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立川の最新屋内スポット「PLAY! PARK」&「PLAY! MUSEUM」全網羅

営業日時や料金などが変更になっている場合がございます。
最新の情報は公式HPなどでご確認ください。

東京・立川市にオープンした新街区「GREEN SPRINGS」(グリーンスプリングス)内にある屋内施設「PLAY! PARK」(プレイパーク)が、2020年6月19日(金)にオープン! 広々とした空間には、子供の遊び心をくすぐる仕掛けが満載です。

そこで今回は、「PLAY!」の魅力をたっぷり紹介します! 先にオープンした「PLAY! MUSEUM」(プレイミュージアム)も合わせてお届けします。

GREEN SPRINGSの詳細はこちら!

「PLAY!」とは?

「PLAY!」は、子供のための屋内遊び場「PLAY! PARK」と、絵と言葉をテーマにした美術館「PLAY! MUSEUM」の2つで構成された新スポット。JR立川駅北口から徒歩約5分の場所にある最新複合施設「GREEN SPRINGS」内にあります。

「PLAY! PARK」は、「未知との出会い」をテーマに、子供が楽しく遊べるプログラムや生演奏などのパフォーマンスが楽しめる子供のための屋内遊び場です。

「PLAY! MUSEUM」は、「絵とことば」をテーマに、映像やインスタレーションなどを駆使したユニークな展示が魅力の大人も子供も楽しめる美術館です。

さっそくそれぞれ細かく紹介していきます!

屋内遊び場「PLAY! PARK」

GREEN SPRINGSの3階に位置する「PLAY! PARK」は、思い切り体を動かせる直径22mの巨大な遊び場「大きなお皿」や、さまざまな材料で創作できるワークショップエリア、たくさんの絵本や木製玩具で遊べるエリア、音楽やパントマイムなど親子向けのライブパフォーマンスなど、さまざまな遊びやエンターテインメントが楽しめます。

「PLAY! PARK」は、1日3枠(1回90人)の事前予約による入れ替え制(1回2時間)で、「まいにちPLAY!」プラン、土日祝日は「PLAY! LIVE」プランで遊べます。大きな違いは、「まいにちPLAY!」ではワークショップに参加でき、「PLAY! LIVE」ではライブパフォーマンスが見られることですが、時間内であれば、どちらも自由に遊べます。

料金は、「まいにちPLAY!」は1人1,500円(税抜)、3歳未満700円で、「PLAY! LIVE」は、1人2,500円(税抜)、3歳未満500円。いずれも6カ月未満は無料です。

巨大な遊び場「大きなお皿」

エントランスのすぐ目の前にあるのが、ユニークな形状をした直径22mにも及ぶ超巨大な遊び場「大きなお皿」です。真っ白な大きな遊び場は、子供心をグッとつかんでくれること間違いなし!

オーバル状になった壁の傾斜を利用して周りを走ったり、すべり台のようにおしりやお腹ですべったり、寝転んだり、たくさんの子供が思い思いに遊べる空間になっています。ソファのように適度にやわかい素材なので、小さな子供が転んでも安心です。

もともとは、巨大空間に大きな風船遊具「バルーン・モンスター」が設置される予定でしたが、新型コロナウイルスの感染防止対策で、当面は遊具を設置せずにフリーで遊べます。巨大な空間をぜいたくに使えるのは今だけかも!?

「まいにちPLAY!」では、自由に遊べるだけでなく、スタッフと一緒に遊びやゲーム遊びを楽しめます。プレオープン当日は、スタッフによる優しいアテンドで、風船で動物を作ったり、自分で作った飛行機をみんなで飛ばしたり、自然と笑顔になれる遊びを満喫している子供がたくさんいました。

プログラムは、「話さないこと」を遊びにしたり、大きな布で風を感じたりと、密にならないような内容になっているので、ママパパも安心して一緒に楽しめますよ! 

0〜3歳までの赤ちゃんが遊べる「小さなお皿」

0〜3歳までの小さな子供専用エリア「小さなお皿」もあります。大きな窓から自然光が注ぐ直径7mの心地よい空間で安心して遊べます。

赤ちゃんもママの隣でつかまり立ちをして遊び場を満喫!

「小さなお皿」の前には、小さな子供用にチョイスされた絵本や温もりが感じられる木製玩具が並ぶエリアもあります。木製の本棚は座ったり、ブロックのようにして遊んでもOKなので、自由な発想で遊び方はさまざま!

このエリアのフロアはクッション性のあるコルク素材なので、ハイハイ時期の赤ちゃんも安心です。

小さなお皿の目の前に授乳スペースやオムツ替えスペースが設けられているので、移動がラクなのもうれしいですね。


音楽を奏でられるエリア

さまざまな楽器で音を奏でられるエリアもあります。ギターを見様見真似で弾いたり、木製ドラムや木琴などを手やバチで叩いたり、さまざまな音を作り出せる空間です。ドラム好きの男の子は、バチをうまく使って楽しそうに音を奏でていました!

グランドピアノでスタッフによる特別演奏が急に始まることも!?

自由に創作できる工作室

工作室では、スタッフによる「まいにちワークショップ」を開催。日替わりで内容が異なるオリジナルアート作品を創作できます。2種のワークショップのうち1つが選べます。事前予約は不要で、各回10人の当日先着になります。

また、水曜日はオリジナルコスチュームに身を包んで、立川周辺のアートにふれながら街を探検する屋外イベントが開催されるそうです! 

この日開催されていたワークショップでは、ある絵本にちなんだ立体的な飛行機作りに挑戦していました。一色で描いたり、さまざまな色を使ったり、国旗を描いたりと、どれも個性的な作品ばかり!

ワークショップ開催時間以外でも、自由に作品作りが楽しめるのもうれしいポイント! 絵の具やペン、クレパス、ハサミなどの文房具類はもちろん、発泡スチロールやヒモ縄、空き缶、ペットボトル、風船、ダンボールなど、さまざまな工作道具があり、自由に組み合わせてオリジナル作品を作れます。

描いた絵が作品になる展示エリア

展示エリアでは、隣接する「PLAY! MUSEUM」の展覧会と連動した遊びができるのが大きな特徴です。

現在は、「PLAY! MUSEUM」で開催されている「tupera tuperaのかおてん.」にちなんで、さまざまな「モノ」を大きなカラー用紙に配置して「顔」を作って遊ぶエリアや、常設展「エリック・カール 遊ぶための本」に関連した色がみを作ることができます。

プラスチックバットの「鼻」やミニカーや、たて笛の「目」、ゲームのコントローラーや縄跳びの「まゆげ」、ポンプの「口」など、なじみのある「モノ」が顔の一部としてアートに大変身!

さらに、子供が作ったアート作品を写真に撮って自由に壁に貼れるようになっています! 作品名や特徴などもすべて子供が考えて展示できます。子供が作った“壁アート”は、大人も楽しめる空間で、日々更新されていくのも見どころです!

一方、1枚の紙に自由に模様や色を塗って描いた子供たちの色がみ「PLAY! PAPER」は、プロのアーティストによって、後日新たなアート作品として生まれ変わるそうです。どんな作品ができるのか楽しみですね!


美大生が創るユニークなシアター鑑賞

多摩美術大学の学生が制作した映像作品が大きなモニターで見られるスペースもあり、座ってゆっくり観賞できます。思わずくすりと笑っちゃうコミカルな内容など、数種の映像が見られます。

本物の調理器具で遊べる!

木製玩具や世界中の調理器具を使ったごっこ遊びができるエリアもおすすめです。小さな子供にはちょっぴり大きな調理器具で、ひと味違う料理ごっこが楽しめますよ。手洗い場もあるので、万が一汚れても安心です。

通常プラン「まいにちPLAY!」

通常プラン「まいにちPLAY!」では、巨大な遊び場「大きなお皿」でスタッフ一緒にさまざまな遊びができるほか、ワークショップに参加できるのが特徴です。

料金:平日/1人1,500円、3歳未満700円
開催日:1日3枠(10:15〜12:15/13:00〜15:00/16:00〜18:00)
予約:要予約(入れ替え制)※先着順、予約は当日10時まで
定員:各回90名
対象:0〜12歳の子供と保護者
※税抜価格
※6カ月未満無料

土日祝限定プラン「PLAY! LIVE」

土日祝日は、「大きなお皿」の中央付近をステージにして、さまざまなジャンルの音楽を聞いたり、パントマイムなどの芸を鑑賞したりなど、五感が刺激される臨場感あるパフォーマンスを目の前で楽しめる「PLAY! LIVE」が開催されます。

座席などは設置せずに、「大きなお皿」の中央でパフォーマンスをするので、好きな場所に座って見られるのもポイント! 各回90名限定の少人数の予約、入れ替え制なので、大きな空間でソーシャルディスタンスが保たれているのもうれしいですね。

ライブは45〜60分ほどです。それ以外の時間は「大きなお皿」やほかの場所で自由に遊べます。

料金
土日祝日/1人2,500円、3歳未満500円、
開催日: 10:15〜12:15/13:00〜15:00/16:00〜18:00
予約:要予約(入れ替え制)※先着順、予約は当日10時まで
定員:各回90名
対象:0〜12歳の子供と保護者
※税抜価格
※6カ月未満無料

動画でわかるPLAY!PARK

徹底されたコロナ対策

水回りや授乳室、おむつ替え台は、3年ほど持つとされる抗ウイルスコーティングを行っているほか、入れ替え制の度に玩具をすべて消毒するなど、新型コロナ対策は万全。また、フロア内の数カ所に消毒液が配されています。なにより、少人数の定員で入れ替え制を導入しているため、密になりづらい状況も安心できます。

プレオープン当日は、90人ほどの人が参加したにも関わらず、1カ所に集中することなく、それぞれのエリアで人が分散していたので、密になることもありませんでした!

ベビーカーでは入場できないので、エントランス前に置いておきましょう。また、敷地内に自動販売機が設置されていますが、ふたが付いているものなら持ち込み可能です。


ユニークな展示・体験が満載の「PLAY! MUSEUM」

GREEN SPRINGSの2階にある「PLAY! MUSEUM」は、常設展示と企画展の2つが楽しめます。施設内はすべて写真・動画撮影がOKなのもうれしいポイント!

常設展は、年間を通して著名な絵本作家の史実や作品を詳しく紹介。現在は、世界各国で人気の絵本作家エリック・カールさんの世界観がたっぷり堪能できる「エリック・カール 遊ぶための本」を開催。作者の魅力はもちろん、おなじみの絵本「はらぺこあおむし」などの作品を新しい視点で展示・体験できるようになっています。

企画展は、ユニークな視点で人気作家や作品を期間限定で特集します。現在は、大ブレイクした絵本「かおノート」(コクヨ)や「しろくまのパンツ」(ブロンズ新社)などを手掛けるクリエイティブユニット「tupera tupera」(ツペラツペラ)による「tupera tuperaのかおてん.」を開催。人間の個性的なパーツ「顔」をテーマにした斬新なアイデアとユニークな発想が満載の空間になっています。

さらに、展覧会にリンクしたオリジナルグッズやメニューが楽しめる「PLAY! SHOP」と「PLAY! CAFÉ」が併設されています。

企画展「tupera tupera のかおてん.」2020年6月10日(水)〜12月29日(火)
常設展「エリック・カール 遊ぶための本」2020年6月10日(水)〜2021年3月28日(日)

企画展「tupera tuperaのかおてん.」

受付を済ませると現在開催されている「かおてん.」のユニークなかおシールとルーペがもらえます。

エントランス前には鏡があり、楽しむための極意が記されています。ルーペを使ってお気に入りの「顔」を探しに行きましょう!

鏡を使って顔にシール貼ってから、自らアート作品になったつもりで楽しむがおすすめです♪ 親子で張り合うとより楽しそうですね!

最初のエリアは壁や天井、床にまで顔のパーツが散りばめられています。スタートからワクワクするユーモアたっぷりの世界が広がっていますよ!

大人気絵本「かおノート」も展示され、自由に見ることができます。

おなじみの絵本の原画も展示されています。

絵本「モノモノノケ」の世界観が味わえるエリアには、ユニークな仕掛けも。怪しげな家の中には、なにかが潜んでいるようです…。

勇気をもって覗いて見ると、なにが潜んでいるかを発見できるはず。「モノ」を大事にしようと再確認できるかもしれませんね!?

「かお10(テン)」エリアには、あらゆる「モノ」を使って作られた巨大な顔が10作品展示されています。思わずくすっとなる個性派揃い! キャラ弁の参考になりそうな作品もありますよ。

裏側に立って正面から写真を撮ると、ユーモアたっぷりの写真に♪ 


大きさや表情もさまざまなカラフルな顔が並ぶエリア。ちょっとした仕掛けもありますよ! 

壁にセットされたパーツを自由に置いたり、自分が顔の一部になって真上の鏡に写る「顔」を撮影できる体験エリアもあります。現在は、新型コロナ感染防止対策のため、撮影のみ可能です。

「おひるねアート」のような撮影はできませんが、近くに寄って撮影することは可能です。

顔のパーツが壁にセットされていますが、残念ながらこちらも現在はさわれません。

さまざまな「顔」にワクワクしたりドキドキしたり親子で楽しめる企画展ですよ! 企画展をたっぷり楽しんだら続いて常設展のエリアへ。

常設展「エリック・カール 遊ぶための本」

常設展「エリック・カール 遊ぶための本」では、だれもが一度は読んだことのある「はらぺこあおむし」などの世界観がたっぷり味わえます!

ぽっこり空いた穴からは、おなじみの「はらぺこあおむし」がお出迎え! 記念撮影にピッタリです。

エリック・カール氏の絵本が「くぐる」「きく」「うごかす」「みつける」など、10の遊び方をテーマに展示されています。

大型モニターでは、彼ならではの作品を作る手法が見られます。紙に色や模様を描き、それを切り貼りして作品を作る様子は必見です! 

立体的な展示に加え、彼の生い立ちや世界中で愛されている絵本「はらぺこあおむし」誕生秘話や、初版は日本で印刷されたなど、驚きの事実も紹介されています。

「PLAY!」では、アーティストと参加者がコラボして創作活動を行うプロジェクト「Let’s! PLAY! PAPER!」を開催中です。これは、エリック・カール氏が絵本を作るうえで行っていた手法にならって、参加者が自由に色を塗ったり、模様を描いたオリジナルの色がみを集めて、プロのアーティストの手でひとつの作品を創作しようというもの。

このプロジェクトは、「PLAY! PARK」のワークショップ内で開催中のほか、自宅からも参加可能です。PLAY! PAPERを持参すると、「PLAY! MUSEUM」の入場料が200円割引になる特典もあるので、ぜひ親子でアート創りにチャレンジしてみましょう! 詳細は、公式サイトで確認ください。

■PLAY! MUSEUM 施設詳細
開館時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)
休館日:無休(展示入れ替え、年末年始をのぞく)
入場料:一般1,500円、大学生1,000円、高校生800円、中・小学生500円、未就学児無料

巨大なお皿の中で体を動かして遊んだり、ワークショップに参加したり、ライブパフォーマンスを体感できる「PLAY! PARK」と、ユーモアたっぷりのアート作品にふれられる「PLAY! MUSEUM」は、合わせて楽しむのがおすすめです!

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