0

ふるさと納税2025年トレンド発表! 生活防衛型が人気も"プチ贅沢"ニーズも広がる

営業日時や料金などが変更になっている場合がございます。
最新の情報は公式HPなどでご確認ください。

株式会社さとふるが、2025年11月5日、ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」のお礼品情報をもとに、2025年のトレンドを発表しました。

物価上昇や米不足の影響で、節約志向の「生活防衛型」お礼品の人気が続く一方、ちょっと特別な“プチ贅沢”お礼品への関心も高まっています。

もくじ

節約しながらも"ご褒美需要"が拡大

2025年のふるさと納税お礼品人気ランキングでは、日用品や訳あり商品といった「生活防衛型」のお礼品が上位にランクインしました。

一方で、1位をはじめ上位には牛タンやうなぎなど、「プチ贅沢」なお礼品も複数ランクインしています。

寄付件数を見てみると、2025年1月〜10月のカニへの寄付は前年同期比で約1.4倍に、美容・健康家電への寄付は4.3倍以上に伸びています。

特にかにしゃぶは、2025年9月だけで前年同月比約5.5倍と大きく拡大しました。

また、洋服カテゴリへの寄付件数も2倍以上に増えており「品質の良さ」や「特別な体験」を求める声が高まっています。

米不足でブランド米や新米の人気が上昇

2025年1月〜10月のさとふる内検索キーワードランキングでは、「米」が1位を獲得。全体TOP20のうち、米関連のキーワードが5つもランクインしました。

特にブランド米の寄付件数は前年同月比3.7倍以上、新米は約3倍とそれぞれ大きく増加しています。

米の価格高騰や不作による品薄を背景に、品質の高いものや信頼できる産地の味を確保したいという意識が高まっていると考えられます。

制度改正で「寄付のみ」への注目も高まる

ふるさと納税の制度改正により、2025年10月からは寄付受付時にポイントを付与するふるさと納税サイトでの寄付募集が原則禁止となりました。

制度改正前の9月には、さとふるのあとから選べるお礼品の寄付件数が20倍以上となるなど、駆け込み期ならではの変化が寄付行動に表れました。

なかでも特徴的だったのは、お礼品を伴わない寄付のみのお礼品の増加です。

2025年10月22日時点での掲載数は2022年と比べて3.2倍以上、9月の寄付件数は29倍に急増。お礼品を選べる楽しさもあるふるさと納税ですが、お礼品なしで自治体を応援したいという動きが広がっているようです。

家計のやりくりに工夫を重ねながらも、質の高いお礼品を選ぶ傾向が強まっています。ふるさと納税を賢く活用して、家族の食卓や暮らしを豊かにしてみてはいかがでしょうか。

■「2025年ふるさと納税お礼品トレンド」概要
発表日:2025年11月5日(火)
発表元:株式会社さとふる
対象期間:2025年1月〜10月
主なトレンド:生活防衛型お礼品、プチ贅沢なお礼品(カニ、美容家電、洋服)、ブランド米、新米、寄付のみのお礼品

この記事をあとで読む
0
お気に入りの記事や、あとで読みたい記事を保存できるよ!