山口県周南市にある「周南市徳山動物園」に、アジアの生息環境を再現した「アジアの熱帯雨林ゾーン」が、2021年11月23日(火・祝)にオープンしました。
エリア内は、国内最大級の広さを誇る「ゾウ屋外飼育場」をはじめ、「マレーグマ舎」「コツメカワウソ飼育場」「ヤマアラシ飼育場」「爬虫類館」で構成され、熱帯雨林に生息するさまざまな動物たちが見られます。
熱帯雨林に生息する動物たちを展示!
2020年3月に開園60周年を迎え、園内の全面リニューアルを進めている「徳山動物園」。リニューアル第5弾として、約4,000平方メートルの敷地に、アジアの熱帯雨林をイメージしたエリアをオープンしました。
どの施設も、動物たちが実際に生息する環境をできるだけ忠実に再現し、より動物たちの魅力がわかる展示内容となっています。
スリランカゾウエリア
国内最大級の広さを誇る「ゾウ屋外飼育場」には、今回、新たに深さ1.6mのゾウプールが完成。夏にはプールで豪快に水浴びする様子が見られます。
熱帯いきもの館「太陽と水の森」
爬虫類を展示する「熱帯いきもの館 『太陽と水の森』」には、ビルマニシキヘビをはじめ、ヘビやカエル、カメ、熱帯魚などが暮らし、熱帯雨林の森に入り込んだような気分に。爬虫類のうろこを表現した建物の外観にも注目!
マレーグマ舎
木の上で過ごすことも多いマレーグマの生活が、より豊かになるよう準備された2階建ての「マレーグマ舎」。木登りしたりと活発に動く様子が観察できます。
コツメカワウソ飼育場
「コツメカワウソ飼育場」には、水辺で生活するコツメカワウソにとってうれしい、遊べる空間がたくさん用意されています。水中と陸上で活発に動きまわる生き生きとしたカワウソの姿に注目してくださいね。
ヤマアラシ飼育場
「ヤマアラシ飼育場」は、高低差のある地形を生かし、西側は柵なしで観覧できるモート形式、東側は小さな子供も動物を間近で観察できるガラスビュー形式という、2つの展示形式を組み合わせたスタイル。
「徳山動物園」では、これまでにも「ペンギンプール」や「ふれあいゾーン」、「ふんすい広場」などが新しくリニューアルされています。今後は、「アフリカのサバンナゾーン」などもリニューアル予定です。新たなゾーンの完成が今から楽しみですね!
■周南市徳山動物園
開園時間:9:00〜16:30(最終入園は16:00まで)
休園日:火曜
※詳しくは公式サイトをご確認ください
場所:山口県周南市大字徳山5846
入園料:大人600円、小学生〜高校生300円、未就学児無料