【2024】全国の「大規模ひな祭り」イベント13選　神社や階段に雛人形展示

3月3日の「ひな祭り」に雛人形を飾る家庭も多いですが、全国には普通では考えられない数の雛人形が一堂に会する大規模な「ひな祭り」を開催するスポットがあります。そこで今回は、全国各地の大規模すぎる「ひな祭り」イベントを、インスタグラムで見つけた写真などもあわせて紹介します。

※2024年の最新情報に更新しています
※写真は過去開催時のものです

桃まつり「桃の節句　雛かざり」【東京都荒川区】

東京都荒川区にある「素盞雄（すさのお）神社」では、2024年も2月下旬〜4月上旬日に、桃まつり「桃の節供（せちく）雛かざり」が開催されます。

期間中は境内に咲く紅白の桃の花をお供えに、氏子崇敬者から奉納された雛人形が境内各所に飾られます。

鴻巣びっくりひな祭り2024【埼玉県鴻巣市】

「人形制作」を地場産業として誇り、「ひな人形のふるさと」としても知られている埼玉県鴻巣市では、例年2月下旬から3月上旬まで、「鴻巣びっくりひな祭り」が開催されます。2024年は2月16日（金）〜3月9日（土）の開催です。

メイン会場の「エルミこうのすショピングモール」には、高さ7mの日本一高いピラミッドひな壇が登場！　また、市内5カ所のサテライト会場では、「日本一大きい内裏雛＆雛蔵つるし飾り」や「六角錐ひな壇」「鴻巣びな」などが展示されます。

2024 かつうらビッグひな祭り【千葉県勝浦市】

千葉県勝浦市では、例年2月下旬から3月上旬にかけて、遠見岬神社の周辺をメイン会場に、市内各所に雛人形が飾られる「かつうらビッグひな祭り」が開催されます。2024年は、遠見岬（とみさき）神社の石段に約1,800体の雛人形を展示（雨天時はパネル展示）。夕暮れ時には、ライトアップも行われます。

過去には、勝浦市芸術文化交流センター・Kuste（キュステ）でも、写真のように「日本最大級の享保雛」をはじめ、貴重な雛人形8,000体が展示されました。

イベント期間中は、このほかにも市内の至るところに雛人形が飾られています。街中の雛人形を探しながらお散歩するのもオススメですよ。

また、2024年も昨年に引き続き、隣接する御宿町で2月23日（金・祝）〜3月3日（日）に開催される「おんじゅくまちかどつるし雛めぐり」とコラボ。スランプラリーを実施するほか、2月23日・24日・25日・3月2日・3月3日の限定で、勝浦と御宿を行き来する乗車無料のオープントップバス「ひなめぐりスカイバス」が無料で運行されます。

春よこい ひな祭り【神奈川県座間市】

神奈川県座間市の「座間神社」では、例年3月3日前後の数日間、神社正面の石段に1,000体の雛人形が並ぶ「春よこい ひな祭り」が開催されます。77段の石段を使ったひな壇は圧巻！　吊るし雛や木目込み人形など、さまざまなお雛様を見ることができます。

2024年は、3月1日（金）〜3月3日（日）の期間に開催されます。

老神温泉びっくりひな飾り【群馬県沼田市】

群馬県沼田市では、例年2月下旬から3月下旬まで「老神温泉びっくりひな飾り」が開催されます。

2024年は2月17日（土）〜3月24日（日）の期間に開催。メイン会場の利根観光会館に展示される幅18ｍ×高さ3.8mの特設ひな壇をはじめ、県内外より集められた約7,000体のひな人形が老神温泉の参加旅館などに並べられます。

期間中の2月23日（金・祝）、24日（土）、3月2日（土）、3日（日）10:00〜15:00には、湯の上集会所でそば店が営業予定。また、2月23日（金・祝）・3月3日（日）には、沼須人形芝居公演も予定されています（状況によって内容変更の場合あり）。

三十段飾り 千体の雛祭り【長野県須坂市】

長野県須坂市にある「須坂アートパーク」では、敷地内にある「世界の民族人形博物館」と「須坂版画美術館」の2施設で、例年1月中旬から4月中旬まで、「三十段飾り千体の雛祭り」を開催しています。約6,000体からなる30段のひな壇と、さまざまな年代のお雛様の展示が楽しめます。

2024年は、1月13日 （土）〜4月14日（日）に開催。レンタル衣装で、お雛様になりきって記念撮影ができる「お雛様なりきり体験」（有料。土日祝日のみ）も楽しめますよ。

第27回雛のつるし飾りまつり【静岡県賀茂郡東伊豆町】

静岡県賀茂郡東伊豆町の稲取温泉はつるし飾り発祥の地として知られ、神社の石階段を使って雛人形と雛のつるし飾りを展示する「雛のつるし飾りまつり」が、例年1月20日〜3月31日に開催されます。

第27回となる2024年は、例年通り1月20日（土）〜3月31日（日）の開催です。協賛会場である「なぶらとと」「収穫体験農園ふたつぼり」「八幡神社」でも、江戸時代の古今雛や、様々なつるし飾りの展示が見られますよ。

素盞鳴神社で開催される「素盞鳴神社雛段飾り」も必見。真っすぐに伸びる118段の石段をひな壇に見立てて、雛人形が並びます。開催期間は、2024年2月17日（土）から3月10日（日）です（雨天中止）。日本一（稲取温泉旅館協同組合調べ）の段数を誇る雛人形は、インパクト抜群！

可睡斎ひなまつり【静岡県袋井市】

静岡県袋井市にある可睡斎（かすいさい）では、「可睡斎ひなまつり」が例年1月1日から3月31日まで開催されています。2024年も例年通り、1月1日（月・祝）〜3月31日（日）に行われます。

イベント期間中は32段1,200体の雛人形のほか、等身大雛人形やさるぼぼの展示が楽しめます。国の有形文化財にも登録されている日本最大級のひな段は圧巻！

段々ロングな雛まつり（村山市のひなまつり）【山形県村山市】

山形県村山市では、例年3月上旬の数日間、「村山市のひなまつり」として市内の各所でひな人形の展示が行われます。なかでも「村山市民会館（小ホール）」では、幅13.5ｍ、高さ2.2ｍ（8段）のひな壇に昭和から令和の1,000体を超える雛人形が展示される「段々ロングな雛まつり」が開催されます。

2024年は2月29日（木）〜3月10日（日）の期間に開催予定。最上徳内記念館（2月23日（金・祝）〜4月16日（火））と、最上川美術館（2月16日（金）〜4月9日（火））では、雛人形展を開催予定です。

瓦とひなまつり【兵庫県南あわじ市】

兵庫県・淡路島の南あわじ市にある「南あわじ市産業文化センター」では、地元の特産品であるいぶし瓦とひな人形がコラボした「瓦とひなまつり」が、例年2月上旬〜4月上旬に開催されています。会場では、400年の伝統を受け継いできた津井の瓦やだるま窯の上に、お雛様がぎっしりと並べられます。

また、子供が雛飾りの道具を使って自由に遊べるコーナーもあります。着物の無料レンタルがあるのもうれしいポイント。着物を着て道具と一緒に撮影すれば、雰囲気満載の写真が撮影できますよ。

くままちひなまつり【愛媛県上浮穴郡久万町】

愛媛県上浮穴郡久万町では、例年2月下旬から4月上旬まで「くままちひなまつり」が開催されます。2024年は2月25日（日）〜4月7日（日）に「第10回くままちひなまつり」が開催されます。期間中は、久万町商店街を中心とした「ひな街道」に個性豊かな雛人形が並びます。

メイン会場の「あけぼの座」には巨大ピラミッドも登場し、約2,000体の雛人形が飾られます。

さらに今年は開催期間中、「ひなあつめの旅スタンプラリー」が毎日開催！　商店街にあるスタンプ5個を集めると景品がもらえますよ。3月24日（日）には、稚児行列や、子供対象の菓子まきイベントも行われますよ（雨天時は4月7日に延期）。

古都秋月 雛めぐり【福岡県朝倉市】

福岡県朝倉市では、各所に雛人形を飾って雛祭りをお祝いする「古都秋月 雛めぐり」が、例年2月上旬から3月上旬まで開催されています。期間中の土日祝日、3月3日の10:00〜16:00には、秋月城跡内の長屋門の石段に約600体の雛人形が展示されます。

陶器ひな作りなどのワークショップや、抽選でプレゼントが当たるクイズラリーも楽しめますよ。

旧藏内邸ひなづくし【福岡県築上郡築上町】

福岡県築上郡築上町にある国指定名勝「旧藏内邸」では、例年1月上旬から3月下旬まで、3,000体の雛人形が公開される「旧藏内邸ひなづくし」が開催されます。期間中は、「御殿飾り」から「さげもん」（つるし飾り）まで、さまざまな雛人形が大邸宅に並びます。

豪華な7段飾りをはじめ、和紙人形や押絵、木目込み、陶器、キャラクター雛などユニークな雛人形を楽しむことができますよ。

2024年は2月1日（木）〜3月26日（火）に開催。期間中には、煎茶と地元のあられ（300円）も楽しめます。

どの会場も、自宅で楽しむ雛飾りとは違った魅力がたっぷりです。ぜひ家族で足を運んでみてくださいね。