広島県福山市のばら公園で、2024年4月13日(土)に、「ばら公園リニューアルイベント&オープン式典」が開催されます。
「ばら公園リニューアルイベント&オープン式典」とは?
このイベントは、3年に1度、各国からばらの生産者や研究者などが集まる国際会議「第20回 世界バラ会議福山大会2025」の開催400日前を記念して行われ、新しくなったばら公園の魅力を存分に紹介するものです。
イベントでは、福山市の象徴である「ばら公園」のリニューアル完成をお披露目。約70年の歴史を持つばらのまちづくりの象徴的存在である「ばら公園」が、新たな装いで訪れる人々を迎えます。
リニューアルされた「ばら公園」
2023年7月から実施していたリニューアル工事は、一部区画を残しておおむね完了し、約670品種・7,000本の美しいばらを楽しめる空間へと生まれ変わりました。
空間・時間・色彩・混植をデザインコンセプトに、四季折々のばらを楽しめる工夫が施され、彩り豊かなストライプガーデンやアーチ設置による立体演出、テーマに合わせたばらガーデンの設置など、多彩な魅力があふれています。
昼の部・夜の部で異なるイベントの見どころ
昼の部では、子供に人気のふわふわドームやミニゲームエリアをはじめ、ばらにちなんだ商品の販売やワークショップ、キッチンカーの出店などを実施。
夜の部では、赤色の大輪を咲かせる世界平和の象徴「シモーヌ・ヴェイユの薔薇」の植樹式や、ジャズピアニスト大林武司氏による演奏会など、充実したプログラムが予定されています。
また、ばらを美しく照らす新たな照明も初点灯し、生まれ変わった「ばら公園」を舞台に、音楽と照明が織りなす幻想的な世界を楽しめます。
ばらを通じたまちづくりを進めてきた福山市
戦災の傷跡が癒えない1950年代半ば、まちの復興に向け懸命に生きる住民の中から「花を植えよう。荒廃したまちに潤いを与え、人々の心に和らぎを取り戻そう」という声が起こりました。
そして、市民の手で「南公園(現在のばら公園)」に約1,000本のばらが植えられたのが、福山市におけるばらのまちづくりの始まりです。
新たなばらの季節を迎え、生まれ変わった「ばら公園」。この機会に、家族で特別なイベントを楽しんでみてはいかがでしょうか。
■「ばら公園リニューアルイベント&オープン式典」概要
開催日:2024年4月13日(土)
時間:11:00〜20:00
場所:ばら公園(広島県福山市花園町1丁目5)
交通アクセス:JR福山駅北口から中心部循環バス・まわローズ・青ルートで「ばら公園前」下車、徒歩0分