スタジオジブリ作品の世界観を親子で体感できる新スポット「ジブリパーク」が、愛知県の「愛・地球博記念公園」内に、2022年秋オープンします。そこで今回は、2020年度から着工予定の「ジブリパーク」構想デザインを詳しく紹介します!
※2021年2月12日追記
ジブリの世界を体感できる5つのエリア!
「ジブリパーク」は、2005年に愛知万博が開催された「愛・地球博記念公園」内に誕生する新スポット。スタジオジブリ協力のもと、ジブリ作品をイメージしたデザインに生まれ変わります。
パーク内は5つのエリアにわかれていて、映画「となりのトトロ」や「魔女の宅急便」、「もののけ姫」など、世代を超えて愛されるスタジオジブリ作品の魅力でいっぱいです!
(1)青春の丘エリア:映画「耳をすませば」の「地球屋」などが再現!
来園者を迎える公園メインゲートには、斜面の高低差を活かして、映画「耳をすませば」に登場する「地球屋」が再現されます。また、映画「猫の恩返し」に登場する「猫の事務所」も設置されます。
さらに、スタジオジブリ作品に見られる19世紀末の空想科学的要素を取り入れたエレベーター棟も登場します。映画「ハウルの動く城」を彷彿とさせるエレベーター棟は、同パークの見どころのひとつになりそうです!
(2)ジブリの大倉庫エリア:子どもが遊べる巨大屋内施設
2018年9月末に営業を終了した同公園内の温水プールの空間を活用して、天候に左右されずに楽しめる屋内施設「ジブリの大倉庫エリア」にリニューアル!
巨大空間を活用して、子供の遊び場や常設&企画展示室、映像展示室、スタジオジブリの展示物を収蔵する倉庫などが設置されます。
映画「千と千尋の神隠し」に登場する「不思議な街」など、ジブリ作品の世界観がゆったりと楽しめる空間が多数登場します。売店やカフェなども予定されています。
(3)どんどこ森エリア:となりのトトロの世界観を満喫!
すでに公園内にある「サツキとメイの家」周辺は、映画「となりのトトロ」にちなんだ「どんどこ森エリア」になります。「どんどこ」とは、作品中にトトロが夜に傘を上下して踊る「どんどこ踊り」に由来しているそうです。
昭和の田園風景が広がる同エリアでは、公園の受付所が「サツキとメイの家」に合わせたデザインに生まれ変わり、裏山の森に散策路が登場します。
(4)もののけの里エリア:「タタラ場」モチーフの体験学習施設が登場!
田畑など日本的な景観を持つ「あいちサトラボ」内には、映画「もののけ姫」にちなんだ「もののけの里エリア」が誕生します。映画に登場する「タタラ場」をモチーフにした体験学習施設や「炭焼き小屋」、「タタリ神」や「乙事主(おっことぬし)」のオブジェも制作される予定です。
(5)魔女の谷エリア:「ハウルの動く城」&「魔女の宅急便」の世界観も再現!
大芝生広場近くにあり、現在未利用地エリアには、映画「ハウルの動く城」と映画「魔女の宅急便」の北ヨーロッパ風の空間が誕生します。
映画「ハウルの動く城」に登場する「ハウルの城」や荒地、映画「魔女の宅急便」の主人公・キキの実家「オキノ邸」や庭園が再現されます。親子向けの遊戯施設や休憩スポット、レストラン棟なども予定されています。
5つのエリアのうち、「青春の丘エリア」、「ジブリの大倉庫エリア」、「どんどこ森エリア」は2022年秋に、「もののけの里エリア」と「魔女の谷エリア」は開業から1年後にオープンが予定されています。
スタジオジブリ作品の世界を体感できるジブリパークの開業、今から待ち遠しいですね!
(C)Studio Ghibli
■ジブリパーク
オープン日:2022年秋(予定)
場所:愛・地球博記念公園内
※営業時間、料金などは未定