神戸市の六甲高山植物園で夏の自然体験イベント開催　親子で昆虫と植物の関係を学ぼう

兵庫県神戸市の「六甲高山植物園」で、2025年7月19日（土）〜9月23日（火・祝）まで、園内をめぐるクイズラリーや、食虫植物の展示が楽しめる「しょくぶつとむし」が開催されます。

「むしの目線でしょくぶつを見てみよう」をコンセプトに、植物と虫の深い関わりについて学ぶことができる、子供向けの催しです。

虫の観察ポイントと食虫植物を展示

イベント期間中は、園内で虫を観察できるポイントに解説板が設置され、カブトムシの生体や食虫植物が展示されます。

伊丹市昆虫館と兵庫県立フラワーセンターの協力により実現したイベントで、六甲山の豊かな自然に囲まれた園内で、生きた教材を通して身近な自然にふれる体験ができます。

夜のむし観察会で昼間とは違う虫の姿を発見

夜間にライトの仕掛けに集まる虫を観察する特別イベントが、8月3日（日）に開催されます。

伊丹市昆虫館学芸員による解説とともに、昼間は見られない虫の姿を見ることができますよ。

参加費は500円で、定員は60名の予約制となっています。

藍の葉っぱでたたき染め体験

8月23日（土）には、藍の葉っぱをたたいてエコバッグに模様をつけるワークショップが開催。

午前と午後の2回開催で、各回20名の予約優先制です。

参加費は800円で、オリジナルのエコバッグを作ることができます。

食虫植物の寄せ植えでお持ち帰り

9月13日（土）には、テレビでもおなじみの土居寛文氏を講師に迎えた食虫植物の寄せ植え体験が行われます。

食虫植物の育て方の講習を受けながら寄せ植えを作り、完成した鉢は持ち帰ることができます。参加費は2,000円で、各回20名の予約制です。

ハンモックカフェでリラックス

イベント期間中の土日祝日（8月12日〜15日は毎日）には、木漏れ日が心地よいナツツバキ広場で「ハンモックカフェ」がオープンします。

ハンモックに揺られながら、カフェワゴンで提供される軽食やドリンクを楽しめますよ。

この夏は六甲高山植物園で、親子一緒に植物と昆虫の不思議な関係を発見してみませんか？　自然の中での学びと体験が、きっと素敵な夏の思い出になるでしょう。