パパママ世代で「キャンプ」といえば、テントを張ってカレーを作り、キャンプファイヤーを楽しむイメージが強いのではないでしょうか。最近では、いろいろなスタイルや楽しみ方があり、一昔前とはだいぶ違います! そこで今回は、「今どきキャンプ」の中身と用語をわかりやすく解説します!
1.アウトドアの入門スタイル「デイキャンプ」
その名の通り、宿泊を伴わず日帰りで楽しむキャンプです。BBQなどのアウトドアクッキングを楽しみながらアクティビティを満喫する、そんなスタイルです。
最近ではダッチオーブン料理やスモーク料理など、家庭では作れないアウトドアならではの料理を楽しむ人も増えてきました。
ほかのキャンプスタイルに比べると、道具の準備が格段に少なく、特別なスキルがあまり必要ないので「家族でアウトドアを楽しみたいけど、何から始めればいいのかわからない」というパパママにおすすめです。
2.初めての宿泊キャンプなら「コテージキャンプ」
テントではなく、コテージなどの建物に宿泊するキャンプです。
「コテージ」という言葉を使っていますが、設備がほとんどない「バンガロー」、冷暖房完備・テレビ付きといった貸別荘のような「コテージ」、キッチンや家具などが備えられた「トレーラーハウス」、樹上にあるコテージ「ツリーハウス」などに宿泊する際も「コテージキャンプ」と呼ばれます。施設を利用する際は、どのタイプの建物か確認すると良いでしょう。
日中はデイキャンプのようなスタイルでキャンプを楽しみ、夜は宿泊施設で安心して就寝できるので、初めてのキャンプ泊にピッタリです。「キャンプ泊はしてみたいけど、子どもが小さい」「テントは自信がない」といったファミリー向けです。
3.初めてのキャンプでも贅沢に満喫できる「グランピング」
「グランピング」とは、「グラマラス」と「キャンピング」を合わせた造語で、贅沢なキャンプという意味です。
必要なアウトドアグッズがすべて用意されているだけでなく、ベッドやソファなどが備えられたテント、アウトドアならではの食事も用意してくれる、至れり尽くせりのキャンプスタイルです。
自分で何かをする必要はなく、まるでホテルに泊まるようなスタイルなので「気軽にキャンプを楽しみたい」「ノウハウはないけどキャンプをしたい」という人におすすめのスタイルです。
4.家族みんなで楽しみたい「オートキャンプ」
オートキャンプは、キャンプサイト(テントなどを張る生活拠点スペースのこと)に車を横付けして、テントに宿泊するオーソドックスなスタイルです。
一般的には、すべてのアウトドアグッズを自分で準備して持っていきますが、常設テントの利用やアウトドアグッズをレンタルして楽しむこともできます。
テントの設営やアウトドアクッキング、サイトの撤収など、楽しいことも大変なことも家族みんなで協力して行うのがオートキャンプ成功の秘訣。「家族の絆をもっと深めたい」「子どもにいろいろな経験をさせたい」と思う家族にはピッタリのスタイルです。
キャンプを始めてみたいけれど、どうすればいいのかわからないという人は「デイキャンプ」→「コテージキャンプ」→「オートキャンプ」の順にステップアップしてみましょう。コテージキャンプから一気にオートキャンプに行くのがちょっと不安という人は、その間に「グランピング」を体験すれば、さらに「オートキャンプ」を始める際のハードルが下がると思いますよ!