☆ブース道場」、特撮ヒーローをフィーチャーした九州最大級の屋内アスレチック「スーパーヒーローアスレチックランド NEO」もおすすめです。
諫早ゆうゆうランド 干拓の里【長崎県】
約4万坪の敷地を誇る複合遊園施設です。遊具がある遊び場や、諫早湾の干拓にまつわる資料館、「むつごろう水族館」、バーベキューコーナーなどがそろっています。
入園料は、大人(高校生以上)300円、子ども(小・中学生)200円、幼児(3歳以上の未就学児)100円、2歳以下は無料です。
園内には、子どもが楽しめる遊具がたくさんあります。特に人気なのが、ローラーすべり台やスプリング遊具を中心としたコンビネーション遊具「わんぱく城」。変わり種自転車が多数そろう「ちゃりんこ広場」、ボール型やチューブ型の大きなエアー遊具に乗って水上を歩いたり寝転んだりして遊べる「アクアボール・アクアチューブ」、7mの高さから100mの距離を滑走するジップラインなどもおすすめです。
園内の池ではボート遊びができるほか、釣具を借りて釣りを楽しむことも可能。夏季に水遊びができるじゃぶじゃぶ水路も人気です。
ウサギやヒツジ、クジャク、ロバなどが見られる小動物園もあり、ふれあい体験やポニーに乗ることもできます。乗馬にチャレンジしたい人向けの馬事公園も!
そのほか、そば打ちやまんじゅう作りの体験教室(要予約)もあり、盛りだくさんのスポットです。
グリーンランド【熊本県】
「ホテルヴェルデ」「ホテルブランカ」といった宿泊施設やゴルフ場などがそろうリゾート内の遊園地です。81種類ものアトラクションがあり、ジェットコースターだけでも10種類。テレビ番組で紹介されたホラータワー「廃校への招待状」などもあり、子どもから大人まで家族みんなで満喫できます。
入園料は、大人(高校生以上)1,600円、子ども(3歳〜中学生)800円、2歳以下は無料です。
「ウルトラツイスター メガトン」や「NIO」(ニオー)といったジェットコースターをはじめ、地上59mの高さで回転するブランコ「スターフライヤー ゴクウ」などスリリングなアトラクションが豊富な一方、0歳から乗れるアトラクションも充実。
高さ105mの「大観覧車 レインボー」、一層式では日本最大級となる直径28mの「メリーゴーランド ランデブー」、SL好きの子どもが喜ぶ「ウェスタン列車」など20種類以上あります。
また、ボールプールやすべり台、お絵かきコーナーなどがそろった「ヒナタキッズ」、動物とふれあえる「ワンちゃんとゆかいな動物広場」、トランポリンなど、雨でもOKの子ども向け施設がそろっているのも魅力です。
別府ラクテンチ【大分県】
1929年に創業した歴史ある老舗の遊園地です。別府湾を見下ろす山の中腹にあり、日本屈指の急勾配で山のふもとと遊園地を結ぶケーブルカーが名物になっています。
入園料は入園ゲートによって異なり、メインゲート側の場合はケーブルカー往復乗車券付きで大人(高校生以上)1,300円、子ども(3歳〜中学生)600円。「乙原ゲート」側から入園する場合は大人1,100円、子ども500円。いずれも2歳以下は無料です。
園内には12種類のアトラクションがあり、消防車に乗って火を消していく「がんばれ!しょうぼうしゃ」やメリーゴーランドなど、小さな子どもが楽しめる乗り物がそろっています。子ども向けの屋内遊び場や、フィッシュセラピーが体験できる「わくわくランド」も人気です。
日本唯一の二重式観覧車「フラワーかんらん車」や、ペダルを漕いで空中散歩を楽しむ「サイクルモノレール」、長さ約150mの「大吊り橋」など、絶景が堪能できるアトラクションもあるので、大人も楽しめます。
動物園エリアがあるのも大きな魅力。ペンギンやミーアキャット、カピバラなど、15種類以上の動物や鳥が飼育されていて、間近で見ることができます。モルモットやヒヨコ、ウサギ、ミニブタとふれあえる「ふれあいどうぶつランド」もあり、エサやりも可能。1950年から続く名物「あひるの競走」も開催中です。
そのほか、絶景を見ながら食事ができるバーベキュー場や、無料で入れる温泉「絶景の湯」もあります。
城島高原パーク【大分県】
大分県の観光地・湯布院や別府から車で20分ほどのところにある遊園地。ホテルやゴルフ場も隣接している人気の高原リゾートです。入園料は、大人(中学生以上)1,500円、子ども(3歳〜小学生)600円、2歳以下は無料です。
日本初の木製ジェットコースター「ジュピター」や、空を飛ぶような感覚が味わえる「バードマン」、地上30mの高さから水面にすべり落ちて巨大な水しぶきを上げる「ポセイドン30」といった絶叫系のアトラクションが人気ですが、親子向けのアトラクションも豊富。
標高700mから眺めが楽しめる「大観覧車スカパレット」や、全長1kmのコースを備えたゴーカート、3歳から乗れる「ローラースケートコースター」、5階層の立体迷路「三次元迷路マーズ」など、親子で盛り上がれるアトラクションが20種類以上そろっています。
車の運転方法や交通ルールが楽しく学べる「キッズ・ドライビング・スクール」も注目。講習を受けたら、本物の自動車教習所さながらのコースをキッズカーで走り、合格できたら免許証がもらえます。
夏季には水着がなくても遊べる水深20cmのプール「ちゃぷちゃ」、冬季にはアイススケートも人気です。
のじりこぴあ【宮崎県】
野尻湖の湖畔にある入場無料の総合レジャーランドです。子どもが楽しめるさまざまな遊具がそろっているほか、「野尻町歴史民俗資料館」や野尻町の特産品の購入や食事ができる「ふるさと資源活用センター」、バラ狩りが楽しめる「ブルーミングローズ」などもあります。
車に乗ってレースが楽しめる「スキッドレーシング」や、小さな子ども向けの電気自動車、園内を周遊するおもちゃのようなデザインの「子供列車」、すべり台やアスレチックネットが組み合わさったコンビネーション遊具などがそろっていて、子ども大喜び。全9ホールのパターゴルフも人気です。
夏季にはウォータースライダー2基を備えたプールもオープンします。
ビオスの丘【沖縄県】
広大な亜熱帯の森にある施設です。カヌーなどのアクティビティを楽しんだり、自然素材を使った手作り体験ができたりと、沖縄の自然を存分に体感できます。
入園料は、大人(中学生以上)900円、子ども(4歳〜小学生)500円、3歳以下は無料です。
森の中には湖があり、ガイドの説明を受けながら約1kmのジャングルクルーズを楽しむ「湖水観賞舟」が人気です。また、カヌーをはじめ、サーフボードに似たボードに立ちパドルで水を漕いで進む「スタンドアップパドルボード」(SUP)といったアクティビティも充実しています。
子どもに大人気なのは、天然木を組んで作ったアスレチックと、園内5カ所にある高さ約5mの特大ブランコ。竹馬など昔の遊びが体験できるコーナーもあります。
敷地内では、島ヤギやミニブタ、ニワトリなどが飼育されているので、エサやりやふれあい体験も可能。水牛車に乗っての散策も楽しめます。
革細工や沖縄の伝統衣装を着て写真撮影もでき、親子で夢中になれるはず!
沖縄こどもの国【沖縄県】
日本最南端の動物園と、工夫を凝らしたミュージアムが人気のスポットです。メリーゴーランドなどがある乗り物コーナー、バードウォッチングや釣り、ボートに乗れる池、沖縄の家屋を保存した「ふるさと園」などもあります。
入場料は、大人500円、中・高校生200円、4歳〜小学生100円、3歳以下は無料です。
動物園エリアでは、ライオンやキリン、ゾウ、オオアリクイなど、150種類以上の生き物を飼育。オリイオオコウモリや琉球犬など、沖縄に生息する動物が見られるのも特徴です。モルモットやヒヨコなどとふれあえる広場もあります。
メインゲートを入ってすぐの「ワンダーミュージアム」(入館料は大人200円、4歳〜高校生100円)は、子どもの好奇心を刺激する体験型の展示がいっぱいの施設。映像の中に入って遊ぶような感覚が味わえる「モーションキャッチ」や、自由にコースを作ってボールを転がす「ボールリフター ボールコースター」、光を使ってお絵かきできる「光のキャンパス」など、たくさんの展示が楽しめます。
以上、格安で1日遊べる九州&沖縄のおすすめスポットを紹介しました。気軽に入れる入場無料のスポットもたくさんあるので、ぜひおでかけしてみてください!
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