大分県竹田市の「くじゅう花公園」で、2026年9月30日(水)に、渡り蝶「アサギマダラ」の今季初飛来が確認されました。
10月中旬のピークに向けて飛来数が増える見込みで、園内では10月25日(日)まで「世界の蝶展〜佐藤春三コレクション〜」も開催中です。
海を渡る「旅する蝶」アサギマダラ
アサギマダラは、透き通るような浅葱色の羽を持つ大型の蝶です。
秋風に乗って、日本本土から南西諸島や台湾まで、1,000〜2,000km以上も旅をする「渡り蝶」として知られています。
阿蘇くじゅう国立公園内の標高850mにあるくじゅう花公園は、長旅の途中で羽を休め、蜜を補給する中継地となっています。
ピーク時には数百頭が乱舞
9月30日に確認されたのは3頭で、昨年より1週間遅い飛来となりました。
今後は天候の安定とともに数が増え、条件がそろう日にはフジバカマなどの周りに数百頭が集まって一斉に舞う光景が見られます。
人懐っこく、吸蜜中は間近でじっくり観察できるのも魅力です。
見頃は10月上旬〜中旬頃で、活発に飛ぶ10:00〜14:00頃がおすすめ。
雨が降らず、気温18〜24度前後の穏やかな日が出会いやすいタイミングです。
黄金色のマリーゴールドも見頃
園内では、一面を黄金色に染める「アフリカンマリーゴールド」をはじめ、秋の花々が見頃を迎えています。
鮮やかな花畑と、フジバカマの花畑を舞うアサギマダラの共演は、この時期ならではの光景です。
世界の蝶の標本80箱を公開
園内の「878イベントスペース」では、「世界の蝶展〜佐藤春三コレクション〜」を開催中。
昆虫収集家・佐藤春三氏が50年以上かけて集めた約3,000頭のコレクションから、厳選した標本80箱が公開されています。
青く輝くモルフォチョウや、日本最大級の「オオゴマダラ」、最小級の「タイワンヒメシジミ」などが一堂に集結。
「チョウとガの違い」などを学べる解説パネルや、実際に使われた捕虫網の展示もあります。
花畑を舞う野生のアサギマダラを観察したあとは、標本で世界の蝶を見比べられるのも楽しいところ。
秋の久住高原へ、親子で蝶に会いにおでかけしてみてはいかがでしょうか。
■「世界の蝶展〜佐藤春三コレクション〜」概要
開催期間:開催中〜2026年10月25日(日)
時間:9:00〜16:00
会場:くじゅう花公園 878イベントスペース
料金:入場無料
※別途、くじゅう花公園の入園料(大人・高校生以上1,300円、小人・5歳以上500円)が必要
※くじゅう花公園の開園時間は8:30〜17:30(最終入園17:00)
※アサギマダラの見頃は10月上旬〜中旬頃
所在地:大分県竹田市久住町大字久住4050








