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7月15日は「大阪港開港記念日」!夏休みにもおすすめベイエリアの楽しみ方8選

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2025年7月15日(火)は「大阪港開港記念日」。日本の物流と大阪の街の発展を支え続けてきた大阪港が生まれた、特別な日です。広大な海や大きな船が間近で見られるベイエリアは、子供の好奇心をくすぐる魅力でいっぱい!

そこで今回は、親子で大阪港周辺のベイエリアを満喫するためのおすすめの楽しみ方を紹介します。

「大阪港開港記念日」をきっかけに、家族でベイエリアにおでかけをして新たな魅力を発見&再発見してみましょう。夏休みのおでかけ先や旅行先としてもおすすめです♪

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
※TOP画像提供:セーラム/PIXTA

もくじ

「大阪港開港記念日」とは

7月15日は「大阪港開港記念日」。近代的な貿易港として、大阪港が外国に向けて開かれた1868年(慶応4年)7月15日にちなんで制定されました。

古くは「難波津」(なにわづ)と呼ばれ、古代からアジア大陸との玄関口として栄えていましたが、淀川から流れる土砂の堆積に悩まされていました。そこで、近代港湾への整備を進め、国際貿易港として発展。大阪の商業・工業の目覚ましい発展の礎となりました。

現在では、世界中のコンテナ船が行き交う国際戦略港湾として、私たちの暮らしと経済を力強く支えています。普段何気なく目にしている港の風景も、その歴史や役割を知れば、また違った魅力が見えてきますね。

関連イベント「大阪港みなとまつり」開催!

大阪市では、「大阪港開港記念日」(7月15日)と「海の日」(7月第3月曜)にちなんで、海や港への関心を高め、親しんでもらうために「大阪港みなとまつり」として複数のイベントを開催します。 

なかでも親子注目のイベントが、2025年7月20日(日)に「大阪北港マリーナ」前面セーリングゾーンで開催される「ヨット体験乗艇」。誰でも簡単・気軽にセーリングを楽しめるように設計された「アクセスディンギー」というユニバーサルデザインの小型ヨットでの体験乗艇にチャレンジできます!

イベント当日に会場で時間帯ごとに先着順で受付が行われるため、早めのおでかけがおすすめです。

  1. 10時〜12時(定員60人)
  2. 12時〜14時(定員60人)
  3. 14時〜15時(定員30人)

小学生以上が対象ですが、保護者同伴の場合は3歳以上から参加可能。参加費は1人300円です。普段はなかなか体験機会がないマリンレジャーを気軽に楽しめるチャンスをお見逃しなく♪

イベント内容を詳しく見る(外部サイト)

それでは、ここからはベイエリアの総合レジャースポット「天保山ハーバービレッジ」を中心に、夏休みにもおすすめのおでかけ施設や楽しみ方をご紹介します!

【おすすめスポット】天保山ハーバービレッジ

「天保山ハーバービレッジ」は、世界最大級の水族館「海遊館」を中心としたベイエリアの総合レジャースポット。グルメ、ショッピング、アミューズメントが楽しめる「天保山マーケットプレース」や、大阪クルーズが楽しめる帆船型観光船「サンタマリア号」など、初めてのベイエリア観光はもちろん、何度行っても楽しめるおでかけスポットです。

「天保山ハーバービレッジ」内のおすすめスポットをピックアップ!

海遊館

ベイエリアの王道スポットのひとつ「海遊館」。世界最大級の水族館で、ジンベエザメが悠々と泳ぐ巨大な水槽「太平洋」、ペンギンたちの暮らす「南極大陸」、カマイルカたちの「タスマン海」水槽など、環太平洋各地を再現した水槽の数々は子供の記憶に強く残るはずです。

また、オフィシャルショップには、海の生きものたちをモチーフにしたぬいぐるみやお菓子、文房具などのオリジナルグッズがたくさん! 見ているだけでも楽しい空間です。

■海遊館
営業時間:日に追って異なる
料金:価格変動制

天保山大観覧車

同じくベイエリアの王道スポット「天保山大観覧車」では、大阪港の全景を見下ろす空中散歩が楽しめます。大観覧車には床が透明な「シースルーキャビン」があり、スリル満点の体験もできますよ♪

また、夜は美しいイルミネーションで彩られます。ゆっくりと動く観覧車の中から眺める、光り輝く大阪港の夜景は、家族にとって特別な思い出になるはずです。眼下に広がるキラキラの世界を見ながら、「おうちの明かりはどれかな?」「橋が光ってるね」など、おしゃべり時間を楽しんでみてください。

■天保山大観覧車
営業時間:10:00〜21:00、または10:00〜22:00(日によって異なる)
※チケット販売は営業終了15分前まで
料金:3歳以上一律900円
※お得な「サンタマリアセット券(サンタマリア乗船券+大観覧車乗車券)」あり

帆船型観光船「サンタマリア号」

開港の歴史に思いを馳せるなら、海上からの眺めが一番! コロンブスの船を模した観光船「サンタマリア号」のクルーズでは、港大橋や天保山大橋、コンテナターミナル埠頭など、ダイナミックな港の風景を楽しむことができます。

まるで海賊船のような船に、子供のドキドキ・わくわく感もアップ♪ デッキに出て潮風を感じながら「次は何が見えるかな?」とクイズを出し合ったり、双眼鏡を持参して遠くの景色を観察したりするのもクルーズならではの楽しみ方です。

日中の大阪港を約45分で巡る「デイクルーズ」と、夕暮れ時のロマンチックな雰囲気も楽しめる「トワイライトクルーズ」があります。トワイライトクルーズは予約優先で、2025年4月19日(土)〜10月26日(日)の土・日・祝日の限定運航。今年は、万博会場の大屋根リングを海上から眺める限定コースを運航中です!

■帆船型観光船「サンタマリア号」
出航時間:11:00〜17:00(季節によって異なる)
料金:【デイクルーズ】中学生以上1,800円、小学生900円、幼児は大人1人につき1人まで無料/【トワイライトクルーズ】中学生以上2,300円、小学生1,150円、幼児は大人1人につき1人まで無料
※お得な「海遊館セット券」「天保山大観覧車セット券」「レゴランド・ディスカバリー大阪セット券」あり

キャプテンライン

海遊館のすぐそばの乗り場「西はとば」から、対岸の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」近くの「ユニバーサルシティポート」までを結ぶシャトル船「キャプテンライン」。片道約10分の短い乗船時間なので、初めて船に乗る子供にも◎。海の上を移動する体験は、子供にとって立派なアトラクションです♪ 

「USJのジェットコースターが見えるよ!」など、目的地が見えてくるワクワク感を親子で共有してみましょう。

なお、乗船券には、大観覧車乗車券100円OFFや、ホテルシーガルでの飲食10%OFFなど4つの特典付きでおでかけや観光にピッタリ!

■キャプテンライン
出航時間:公式サイトでご確認ください
料金:中学生または13歳以上900円(往復1,700円)、小学生500円(往復900円)、3歳以上400円(往復700円)、2歳以下は大人1人につき1人無料
※2025年7月19日(土)〜8月24日(日)・30日(土)・31日(日)は、中学生または13歳以上1,100円(往復2,100円)、小学生600円(往復1,100円)、3歳以上500円(往復900円)、2歳以下は大人1人につき1人無料
※お得な「海遊館&キャプテンラインセット券」「サンタマリア&キャプテンラインセット券」あり

天保山マーケットプレース

グルメ・遊び・ショッピングが充実の「天保山マーケットプレース」。すべてのお店が屋内にあり、天候を気にせず楽しめます。

親子連れには、レゴブロックを使った乗り物や、大阪の街並みを再現した巨大なジオラマなどが楽しめる「レゴランド・ディスカバリー・センター大阪」や、犬・猫・ウサギ・モルモット・爬虫類とのふれあえる屋内動物園「天保山アニパ」などがおすすめです。

食事は、1970年開催の「大阪万博」のころの元気な大阪の街並みを再現したフードテーマパーク「なにわ食いしんぼ横丁」へ! たこ焼きやお好み焼きなど、活気あふれる雰囲気の中で大阪グルメを味わえます。レトロな看板や三輪トラックなどもあり、食事はもちろんタイムスリップ気分で写真撮影も楽しんでみてくださいね♪

【おすすめスポット】天保山公園

※「天保山ハーバービレッジ」から徒歩で約5分

「海遊館」のすぐ隣にある「天保山公園」内には、“日本一低い山”として知られる標高4.53mの「天保山」があります。宮城県仙台市にある日和山が日本一低いとされていますが、写真のように国土地理院の二等三角点が設置されている山の中では日本一低い山と位置付けされています。

山頂の標識もあり、記念撮影のスポットとしても人気です。さらに、公園から徒歩1分ほどの商店街にある天保山商店会加盟店に行くと「登頂証明書」を無料で発行してもらえます♪

天保山商店会加盟店(外部サイト)

園内には子供の気分転換にもってこいの遊具もあり、おでかけスポットを巡る合間の休憩場所としても利用してみてくださいね。

【おすすめスポット】GLION MUSEUM

※「天保山ハーバービレッジ」から車で約4分/徒歩で約15分

100年以上の歴史を持ち、近代化遺産として価値の高い築港赤レンガ倉庫を改装した「GLION MUSEUM(ジーライオンミュージアム)」は、世界中から集められた希少なクラシックカーやヴィンテージ車がずらりと並び、まるで古い映画の世界に迷い込んだかのような雰囲気です。

館内は4つの展示場に分かれており、プレステージの高い「ロールスロイス」や「TOYOTA2000GT」などの名車の数々が“動く状態”で展示されているのも特徴のひとつ。ステーキハウスやフレンチレストランも併設されています。

ピカピカに磨かれた自動車に、大人はもちろん子供も心がときめくこと間違いなし! 素敵な写真をたくさん撮ってみてください(車両にふれての撮影はできません)♪

■GLION MUSEUM
営業時間:11:00〜17:00
料金:中学生以上1,300円〜1,900円(日によって異なる)、小学生以下無料

【おすすめスポット】さきしまコスモタワー展望台

※「天保山ハーバービレッジ」から車で約11分/最寄り駅「大阪港駅」利用で約22分

「天保山ハーバービレッジ」がある築港エリアから少し離れたベイエリア・咲洲(さきしま)エリアの中心にそびえたつ大阪のランドマーク「さきしまコスモタワー」の55階にある展望台。地上252mの高さから、これまで巡ってきた大阪港の全景を360度の壮大なパノラマで一望でき、おでかけの締めくくりにもピッタリ! 

巨大なコンテナ船が人や車と比べてどれだけ大きいか、ひっきりなしに船が出入りする様子、レゴのように積まれたコンテナなど、リアルタイムで観察できる港の様子は子供の知的好奇心を強く刺激するはずです。また、天気が良ければ明石海峡大橋や関西国際空港まで見渡せますよ。

足元から天井までひと続きになった大きな窓や、長くて透明なシースルーエスカレーターも、子供にとっては特別なアトラクションに感じられます。

■さきしまコスモタワー展望台
営業時間:11:00〜22:00(最終入場は21:30)
料金: 高校生以上1,200円、小学生以上600円、70歳以上1,000円

大阪の発展の歴史を知り、海を感じ、大阪グルメを味わい、美しい景色に感動する。「大阪港開港記念日」は、エリア周辺の魅力を再発見できる絶好の機会です。今度の週末や夏休みは、ぜひ大阪ベイエリアへ足を運んでみてください♪

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