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人気「自転車教室」は本当に1日で乗れるのか? リアル体験レポ

子育てやお出かけの疑問を編集部が実際に体験・調査する「調べてみた企画」。第9回は、たった1日で自転車に乗れるようになる驚きの「自転車教室」を取材してみました!

自転車に乗る練習は、子どもにとっても親にとっても大変ですよね。何度も練習して転んでやっと乗れるようになるイメージですが、わずか数時間の練習で、乗れるようになってしまうという驚きの「自転車教室」が都内にあるそうです。それも1回1,000円と非常にリーズナブル。

そこで、いこーよ編集部が実際に教室を取材し、「どんな練習が行われているのか」、「本当に乗れない子どもが乗れるようになるか」を調査してきました。

人気自転車教室に参加してみた!

人気の自転車教室が体験できるのは、東京・国立競技場駅から徒歩5分の場所にある「神宮外苑サイクリングセンター」。今回は、補助輪を外して自転車に乗ったことがない2人の女の子と一緒に、実際に自転車教室に参加して、乗れるようになるかを調べてみます。

参加してくれたのは、しっかり者のSちゃん(5歳)と、元気いっぱいのAちゃん(5歳)。補助輪なしの自転車の練習をするのは2人とも、この日が初めてです

Sちゃんは、4歳から補助輪付き自転車に乗っているとのことですが、ストライダーに乗った経験はありません。一方、最近自転車を買ってもらったばかりというAちゃんは、ストライダー・補助輪付き自転車ともに経験が浅く、どちらも公園で2〜3回やった経験がある程度

そんな2人が自転車教室に参加して、たった1日で本当に自転車に乗れるようになるのか、早速検証スタート!

教室参加は先着順! 受付開始前から行列必至!

同教室は、毎週日曜日と祝日のみ開催されています(雨天時は中止)。事前予約などは行っておらず、当日に「神宮外苑サイクリングセンター事務所」で受付します

参加受付は、午前(9:30〜12:00)・午後(13:00〜15:30 )の教室ともに8:30からです。教室の参加定員はそれぞれ幼児(5才以上)30人、児童〜大人25人です

午前の部に参加しようとした編集部員は「教室のスタートが9:30だから、早めに9:00くらいに行けば十分」と考えていたのですが、以前同教室に参加したことがあるスタッフに聞いたところ、「それでは遅すぎる!」とのこと!

なんでも、8:00頃には定員が埋まるほどの行列ができていることもあるそうです。焦ったメンバーは、朝7:00に現地に行くことを決意! ついでに、一体何時からどのくらいの人が並ぶのかも併せて調べてみることにしました


【7:00】現地へ到着

まだ並んでいる人は誰もいません。さすがに7:00は早すぎたか…!?

【7:10】先頭の人が並び始める

と、思ったのも束の間! すぐに私たち以外の参加者が現れ、並び始めました。

じつはこのとき、先頭の人が来るまで、どこに並ぶのかわからずに迷っていました…。

サイクリングセンターの受付は、常設ではなく毎回開始前に設置されます。受付設置前に行った場合、看板などが何もないので、かなりわかりづらいですが、地図の「神宮外苑サイクリングセンター(受付)」の位置が並ぶ場所の目安になります

サイクリングセンターの方に聞いたところ、並ぶ場所は正確に決まっておらず毎回微妙に前後するそうですが、概ねこの辺りとのこと。すぐ近くにある緑色の自動販売機コーナーが一つの目印になりそうです

【7:30】受付が設置される

黄色のシャツを着たサイクリングセンターのスタッフが現れ、「乗り方教室受付」と書かれた看板と受付用のテーブル、受付時に使う自転車などを設置していきました。

受付が設置される7:30を過ぎた頃からは、続々と参加者が並び始めました。この日はこの時点で、10人前後の人が並んでいました。

【7:55】会場の設営が完了

そうこうしているうちに、会場には教室で使用する自転車がどんどん運びこまれていきます。8時前には会場の設営が完了していました

【8:15】沿道の列が道路のカーブに差し掛かる

受付開始15分前の様子。沿道の列がついにカーブに差し掛かるほどの大行列です。この時点で30組を有に超える参加者が並んでいました。この場合、前から30人の受付が終了した時点で、残りの人は午後のクラスに参加することになります

午後のクラスは13時からなので、午前のクラスに参加できなかった場合、かなり時間が空いてしまいます。午前クラスに参加したい場合は、やはり1時間以上前から並ぶ覚悟でいた方がよさそうです

【8:30】ようやく受付開始!

いよいよ受付がスタート。年齢などを伝えて申し込み用紙と番号札を受け取り、参加費1,000円を支払います。ちなみにこのとき、午前と午後の両方を同時に受付することはできません。午前クラスの参加者が午後のクラスも受講したい場合は、11:45の時点で午後クラスに空きがある場合のみ受付可能です

参加者は自転車にまたがり、地面にかかとがつくかどうかをチェックします。このときにかかとがつく人は児童、つかない人は幼児など、受講者の体型をみて参加クラスや使用する自転車のサイズが決定されるため、受付は必ず参加者本人が行う必要があります

朝はパパだけ先に来て並んでいる家庭も多い様子でしたが、受付開始時刻には参加者本人がいるように注意してください(本人がいないと受付はできません)。

受付が済んだら、あとは自転車教室の開始を待つのみ。この後、9:30からいよいよ教室がスタートします。


自転車教室がスタート!【午前クラス】

【9:30】教室スタート

まずは一人1台ずつ自転車に案内され、教室の説明を受けます。ここでは自転車へ乗るときの注意や、ブレーキのかけ方、スタンドの立て方などを教えてもらいます。教室初参加の2人は少し緊張した様子でしたが、真剣に説明を聞いていました。

「親が手助けしない」のがポイント

教室では基本的に全てのことを自力で行います。普段はママやパパが手助けしてくれることも、ここではありません。少し難しいと思うことにも自力で挑戦することで、「自分でやるしかない」という気持ちが自然と芽生えます

とはいえ、自転車に初挑戦する子どもにとって、最初はスタンドを立てるだけでも難しいもの。できない子どもがいれば、すぐにインストラクターがサポートしてくれるので安心です

【9:40】実践練習スタート

一通り説明が終わったら、いよいよ実際に自転車に乗って練習スタート! まずは、ペダルを外した自転車でバランス感覚をつかむ練習です。両足で同時に地面を蹴って、前に進みます

最初はストライダー感覚で、みんな楽しそうにやっていました。普段自転車に乗る機会が少ないAちゃんも、乗りたかった自転車に挑戦できてうれしそうです。

バランス感覚がつかめていない間は、どうしても片足ずつ地面に足がついてしまいます。両足で同時に地面を蹴って、足をあげたまま前に進めるようになるまで、ひたすらこの練習を繰り返します

これまで長時間自転車に乗った経験がないSちゃん。まさかこのあと2時間以上もこの練習をするとは、夢にも思わない様子…(笑)

ママ・パパは沿道から見守る

自転車教室の間、保護者はコースに入れないので、ママやパパは沿道から子どもを応援します。水分補給は自由にできるので、ママやパパがいる場所に戻ってきたタイミングで、休憩したりしている子どもの様子も見られました。


【10:20】やめたくなってくる

同じ練習を小一時間続けたところで、「もう疲れた。やめたい!」と泣き出したAちゃん。沿道にいるママに向かって、助けを求めるように訴えます(笑) 

5歳のAちゃんにとって、何か一つのことに長時間挑戦するのはこれが初めての経験。「もうイヤだ!」と泣き出しても無理はありません。

とはいえ、ここで甘やかさないのがポイント。「頑張って疲れたよね」と子どもに寄り添いながら、「ここでやめてしまったら、自転車に乗れるようにならないよ」と説得します

早朝から並んで教室に参加していることもあって、親側にも「ここでやめさせるわけにはいかない!」という意地が出てきます(笑)。

【10:50】練習再開

10分間の全体休憩を挟んで、練習再開です。2人ともかなり疲労の色が出てきましたが、ひたむきに頑張る姿に心を打たれる編集部一同。一回りたくましくなったように見える子どもたちの姿に、早くも涙しそうになるのをグッと堪えて見守ります。

【11:15】バランスが安定してきた!

両足を浮かした状態で、少し長い距離を進めるようになってきました。根気強く練習を続けた成果が現れ始め、ペダルを付けてもらえる兆しが見えてきました!

ペダルを付けてもらえるのはテスト合格者だけ!

練習中はコースの所々に立っているインストラクターが、子どもの様子を見ながらアドバイスをしてくれます。足を浮かせた状態で進める距離が長くなってくると、インストラクターに声をかけられ、コースの端から向こう端まで、どこまで長く進めるかテストを受けます。

両足を浮かせたまま長い距離を進んで、最後にブレーキで停まることができれば合格です。このテストに合格した子どもだけが、自転車にペダルを付けてもらえます。

2人ともペダルを付けてもらうことを目指して、足を長く浮かせて前へ進めるようにひたすら練習を繰り返します。思うようにできない悔しさや疲労感から涙を見せる場面もありましたが、何度も挑戦する姿は本当にたくましく立派でした!

【12:00】午前の教室が終了

疲労困憊の2人が集中力の限界を迎えたのと同時に、午前のクラスが終了…(笑)。午後のクラスにも参加するため、1時間のお昼休憩です。

すぐ側にレジャーシートを広げられる公園があるので、午前・午後と続けて受講する場合は、お昼ご飯を持参しておくのがオススメ。軽食が買える売店もありました。お昼休憩の間はできるだけ動かず、しっかりと体を休ませます。


自転車教室が再開!【午後クラス】

【13:00】午後の自転車教室がスタート

残念ながら午前中のクラスではペダルを付けてもらうことができなかった2人ですが、大好きな唐揚げとおにぎりを食べて元気が復活! 「午後こそペダルを付けてもらうぞ!」と、やる気を取り戻しました。気を取り直して、早速練習スタートです。

【13:20】出だしから絶好調!

午前中の練習でだいぶバランス感覚をつかめていたのか、午後の練習を始めた途端に安定して進める距離がみるみる長くなってきました。午前中から様子を見ていた編集部の全員が「安定してきた!」と実感するほど、明らかに上達しています

【13:45】ペダルをかけたテストに挑戦!

インストラクターからも「いけそうだ!」と声をかけられ、ペダルが付けられるかを見極めるテストをしてもらえるようになりました。とはいえ、ペダルは簡単には付けてもらえません!

何度かテストをしてもらえるようになったものの、途中でバランスを崩して足を付いてしまったり、ブレーキをかけてうまく停まることができなかったりと、なかなか合格の基準に達することができません

合格への最難関ポイントは「ブレーキ」

テストに合格するには、「ブレーキをかけてしっかり停まれる」ことが必須です。

テスト中にSちゃんがうまく停まれずに、三角コーンに突っ込んでしまいました。これは、しっかりとブレーキをかけられないのが原因です

しっかりと停まることができない状態で自転車に乗るのは危険なので、ブレーキのかけ方をマスターするまでは、ペダルを付けてもらえません

何度練習をしても手でブレーキをかけるよりも先に、足をついて停まってしまうAちゃん。インストラクターがマンツーマンレッスンで、きちんと理解できるまで徹底的に教えてくれました

【15:00】いよいよペダルを装着!

そして、インストラクターに熱心に指導して頂いたおかげもあり、Aちゃんがなんとか「ブレーキ」の難関をクリア! 晴れてテストに合格し、自転車にペダルを付けてもらえることになりました

ペダルを付けたら、まずスタンドを立てた状態でペダルに足を乗せます。足を乗せる位置や、つま先の向き、こぐときの視線などを教えてもらって確認します

つぎに、スタンドを外して右足をペダルに乗せ、左足で地面を蹴って助走をつけてからこぎはじめる練習をします。最初は地面を5回蹴ってから両足をペダルに乗せてこぎ、慣れてきたら3回、2回と地面を蹴る回数を減らしていきます。


最初はインストラクターがサポートしてくれました。そして、いよいよペダルをこぎ出した次の瞬間…!

乗れてるー!! (一同仰天)

インストラクターが手を離した瞬間、ちゃんと1人でペダルをこいで進んでいます。ペダルを付けてすぐに、(普通に)自転車に乗れてることにビックリ!

<そのときの映像がこちら>

ペダルを付けるまでに、バランス感覚をつかむ練習を徹底的に行っていたことで、あとは「ペダルをこいで前に進むだけ」という状態になっていたようです。あとはこれを何度も繰り返して練習するだけ。すぐに完璧に乗れるようになりそうです。

一方、Sちゃんも最後まで懸命に練習を続けましたが、やはり「しっかりとブレーキをかけて停まる」という点が課題となり、この日はペダルを付けてもらうことができませんでした

とはいえ、インストラクターからは「バランス感覚が良い」と称賛されていたSちゃん。少し身長が低めということもあり、じつは自転車教室で乗っていた自転車は足があまり届いていなかったという懸念もありました。そこで翌日、自宅で補助輪を外した自転車に挑戦!

すると…やはりAちゃん同様に、いきなり乗れるようになっていました!

<そのときの映像がこちら>

今回の自転車教室を通して「2人とも自転車に乗れるようになった」と言えそうですね


ほかの参加者にも聞きました!

今回、AちゃんとSちゃんは、午前・午後の教室を通して自転車に乗れるようになりましたが、ほかの参加者はどれくらい乗れるようになったのでしょうか? 何人かにインタビューして聞いてみました。

Kくん(5歳)/2回目の参加
自転車の補助輪を外したばかりだというKくんは、この日の1週間前にも半日(午後クラス)のみ自転車教室に参加。前回の教室では「あともう少し!」という感じだったようで、この日が2回目の参加となりました。

前回ペダルが付いていたというだけあり、この日も早い段階からペダルを付けてもらい、自転車に乗れるようになっていました。安定して乗れるようになるまであと少しです。

また、教室中に完璧に(1人で安定した状態で)自転車を乗りこなせるようになると、インストラクターから修了証をもらうことができます。この日も何人かの参加者が修了証をもらっていました。

Aちゃん(5歳)/2回目の参加
お姉ちゃんが使っている補助輪のない自転車をもらうことになり、教室に参加したというAちゃん。初回は半日(午前クラス)のみ参加してペダルを付けてもらえたものの、完璧に感覚を掴んで乗りこなせるように、今回も半日(午前クラス)のみ参加。

この日は中盤にはペダルを付けてもらって、安定した自転車走行ができるように。見事、修了証をもらっていました

<Aちゃんのコメント>
(自転車の練習は)楽しかった!

Aくん(5歳)/初めて教室に参加
自転車教室の噂を聞いて、埼玉県和光市から参加したというAくんは、この日が初めての参加。これまでキックボードやストライダーには乗っていましたが、補助輪なしの自転車に乗ったのはこの日が初めてとのこと。

午前・午後のクラスを受講して完璧に乗れるようになり、最後は修了証をもらっていました

<Aくんのコメント>
自転車に早く乗れて楽しかった!

ほとんどの参加者が1日で自転車に乗れるように!

個人差はあるものの、ほとんどの参加者が1日で(午前・午後クラスを通しで受講するか、半日の場合は2回参加する)、自転車に乗れるようになったことがわかりました! 早朝から行列ができる人気ぶりも納得の結果です。

今回取材をしてみて、この教室で子どもが自転車に乗れるようになるのは、インストラクターの指導はもちろん、その雰囲気や環境も大きいと感じました。先にペダルを付けてもらったお友だちを見て「悔しい」と頑張ったり、集中力が切れたときに練習を続けているお友だちの様子をみて踏ん張ったりと、ほかの子どもに刺激を受ける場面も多いようでした

また、普段手助けしてくれるママやパパも少し離れた場所から見守るだけで、介入できないというのもポイントです。親があれこれ口出ししない方が、子どもは頑張って練習するそう。この点は家庭で練習するときも意識しておきたいですね

家庭で練習する際のポイントをまとめた記事もあるので、ぜひ参考にしてください。

<人気自転車教室監修>補助輪なし自転車練習のコツ

自転車教室での体験は自信に繋がる財産に!

今回2人は午前と午後の自転車教室に参加し、あわせて5時間の練習に取り組みました。5歳の2人にとって、一つのことにこれほど集中して取り組んだのは人生で初めての経験。その達成感は一潮です。

2人とも途中で心が折れて「もうやめたい」と言ったり、何度も泣いたりしていましたが、終了後はすごくいい顔をしていました。最後まで頑張り抜いたこの経験は、本人にとっても大きな自信に繋がるはずです

一つの目標達成に向けて親子一丸となって頑張ることで、親子の絆が深まる経験にもなります。今回の自転車教室での体験は、子どもたちにとっても親にとっても大きな財産となりました。

子どもが目標達成に向けて努力しながら貴重な成功体験ができるという点でも、今回の自転車教室は素晴らしいと思いました! これから自転車の練習をしたいと思っている人はぜひ、参加してみてはいかがですか?

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。

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