《メタモルフォーゼII》(部分)1939-40年 All M.C.Escher works(C)The M.C.Escher Company B.V.-Baarn-Holland. All rights reserved. www.mcescher.com
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不思議な世界に子供もハマる「エッシャー展」 日本初公開も!

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“視覚の魔術師”と称される20世紀を代表する版画家マウリッツ・コルネリス・エッシャーの生誕120年を記念した展覧会「ミラクル エッシャー展 奇想版画家の謎を解く8つの鍵」が、2018年6月6日(水)〜7月29日(日)の期間、東京都の上野の森美術館で開催されます。

視覚の魔術師・エッシャーとは?

エッシャーは、実際にありそうで現実には存在しえない風景や、ひとつの絵の中に重力が異なる世界が混在するなど、“ありえない世界”を描き続けてきたオランダの版画家。その唯一無二の作風は、世界中の人々を魅了し、クリエイターや数学者、建築家など幅広い専門家たちにインスピレーションを与えてきました。

約150点のコレクションが初来日!

東京では約12年ぶりの大規模展となる同展では、世界最大級のエッシャーコレクションを誇るイスラエル博物館の所蔵品を展示。代表的なトロンプ・ルイユ(だまし絵)をはじめ、初期作品や木版、直筆のドローイングなど約150点が一挙に公開されます。 

出品作品はすべて同博物館でも常設展示されていない秘蔵コレクションで初来日となります。科学・聖書・風景・人物・広告・技法・反射・錯視の8つのキーワードから、エッシャー作品の謎に迫る内容です。

一番の目玉は超大作「メタモルフォーゼII」!

日本初公開のコレクションの中でも、約4mにもおよぶ大作《メタモルフォーゼII》は必見! エッシャーの代表的な構図の原点ともいえる「メタモルフォーゼ」シリーズのひとつで、エッシャー自身による初版プリントでもある貴重な作品を目にすることができます。

文字から始まり、まざまな形態へと変容しながら、やがて最初の文字へと戻るこの表現は、エッシャー芸術の極点といえます


体験型映像コンテンツも楽しめる!

同展では、ナビゲーターを務めるお笑い芸人・バカリズムさんによる音声ガイドを楽しむことができます。さらに、最先端デジタル合成技術を駆使して、同展のメインビジュアル《相対性》の中に入り込める体験型映像コンテンツ「ミラクル デジタル フュージョン」なども用意されています

また、展覧会オリジナルグッズやコラボグッズも充実。イスラエル生まれのボディケアブランド「SABON」やチョコレートブランド「MAX BRENNER」とのコラボグッズも販売されます

東京のほか大阪、福岡、愛媛で巡回予定!

エッシャー生誕120周年を記念した「ミラクル エッシャー展 奇想版画家の謎を解く8つの鍵」は、11月から大阪のあべのハルカス美術館で開催される大阪展をはじめ、その後も福岡、愛媛へと巡回する予定です

日本初公開作品が多数展示される貴重な機会に、ぜひ親子で不思議なエッシャーの世界を体感してみましょう。

■生誕120年 イスラエル博物館所蔵 ミラクル エッシャー展 奇想版画家の謎を解く8つの鍵
開催期間:2018年6月6日(水)〜7月29日(日)
時間:10:00〜17:00(金曜日は10:00〜20:00)
※入館は閉館の30分前まで
定休日:無休
場所:上野の森美術館
料金:【当日券】大人1,600円、大学・高校生1,200円、小中学生600円
【前売券】大人1,400円、大学・高校生1,000円、小中学生500円
※小学生未満は無料

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