静岡県静岡市の国道150号沿い、久能山のふもとにある通称「いちご海岸通り」および「久能街道」沿いにある約30軒の観光いちご農園で、約120年の歴史を持つ石垣を使った伝統栽培のいちご狩り「石垣いちご」がスタートしました。
2022年5月上旬まで、採れたていちごの食べ放題を楽しむことができ、家族のレジャーにピッタリです!
伝統栽培の「石垣いちご」は甘くておいしい!
静岡市は、徳川家康が晩年を過ごした地。久能山には、家康公を祀り、国宝にも指定される「久能山東照宮」があり、古くから多くの参拝客でにぎわっています。
日本のいちご栽培のはじまりは、明治29年(1896年)に、久能山東照宮の宮司がアメリカから持ち帰った1株のいちごの苗を、久能山のふもとで栽培したのがはじまりだと言われています(諸説あります)。
当時はまだ、現在のような温室ハウスがなかったため、自然の力を利用した栽培方法が開発されました。傾斜がある石垣を使った栽培は、平地に比べて多くの陽が当たり、熱が蓄積されます。さらに、水はけも良いため、うまみが凝縮された甘いいちごが育ちます。
約120年経った現在は、観光いちご狩り発祥の地と言われる「いちご海岸通り」や「久能街道」に、30軒以上の観光いちご農園があり、伝統栽培の「石垣いちご」が楽しめます。
酸味が少ない「章姫」が食べ放題!
各いちご農園で体験できるいちご狩りの主な銘柄は、静岡市発祥の「章姫(あきひめ)」です。濃い赤みと長めの果実が特徴で、やわらかくてジューシーな口当たり。酸味も少ないため、小さな子供も食べやすい品種です。
2022年は、5月上旬までいちご狩りが楽しめる予定。2月から5月にかけては、料金が少しずつ安くなりますよ!
※農園によって、いちご狩りの時間や料金、品種、サービスなどが異なる場合があります
甘くておいしい伝統栽培のいちごが堪能できる「石垣いちご」。農園によっては、お取り寄せもできるので、自宅でも楽しめますよ。詳細は公式サイトをチェックしてくださいね。
■「石垣いちご」のいちご狩り
開催期間:2022年5月上旬まで
時間:9:00〜16:00
休業日:期間中は無休
※天候、店舗により変動あり
場所:静岡市駿河区・清水区 国道150号「いちご海岸通り」「久能街道」沿いの観光いちご農園
アクセス:
【自動車】東名静岡・清水インターから、約10km(約20分)
【バ ス】静岡駅北口バスターミナル4番・8番乗り場「しずてつジャストライン」(約45分)東大谷行き終点「東大谷」乗り換え、 久能山下(くのうざんした)行き終点「久能山下」
料金:
【〜1月31日】小学生以上2,000円〜、2歳以上小学生未満1,000円〜
【2月1日〜28日】小学生以上1,800円〜、2歳以上小学生未満900円〜
【3月1日〜31日】小学生以上1,600円〜、2歳以上小学生未満800円〜
【4月1日〜5月31日】小学生以上1,200円〜、2歳以上小学生未満600円〜
※農園によって、いちご狩りの時間や料金、品種、サービスなどが異なる場合があります
実施中の新型コロナ感染予防対策(各店舗により異なる)
- お客様とスタッフのマスク着用徹底
- お客様とスタッフの検温
- 手指消毒液の設置
- ハウス内の入場制限
- ハウス内の常時換気
- 受付・直売所カウンターにアクリル板を設置