浜松・浜名湖周辺の無料スポット12選　1日遊べる＆工場見学も！

浜松・浜名湖周辺には、子供と一緒に無料で遊べる施設がたくさんあります。そこで今回は、1日遊べる大型公園やテーマパーク、工場見学など、入場無料で楽しめるおでかけスポットを一挙に紹介します。

本物の航空機が見られたり、お菓子の製造過程が見学できたりと、普段できない貴重な体験ができる施設もあるので必見です！

浜名湖ガーデンパーク

浜名湖畔に広がる「浜名湖ガーデンパーク」は、四季折々の花や植物が楽しめる無料の大型公園です。

園内は、庭園や花の美術館がある「里のエリア」、一面に花が咲く花ひろばや屋外ステージがある「街のエリア」、広大な芝生広場で遊べる「西側エリア」に分かれていて、公園の中央にある高さ50mの「展望塔」からは、美しい浜名湖が一望できます。

ネット遊具やスプリング式遊具などがある「こども広場」や、噴水やポンプ型遊具で遊べる夏限定の「水遊び広場」など、子供の遊び場も充実しています。

東西に流れる水路を遊覧船でゆったり進む「遊覧船ガーデンクルーズ」も人気です。

航空自衛隊　浜松広報館（エアーパーク）

航空自衛隊が使用した実物の航空機などが見られる「航空自衛隊　浜松広報館（エアーパーク）」は、入館無料で楽しめるスポットです。

19機の航空機が見られる「展示格納庫」や、操縦席に座って飛行機の操縦体験ができるフライトシミュレータ（小学３年生以上）、航空自衛隊のパイロットが着用しているフライトスーツの試着など、ここだけの展示や体験がそろっています。

「展示資料館」では、航空機の仕組みについて学べる資料を展示。なかでも大きなスクリーンで航空機の映像が楽しめる「全天周シアター」は迫力満点！　小さな子供も飛行機の操縦を体験できるのが人気の「簡易シミュレータ」もありますよ。

石人の星公園（静岡県営都市公園 遠州灘海浜公園 中田島北地区）

「石人の星公園」は、自然と遊びがいっぱいの大型公園です。

16体の石人のモニュメントが出迎えてくれる園内には、野鳥や昆虫、植物の観察ができる「観察広場」をはじめ、ピクニックにぴったりの「いこいの広場」や、芝生が広がる「多目的広場」など、大きな広場があります。

「遊具広場」には、未就学児と小学生向けの大型遊具2基やターザンロープがあり、体を思い切り動かして遊べます。

自転車を持ち込んで練習できる「サイクル広場」では、子供用自転車や変わり種自転車、一輪車の無料貸出もしています。

中田島砂丘

写真提供：浜松・浜名湖ツーリズムビューロー

東西約4km、南北約0.6kmにわたる「中田島砂丘」は、日本3大砂丘に数えられる浜松を代表する観光地です。

遠州灘から吹く突風によって砂丘に描かれる模様「風紋」や、水平線に沈む夕陽など、ここでしか見られない幻想的な風景が楽しめます。

写真提供：浜松・浜名湖ツーリズムビューロー

砂丘の上を走ったり、浜辺で遊んだり、砂遊びをしたりもできます。毎年春から夏にかけて、アカウミガメが産卵する場所としても有名です。

また5月には「浜松まつり」があり、凧揚げ合戦が見られます。

弁天島海浜公園

「弁天島海浜公園」は、浜名湖に立つ高さ18mの赤い鳥居がシンボルの海浜公園です。

釣りのほか、春は潮干狩り、夏は海水浴や磯遊び、花火が楽しめます。磯遊びでは、カニやヤドカリなど、いろいろな海の生き物に出会えますよ。

うなぎパイファクトリー

「うなぎパイファクトリー」は、浜松のお土産で有名なうなぎパイの工場見学施設。入場は無料で、ガイドが付かない自由見学であれば予約不要で見学できます。

工場見学では、生地の仕込みから焼き上げ、検品、箱詰めまでの製造工程をガラス越しに見られます。途中にある大きなうなぎパイのモニュメントは、人気の撮影スポットです。工場見学の参加者は、記念品がもらえます。

うなぎパイを使った本格スイーツが楽しめる「うなぎパイカフェ」もあります。店内は広く快適で、子供連れでも安心です。ホットブレッドなどの軽食もありますよ。

マルマツ　工場見学

浜松のご当地グルメ・浜松餃子で有名な食品メーカー「マルマツ」では、無料の工場見学を実施しています。
1日100万個の餃子を作る工場の生産ラインが見られるほか、マルマツ餃子に関するだまし絵クイズなども楽しめます。見学時間は約60〜90分。

見学の最後には、焼きたての餃子を試食できます。

見学は完全予約制のため、前日16時までに公式サイトから申し込みましょう。

渚園

「渚園」は、浜名湖南部の埋立地にある公園で、東海道本線「弁天島駅」から徒歩10分ほど。
オートキャンプ場やBBQ場、野球場などの施設は有料ですが、入園は無料です。浜名湖畔を散歩したり、大きな芝生広場でピクニックを楽しんだりして楽しめます。

湖畔での水遊びや釣り、潮干狩りも人気です。レンタサイクル（有料）もあり、家族でサイクリングも楽しめますよ。

nicoe（ニコエ）

「nicoe（ニコエ）」は、うなぎパイで有名な春華堂が、伝統を生かしながらお菓子の新しい文化とスタイルを発信する、スイーツのテーマパークです。

春華堂の新ブランドや、本格ディナーを堪能できるレストランなどが集まっていて、イートインコーナーを併設するショップでは、作りたてのお菓子を味わえます。

小さな入口のトンネルをくぐった先にある屋内遊び場「プレイグラウンド082（おやつ）」や、ダイナミックな大型遊具「くるりの森」（写真）で遊べるガーデン「land scape」もあります。冬の時期には、光り輝くお菓子の世界をイメージした美しいイルミネーションも楽しめますよ。

スズキ歴史館

創業から100年以上を誇る二輪・四輪メーカー「スズキ」の歴史や車づくりについて紹介する「スズキ歴史館」。入場無料で織機メーカーとして設立された当時の機械や、戦後に作られた懐かしい車などが展示されています。

２階には、車の開発現場や組み立てラインを実物大で再現したモデル展示があり、工場見学気分で車ができる過程を学べます。また、リアルな立体映像で車づくりの様子を見られる「3Dシアター」も楽しめます。

堀出前中央公園

「堀出前中央公園」は、丘の上に大きな船の遊具「とびっこ号」があり、通称「とびっこ公園」とも呼ばれています。「とびっこ号」にはトンネルや縄ばしご、長いローラーすべり台などがあり、子供に人気です。

園内には幼児用のブランコやすべり台もあるので、小さな子供も思いっきり遊べます。公園の奥には野鳥の観察ができるデッキもありますよ。

夏場は噴水広場で、水遊びも楽しめます。

浜松市防災学習センター「はま防〜家」

浜松市防災学習センター「はま防〜家」は、防災に関する多彩な体験展示がそろった施設です。
災害はなぜ起こるのか、もし自分が遭遇したときにどう行動すればいいのかなどを映像や体験を通して学べます。

1階では、タブレットを使って防災クイズに答えたり、触れる展示で災害について学んだりと、ゲームや体験をしながら防災について学べます。

2階は、災害発生直後の街のリアルな模型や、避難所生活の不便さなどを体感できるフロア。実際に災害が起きたら自分の命を守るためにどうすればいいか、親子で考えるきっかけになりますよ。

今回紹介したスポットは、入場無料ながら1日遊べるところばかりなので、ぜひ家族でおでかけしてみてくださいね！