2019年10月22日(火)は、新天皇の即位を際して「即位礼正殿(そくいれいせいでん)の儀」が実施される今年だけの祝日になります。祝賀パレードは延期になりましたが、全国各地でさまざまな施設が無料開放されます。今回は、同日に東京都内で無料開放される27のスポットを紹介します。
恩賜上野動物園(台東区)
通常入園料(一般600円、65歳以上300円、中学生200円)→無料
パンダのシャンシャンをはじめ、迫力満点のゾウやスマトラトラ、インドライオンなど、約500種が展示されている人気動物園。園内では、動物園内を散策できるアプリ「Tokyo Parks Navi」を使うのがおすすめです。園内の見どころを紹介してくれる同アプリは、公式サイトからダウンロードできます。
東京都葛西臨海水族園(江戸川区)
通常入園料(大人700円、65歳以上350円、中学生250円)→無料
海のすぐ近くに建つ地上約30mもの大きなガラスドームが目印の水族園。ドーナツ型の大水槽や国内最大級のペンギン展示場を備えた同施設では、600種以上の海の生き物が見られます。春から非公開エリアで飼育され、10月15日(火)から屋外の展示場に再登場したミナミイワトビペンギンも必見!
東京都多摩動物公園(日野市)
通常入園料(一般600円、65歳以上300円、中学生200円)→無料
檻などを極力使わずに自然に近い環境に配慮した「放養形式」の展示が魅力の動物園。豊かな自然の園内では、トラやオオカミ、ライオン、キリンなど300種以上の動物が飼育されています。10月21日(月)〜12月22日(日)には、コアラ来園35周年を記念した特別イベントを実施! 先着で記念品がもらえるスタンプラリーや親子向けワークショップなどが開催されます。
井の頭自然文化園(武蔵野市)
通常入園料(一般400円、65歳以上200円、中学生150円)→無料
井の頭恩賜公園のほぼ3分の1の敷地面積を占める同施設は、動物園のほかミニ遊園地や彫刻園がある「動物園」と、水生物館や水鳥の展示が楽しめる「水生物園」からなります。リスが放し飼いにされている「リスの小径」や「モルモットふれあいコーナー」が人気。資料館1階の特設展示会場では、現在「秋のいきもの広場」を展示中です。
東京国立博物館(台東区)
通常入館料(一般620円、大学生410円)→無料
※総合文化展のみ
1872年に創設された日本最古の博物館。国宝や重要文化財約600点が展示されています。同日は、総合文化展のみ、無料で観覧可能。総合文化展では現在、天皇を中心とする宮廷社会で執り行なわれてきたさまざまな儀式や行事を紹介する特集も展示されています。上野動物園とあわせておでかけするのもオススメです。
江戸東京博物館(墨田区)
通常観覧料(一般600円、大学生・専門学校生480円、65歳以上・中高生300円)→無料
※常設展のみ
江戸東京の歴史や文化を体感できる博物館。江戸時代の日本橋や芝居小屋を実物大で再現した大型模型のほか、大名の駕籠や人力車などの体験型模型も充実! 江戸時代について、楽しみながら学べる施設です。
江戸東京たてもの園(小金井市)
通常観覧料(一般400円、大学生320円、65歳以上・中高生200円)→無料
江戸東京博物館の分館として平成5年にオープンした同施設は、歴史的建造物を復元・保存・展示する野外博物館。昔にタイムスリップしたかのような、のどかな風景が楽しめます。展示室では現在、近代日本を代表する建築家・堀口捨己の原点に迫る特別展「小出邸と堀口捨己すてみ−1920年代の創作活動、その造形と色彩−」を開催中。こちらも無料で観覧できます。
夢の島熱帯植物館(江東区)
通常入園料(一般250円、65歳以上120円、中学生100円)→無料
温かいドームの中で、小笠原諸島の貴重な植物を中心に、熱帯・亜熱帯の植物を自然に近い状態で観察できる施設。現在は、毎年大人気の限定イベント「ハロウィン・パーティー」を開催中! 芝生広場におばけカボチャが展示されており、自由に触ったり、転がしたりして遊べます。
品川歴史館(品川区)
通常観覧料(一般100円、小中学生50円)→無料
郷土資料の保存と活用を目的とした同施設は、原子・古代から現代にいたるまでの品川の歴史が学べるスポット。当日は、常設展示のほか、開催中の特別展「中世寺院と品川−妙国寺の歴史と寺宝−」も無料で観覧できます。また、オリジナルシナモングッズがもらえるコラボイベントも開催中!
新宿御苑(新宿区)
通常入園料(一般500円、65歳以上と高校生以上の学生250円)→無料
日本を代表する風景式庭園。
東京都庭園美術館(港区)
通常庭園入場料(一般200円、大学生160円、中高生・65歳以上100円)→無料
広大な緑の庭園に囲まれた美術館。当日は、庭園の入場料が無料になります。別途観覧料が必要ですが、現在開催中の「アジアのイメージ」展も楽しめます。
浜離宮恩賜庭園(中央区)
通常入園料(一般300円、65歳以上150円)→無料
潮入の池と二つの鴨場をもつ江戸時代の代表的な大名庭園。明治・大正・昭和初期の時代に、皇室の離宮として利用されていた同施設は見どころ満載です。
旧芝離宮恩賜庭園(港区)
通常入園料(一般150円、65歳以上70円)→無料
江戸初期の大名庭園。敷地内にはブランコやジャングルジムで遊べる児童公園もあるほか、JR山手線・京浜東北線「浜松町」北口から徒歩1分とアクセスも良いので、小さな子供を連れておでかけするのもおすすめです。
小石川後楽園(文京区)
通常入園料(一般300円、65歳以上150円)→無料
池を中心とした回遊式泉水庭園。文化財保護法により、特別史跡及び特別名勝に指定されています。今年6月にオープンした「びいどろ茶寮」では、お庭の景色とともに和定食や抹茶セット、季節限定メニューを楽しむことができます。
六義園(文京区)
通常入園料(一般300円、65歳以上150円)→無料
江戸の二大庭園の一つ。当日は、庭園ガイドも実施されます(11時〜/14時〜・各回約60分)。
旧岩崎邸庭園(台東区)
通常入園料(一般400円、65歳以上200円)→無料
国の重要文化財に指定されている旧岩崎邸の屋敷と庭園。現在は、楽しみながら同施設の歴史や文化に触れられる期間限定イベント「オータムフェスティバル」も開催中です。
向島百花園(墨田区)
通常入園料(一般150円、65歳以上70円)→無料
江戸の文化・文政期に造られた庭園。現在は、ススキやヒガンバナが見頃を迎えており、秋の景色を満喫できます。
清澄庭園(江東区)
通常入園料(一般150円、65歳以上70円)→無料
泉水や築山、枯山水を主体にした回遊式林泉庭園。当日は、庭園ガイドも実施されます(11時〜/14時〜・各回約60分)。
旧古河庭園(北区)
通常入園料(一般150円、65歳以上70円)→無料
大正初期の原型を留める貴重な庭園。27日(日)までの期間限定で開催中の「秋のバラフェステイバル」では、約100種200株のバラが楽しめます。
殿ヶ谷戸庭園(国分寺市)
通常入園料(一般150円、65歳以上70円)→無料
武蔵野の自然の地形を活かした回遊式林泉庭園。現在は、キンモクセイやゴンスイが見頃を迎えており、秋の景色を堪能できます。
神代植物公園(調布市)
通常入園料(一般500円、65歳以上250円、中学生200円)→無料
約4,800種類、10万本の樹木が植えられている都内唯一の植物公園。現在は、「秋のバラフェスタ」を開催中! 園内でさまざまなイベントが実施されるほか、無料の体験型フィールドアプリ「TOKYO PARKS PLAY」を使ってミッションゲームにチャレンジすることもできます。
東京都立東京港野鳥公園(大田区)
通常入園料(大人300円、65歳以上・中学生150円)→無料
たくさんの動植物でにぎわう公園。年間120種類前後、開園以来227種類の野鳥が観察されています。東京湾の周辺施設で開催中の「東京湾ぐるっとスタンプラリー 2019」の参加施設なので、ぜひ参加してみましょう。
新宿区立新宿歴史博物館(新宿区)
通常観覧料(一般300円、小中学生100円)→無料
※常設展のみ
新宿の歴史や文化について学べる博物館。新宿駅前のチンチン電車など、昭和初期の新宿を再現したコーナーもあり、子供にも人気です。当日は、新宿歴史博物館および林芙美子記念館が無料で公開されます。
すみだ郷土文化資料館(墨田区)
通常入館料(一般100円)→無料
墨田区の歴史を学べる資料館。なかでも、花見でにぎわう明治末年の墨堤をジオラマ模型で再現したコーナーが人気です。
タイムドーム明石(中央区立郷土天文館)(中央区)
通常観覧料(常設展示室100円、プラネタリウム300円)→無料
郷土資料の常設展示室、プラネタリウム、区民ギャラリーが併設された複合施設。当日は、常設展示とプラネタリウムの利用料が無料になります。人気のプラネタリウムでは、現在人気アニメ「チャギントン」と「ポケットモンスター」のプログラムが投影されています。
港区立郷土歴史館(港区)
通常観覧料(一般300円、小中高生100円)→無料
港区の歴史について学べる施設。大きなクジラの骨格標本などもあり、子供にも人気です。当日は、常設展のほか、10月19日(土)から開催中の特別展 日墺修好150周年記念「日本・オーストリア国交のはじまり −写真家が見た明治初期日本の姿−」も無料で楽しめます。
新宿区立漱石山房記念館(新宿区)
通常観覧料(一般300円、小中学生100円)→無料
新宿区で生まれ育った夏目漱石の記念館。館内には、数々の名作を世に送り出した「漱石山房」の書斎や客間、ベランダ式回廊などを再現したコーナーもあります。
お得に楽しめるスポットが満載でしたね。ぜひこの機会に、親子でおでかけしてみましょう。