静岡県伊東市の伊豆シャボテン動物公園で、2025年1月8日(水)に、ミナミコアリクイの赤ちゃんが誕生しました。
父「ドン」と母「ココア」の間に生まれた六男で、母親のココアと飼育員さんが力を合わせて育児をしています。
順調に成長中!赤ちゃんの様子
誕生時292グラムだった体重は、2月3日(月)現在で717グラムまで増えています。頭胴長約25センチ、尾長約18センチと、すくすくと成長しているようです。
お母さんと飼育員さんの協力子育て
以前は赤ちゃんを放置してしまうことがあった母「ココア」ですが、複数回の出産経験を経て母性が見られるようになり、今回は誕生当日から赤ちゃんを抱いたり、おんぶしたりとしっかりと子育てをしているようです。
生後数日で赤ちゃんの体重減少が見られたため、飼育員が1日3回の授乳サポート「介添え哺育」を行い、母子をサポートしています。
ミナミコアリクイってどんな動物?
ミナミコアリクイは、背中に黒いV字型の模様があり、まるで黒いベストを着ているように見えるのが特徴です。
木の上で生活することが多く、長い尾を木に巻きつけて移動します。40センチもの長い舌を使ってアリやハチを食べ、赤ちゃんは1回のお産で1頭生まれます。
大家族のコアリクイファミリー
父親のドンと母親のココアの間には、長男の「コン」、次男の「トト」(2019年誕生)、三男の「ケイ(繋)」(2020年誕生)、四男の「イク(育)」(2021年誕生)、五男の「ユイ(結)」(2024年誕生)がいます。
母親と赤ちゃんのほほえましい姿や、賑やかになったコアリクイファミリーに会いに、伊豆シャボテン動物公園へおでかけしてみてはいかがでしょうか。
■ミナミコアリクイの赤ちゃん誕生
施設名:伊豆シャボテン動物公園
住所:静岡県伊東市富戸1317-13
誕生日:2025年1月8日(水)
見学場所:シャボテン温室内展示場
※赤ちゃんの体調により、ご覧いただけない場合があります。