名古屋で体験型アート展「旅する光の切り絵展」が初開催　光と映像が融合した幻想空間

愛知県名古屋市中区栄の「電気文化会館」で、2025年7月12日（土）〜8月31日（日）まで、「旅する光の切り絵展 〜くうそうって、まほうだよ〜」が開催されます。

愛知県出身の光の切り絵作家・酒井敦美氏による、切り絵のぬくもりと美しさに"光"と"映像"を融合させた幻想的な空間を味わえる体験型アート展です。

光と切り絵が織りなす不思議な世界

この展覧会では、酒井敦美氏が手がける独自の表現「光の切り絵」によって生み出された、ノスタルジックで優しい物語の世界を体感できます。

繊細に切り取られた色とりどりの紙に光を透かすことで命を吹き込む、唯一無二の手法が特徴です。

見どころ満載の多彩な体験空間

本展では、光の当て方によってまったく異なる絵に変化する驚きの作品《一画二驚》をはじめ、街並みや川、海といった情景がダイナミックに展開される《地球スケッチ》などが見どころです。

また、かわいらしい光の切り絵が物語と音楽とともに動き出す《うごく絵本》や、万華鏡のような幻想的な光の切り絵の世界が広がる《音彩万華鏡》など、多彩な空間を体験できます。

愛知県出身の光の切り絵作家・酒井敦美氏

独学で絵を学んだ酒井氏の作品は、温かく幻想的な光に包まれ、まるで夢の中に迷い込んだような心地よさを与えてくれます。

愛・地球博記念公園（長久手市）では、9月25日（木）まで、愛・地球博20周年記念事業「愛・地球博20祭」のシンボル展示として制作された《地球の樹》が展示されています。

大人も子供も、感性のままに味わえるこの体験型アート展で、繊細で色鮮やかに切り取られた「光の切り絵」の世界を、家族で楽しんでみてはいかがでしょうか。

※写真は過去会場のものになります